最後に訪れたのは、稲住温泉。
こちらには、2つの作品が残されていました。
【秋ノ宮村役場】1951年
一見、スキー場のペンションかと見紛う外観の役場。
現在は稲住温泉敷地内に移築保存されています。
深く軒を出した緩い勾配の屋根、広い開口、雪国のバルコニー。
着工前に地元住民から寄せられた、この地にふさわしくないとの意見だったそうですが、
当時は実証で全て逆の結果を出したのだとか。
ただ、残念なことごく最近の積雪が原因だろうと思うのですが、
その昔心配されたことが現実に…、庇がバッサリ落ちていました。
こちらも玄関ポーチの柱の細工、水下のほおづえ、工夫が目を引きます。
修復されて、保存活用が進むことを祈ります。
@ふると
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