教室をお休みする前に12月のメニューをお知らせしないと…と思い、試作中です。
おたのしみコースは、2回実施予定。クリスマスのおもてなしをテーマにしたいと思います。
過去にいろいろなクリスマスのお菓子を作ったけど、まだ実習した事がないものがたくさんあります。
世界中でいろいろなクリスマスのお菓子があるけれど、基本コースが生クリームデコレーションなので、応用ってことで同じスポンジ系で実施していたのですが、クリスマスにスポンジのお菓子を使うのは、日本とドイツのブッシュ.ド.ノエルくらいで実は、ほとんどないのです。
だからこそ、今年はちょっと違ったクリスマスの演出を…と思って、一番先に頭に思い描いたものは、イギリスのクリスマスプティング。
郡山でずっと習っているティーマナーの講座『はなれんぼ』でもデザートに先生が用意してくれたことがありますが、通常3週間手間隙かけて作り、しかも12時間以上も茹でなくてはいけないというドライフルーツたっぷりのスパイシーなお菓子です。
はなれんぼの先生の旦那様も大好きなので、手間がかかるけど毎年時期が近づくと仕込まれるそうです。正直、手間を聞いただけで私的には作る気がおこりませんでした。
でも、とっても簡単に作れるクリスマスプティングの作り方を知ったので、自分流に作ってまいました!!
食べ比べたわけではないのですが、簡単なのに手間をかけたものと変わらないクリスマスプティングが出来ました。
私の旦那様にも好評だったので、男の人が好む味なのかもしれません。ちょっと、ゆべしにも似た食感も気に入ったみたいです。
クリスマスプティングにも使う『ミンスミート』(スパイシーな漬け込みドライフルーツ)でを作ったので、ミンスミートパイも作ってみました。
こちらは、以前習っていた西洋料理の教室で冷凍パイシートと市販のミンスミートで作った時、美味しいと思った1品。こちらもイギリスのクリスマス菓子『ミンスミパイ』です。
実は、昨年もこのメニューを取り入れようと、試作していたのですが、いつもの漬け込むドライフルーツを使ってミンスミート風にしたら、味がきつく想像していた味と違ってしまったので、2品目ということもあってくるみパイだけにして、実習しませんでした。
でも、そのときの味とは全く違った以前美味しいと思った、ミンスパイの味になりました。
イギリスで、昔は肉を入れてミンスミートを作っていたそうですが、現在は牛脂を入れて作るのが本来のミンスミートです。でも、私は牛脂を入れたミンスミートがあまり好きではありません。バターでも代用できると知って、昨年の試作ではバターを入れたのですが今回はバターも入れませんでした。でも、いつもの漬け込みドライフルーツを利用していろいろ混ぜたら即席でミンスミートになりました。ミンスミートを作ろうと何度か挑戦した事がありますが、今回のものが一番お気に入り。スパイスが何種類か入っていますが、ハーブやシナモンが嫌いと言っている、家の家族も、美味しいと食べていました。
自分好みにブレンドしたのも良かったのかも。
私自身、ミックススパイスは苦手と思っていた、ヨーロッパ風のスパイシーな組み合わせですが、それが美味しいって感じました。
実際、応用コースでスパイシーなダークフルーツケーキを実習した事があり好評だったのに、その後の年に実習したジンジャークッキーに本来入れるはずのスパイスを嫌われるだろう、と思って入れずに説明だけしたら、「ダークフルーツケーキのスパイシーな味が美味しかったのに」とか、「家では、入れて作ろう」という意見が多く、ミックススパイスが日本人は苦手と思っていたのは、思い込みなのかもしれないと思いました。
ミンスパイは、食べてもドライフルーツだともわからないくらいなんだろう???と感じるかも!?
同じミンスミートを使っているのに、クリスマスプティングとミンスミート、味も食感も全く感じがします。
実家では、ミンスミートの方が好評でメインにした方がいい。という意見がでましたが家では、どちらかというとクリスマスプティングが好評でした。どっちをメインにしようかな~。
12月は、2回おたのしみコースがあるので、もう一回は、スポンジ系がいいかな???とも思うのですが、過去におためしコース、応用コースと4度も実施しているザッハトルテをやりたいという希望があったので、おたのしみコースが2回ある12月か3月にザッハトルテを入れるか検討中です。
4月のおたのしみコースが2回あったことで、偏っているのでザッハトルテのように、過去に何度も実施したものは、今後 応用コースでも実習しにくいのでこの機会に実習してしまおうかと思っています。
1月のチョコレートのケーキは、新たなメニューで検討します。