☆史上最強の法則-海外支局☆

☆The Unrivaled Principle in History☆

府中の魔物~第10話「大欅の向こう側」

2007-10-26 12:01:15 | 競馬
府中の杜には、魔物が棲んでいる。





『桜の木の下には、死体が埋まっている。』

4月になると、一斉に咲き誇る桜。そして、その桜の木の下での花見酒。
花見酒は、とかく陽気な酒になる。
それは、桜の木から妖気が漂っているからである。
これまた、巷間、真しやかに囁かれているにだが・・・・・

ちなみに、私は日本にいる頃、会社の仲間と花見ならぬ、『葉っぱ見』を、毎年、桜が散った後に市ケ谷の土手でやっていた。
いつだったかは忘れたが、スッカリ酔っ払った私は、土手を転げ落ちてしまったようだ。
自分ではおぼえていないのだが。
やはり、桜の木の下には・・・・・・・


そして、府中にも・・・・・・
3コーナーと4コーナーの中間にある府中名物・大欅(ケヤキ)。
どうして、こんな所に大欅があるのでしょうか?切るに切れない理由でもあるのでしょうか?

実は、この大欅の下には、この地域の開墾の祖・井田摂津守是政とその一族のお墓があるからなのです。
そして、府中で競馬が開催される度に、供養が行われているのです。

1991年秋の天皇賞で、サイレンススズカが故障発生したのが、
ちょうどこの大欅の向こう側であった・・・・

と、すると・・・・・

まさか・・・・・





次回、衝撃の最終回!

遂に府中の魔物正体が明らかに・・・・

乞う!ご期待!


=つづく=