■血統傾向■

馬場改修後04年以降の過去8年で、父SS系が【3-4-3】で、2年連続ワン・ツーを決めているものの、芝のこの距離にしては、ヤヤもの足りない印象は拭えない。SS系の中で複数回3着以内に入っているのは【0-1-1】のゴールドアリュールと父で2着1回、母父で3着1回のフジキセキ。このアリュールとフジキセキというのは、SS系の中でもダート寄りの血統であることに注目。
ダート血統といえば、父SS系と同じ3勝をあげている【3-1-0】の父ミスプロ系。そのミスプロ系は、父SS系を相手に取り、自身は母父に入り2連勝中(昨年1着の母父カコイーシーズは、ミスプロ系の源流であるネイティヴダンサー系のレイズアネイティヴ系のライン)。
と、よくよく見てみれば【1-1-1】のフレンチデピュティとクロフネ親子、ストームバード系などのダート寄りの血統が目につく。
他では、府中が得意なトニービンをはじめとするグレイソブリン系が【2-1-1】、そして、ダンチヒ系【0-1-2】とニジンスキー系【0-1-2】。
■レースキャラ■
クラシックへの有力な登竜門と巷間では言われているが、実はクラシックで活躍した馬はそれほど出ていない。過去8年で3着以内に入った馬のうち、クラシックで馬券対象になったのは、07年1着フサイチホウオー(皐月賞3着)、08年2着タケミカヅチ(皐月賞2着)の2頭しかいない。クラシックの勝ち馬は、馬場改修前の01年1着のジャングルポケット(ダービー1着)まで遡らなければならない。
また、NHK杯に目を向けても、10年2着のダノンシャンティがNHKを制しているものの、それ以前となると00年1着のイーグルカフェの10年前の話になってしまう。
ちなみに、06年1着のアドマイヤムーンは古馬になった07年にドバイDF、宝塚記念、そしてJCを勝ち、10年2着のトーセンジョーダンは11年の秋天を制した。
府中の1800mで行われることもあり、ここで好走すれば如何にもダービーで活躍しそうな気がするが、実際は全くそんなことはない。言葉は悪いかもしれないが、過去8年の顔ぶれを見てみると、ここが生涯最高の成績を収めた馬や、古馬になってもG2、G3は勝てても、G1には一枚足りない馬が殆どなのである。
今年の注目馬は、なんといってもディープブリランテとゴールドシップだが、ここは勝ったとしても、問題はその先のクラシック戦線とその後。果たして…?
■コース傾向■

芝1800mは、ここまで二鞍しか施行されておらず、傾向も出ていない。
■使える過去データ■
先週は、裏付けとなるデータがないにもかかわらず、虎の巻に書いてあったメモで的中できた東京新聞だったが、この共同通信杯についても虎の巻にメモを残していた。しかも、データ付きで。ただし、そのデータのネタ元が何だったのかは書いてない…
*データ集計期間は中山開催(03年)を含む2000年~2011年の過去12年
*%は、勝率、連対率、複勝率の順
1.前走6着以下【0-0-1-35/36】…0.0% 0.0% 2.8%
2.前走初勝利【0-0-1-17/18】…0.0% 0.0% 5.6%
3.前走1着(2勝目以上)【4-6-4-28/42】…9.5% 23.8% 33.3%
4.前走重賞3着【1-2-3-2/8】…12.5% 37.5% 75.0%
5.前走2着【6-1-0-8/15】…40.0% 46.7% 46.7%
6.左回り勝利実績【6-8-1-2/17】…35.2% 82.4% 88.2%
と、手間暇かけて消去していっても、結論としては人気どころに落ち着くんだろうなあ。

馬場改修後04年以降の過去8年で、父SS系が【3-4-3】で、2年連続ワン・ツーを決めているものの、芝のこの距離にしては、ヤヤもの足りない印象は拭えない。SS系の中で複数回3着以内に入っているのは【0-1-1】のゴールドアリュールと父で2着1回、母父で3着1回のフジキセキ。このアリュールとフジキセキというのは、SS系の中でもダート寄りの血統であることに注目。
ダート血統といえば、父SS系と同じ3勝をあげている【3-1-0】の父ミスプロ系。そのミスプロ系は、父SS系を相手に取り、自身は母父に入り2連勝中(昨年1着の母父カコイーシーズは、ミスプロ系の源流であるネイティヴダンサー系のレイズアネイティヴ系のライン)。
と、よくよく見てみれば【1-1-1】のフレンチデピュティとクロフネ親子、ストームバード系などのダート寄りの血統が目につく。
他では、府中が得意なトニービンをはじめとするグレイソブリン系が【2-1-1】、そして、ダンチヒ系【0-1-2】とニジンスキー系【0-1-2】。
■レースキャラ■
クラシックへの有力な登竜門と巷間では言われているが、実はクラシックで活躍した馬はそれほど出ていない。過去8年で3着以内に入った馬のうち、クラシックで馬券対象になったのは、07年1着フサイチホウオー(皐月賞3着)、08年2着タケミカヅチ(皐月賞2着)の2頭しかいない。クラシックの勝ち馬は、馬場改修前の01年1着のジャングルポケット(ダービー1着)まで遡らなければならない。
また、NHK杯に目を向けても、10年2着のダノンシャンティがNHKを制しているものの、それ以前となると00年1着のイーグルカフェの10年前の話になってしまう。
ちなみに、06年1着のアドマイヤムーンは古馬になった07年にドバイDF、宝塚記念、そしてJCを勝ち、10年2着のトーセンジョーダンは11年の秋天を制した。
府中の1800mで行われることもあり、ここで好走すれば如何にもダービーで活躍しそうな気がするが、実際は全くそんなことはない。言葉は悪いかもしれないが、過去8年の顔ぶれを見てみると、ここが生涯最高の成績を収めた馬や、古馬になってもG2、G3は勝てても、G1には一枚足りない馬が殆どなのである。
今年の注目馬は、なんといってもディープブリランテとゴールドシップだが、ここは勝ったとしても、問題はその先のクラシック戦線とその後。果たして…?
■コース傾向■

芝1800mは、ここまで二鞍しか施行されておらず、傾向も出ていない。
■使える過去データ■
先週は、裏付けとなるデータがないにもかかわらず、虎の巻に書いてあったメモで的中できた東京新聞だったが、この共同通信杯についても虎の巻にメモを残していた。しかも、データ付きで。ただし、そのデータのネタ元が何だったのかは書いてない…
*データ集計期間は中山開催(03年)を含む2000年~2011年の過去12年
*%は、勝率、連対率、複勝率の順
1.前走6着以下【0-0-1-35/36】…0.0% 0.0% 2.8%
2.前走初勝利【0-0-1-17/18】…0.0% 0.0% 5.6%
3.前走1着(2勝目以上)【4-6-4-28/42】…9.5% 23.8% 33.3%
4.前走重賞3着【1-2-3-2/8】…12.5% 37.5% 75.0%
5.前走2着【6-1-0-8/15】…40.0% 46.7% 46.7%
6.左回り勝利実績【6-8-1-2/17】…35.2% 82.4% 88.2%
と、手間暇かけて消去していっても、結論としては人気どころに落ち着くんだろうなあ。