☆史上最強の法則-海外支局☆

☆The Unrivaled Principle in History☆

フェブラリーSの法則2

2012-02-14 00:00:00 | 砂王の法則
フェブラリーSが創設された97年以降から昨年までの過去15年を、中山開催を含む03年以前(過去7年)と馬場改修後の04年以降(過去8年)の過去データを比較しながら、近年の傾向を探ってみる。

■性齢■

<03年以前>
4歳:2-4-1
5歳:4-1-2
6歳:1-1-3
7歳:0-1-1

<04年以降>
4歳:3-4-1
5歳:4-1-2
6歳:1-0-3
7歳:0-2-2
8歳:0-1-0

今も昔も4歳と5歳が中心で、7歳馬・8歳馬からは勝ち馬が出ていない。
今年の人気所は、トランセンドを筆頭にいずれも6歳以上。波乱の余地はありそうだ。
なお、牝馬はこれまで何頭出走しているのかは知らないが、ここまで1頭も馬券対象になっていない。

■人気■

<03年以前>
1番人気:2-1-0
2番人気:1-2-2
3番人気:0-1-0
4番人気:1-1-3
5番人気:1-0-0
6番人気:2-0-0
7番人気:0-1-1
8番人気:0-1-0
9番人気:0-0-0
10以下:0-0-1

<04年以降>
1番人気:6-0-1
2番人気:0-2-1
3番人気:1-3-1
4番人気:0-0-1
5番人気:0-2-0
6番人気:1-0-1
7番人気:0-1-0
8番人気:0-0-0
9番人気:0-0-2
10以下:0-0-1

03年以前は、1番人気が全く当てにならなかったが、04年以降は過去8年で6勝3着1回と、馬券圏外に消えたのは1回のみと抜群の安定感を誇っているが、典型的な頭あってヒモなしタイプであることには注意。買うなら1着固定、買わないならバッサリと切る手もある。
今年の1番人気は間違いなくトランセンドだが、同馬は6歳。前項で見たように6歳馬は過去15年で2勝しかしていない。ますます波乱の匂いが漂ってくる。

■馬体重■

<03年以前>
500kg~:2-1-2
490kg~:2-2-0
480kg~:0-1-3
470kg~:0-1-1
460kg~:0-1-1
450kg~:2-0-0
440kg~:1-1-0

<04年以降>
500kg~:4-5-5
490kg~:2-1-0
480kg~:1-1-2
470kg~:0-1-0
460kg~:0-0-0
450kg~:1-0-1
440kg~:0-0-0

03年以前は、440~450kg台の馬が3勝を上げているが、04年以降は480kg以上の馬が【7-7-7】と大型馬の活躍が目立つ。

■前走■

03年以前は、前走G1組が【3-2-1】に対して、04年以降は【6-7-4】と、G1以外の組みを圧倒。これは、地方交流を含めたダートG1路線の整備が定着してきたことが大きいと考えられる。
04年以降の前走G1組の内訳は次の通り。

JCD:4-0-0
東京大賞典:1-3-3
川崎記念:1-4-1

また、各G1での着順別成績は以下の通り。

JCD組
1着:3-0-0
2着:1-0-0

東京大賞典組
1着:1-1-1
3着:0-0-1
5着:0-1-1
7着:0-1-0

川崎記念組
1着:0-1-1
2着:0-2-0
3着:1-1-0

今年は前走G1出走馬は、トランセンド、ワンダーアキュート、そしてヤマニンキングリーの3頭。だったら、この3頭で堅いのか?と言われれば、さにあらず。JCD1着のトランセンドは、ここでも頭あってヒモなしの傾向が出ており、ワンダーとキングリーにしても東京大賞典2着馬および6着馬は、過去8年での実績はない(東京大賞典2着から参戦した99年1着のメイセイオペラのみ)。
やはり、今年のフェブラリーSは大荒れになってもおかしくはない。

前走G1以外の路線としては、根岸S組【1-0-3】、平安S組【1-0-1】と、03年以前に比べると明らかに不振傾向にあり、一応、フェブラリーSへのステップレースと位置付けられてはいるものの、実際にはその意義が薄れてきていることがわかる。

根岸S組
1着:1-0-2
11着:0-0-1

平安S組
1着:0-0-1
2着:1-0-0

ちなみに、前走で条件戦に出走していた馬は09年2着のカジノドライヴ(前走1600万下1着)1頭のみで、同馬は新馬戦を勝ったあとにアメリカに渡りG1に挑戦したほどの素質馬であった。

最後に、前走の着順別成績を。
1着:5-3-5
2着:2-2-0
3着:1-1-1
4着:0-0-0
5着:0-1-1
7着:0-1-0
11着:0-0-1

前走で掲示板以上に載った馬が【8-7-7】と、掲示板を外した馬は2頭しか馬券になっていない。

1強あるいは2強とマスコミが煽る今年のフェブラリーSだが、過去のデータを見る限りでは、穴から入る手も大いにありそうだ。

☆史上最強のフェブラリーSの法則☆
1.血統傾向…ロベルト系を狙え!(特にBT系)
2.コース傾向…父SS系(ただし、本番前までの傾向を見定めてから)
3.枠番…頭は5枠より外から選ぶべし!
4.年齢…4歳馬&5歳馬
5.人気…1番人気は買うなら頭!買わないならバッサリと!
6.馬体重…大型馬(490kg以上)を狙え!
7.前走…G1出走組・格は不問で5着以内(ただし、条件戦出走馬は消し!)・根岸S組は3着以内・平安S組は2着以内


というわけで…
☆シルクシュナイダー(4歳)…アグネスデジタル×リアルシャダイ
前走アルデバランS(OP)2着。
父アグネスデジタルは02年の覇者。母父リアルシャダイはロベルト系で、07年1着のサンライズバッカスと同じ。
が、賞金不足で出れるのか?また、出れたとしても連闘で使ってくるのか?
たぶん出てこないな。