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中山記念の法則

2012-02-20 00:00:00 | 中山の法則
■血統傾向■

昨年こそ1~3着を父SS系が独占したが、過去10年で父SS系は【2-5-6】と勝ち切れない。
活躍が目立つのは、ローエングリン、バランスオブゲームのリピータのお蔭もあるのだが、父ノーザンダンサー系【5-2-3】。同系統は、これまたリピーターのカンパニーとエアシェイディのお蔭もあって、【4-4-4】と母父でも活躍している。

ノーザン系内訳は、ニジンンスキー系【3-2-0】、サドラーズウェルズ系【3-1-1】、ノーザンテースト系【2-3-3】と、リピーターズの影響で、殆どがこの3系統に集約される。

■人気■

不良馬場で行われた一昨年こそ、13番人気-12番人気で決まり、荒れに荒れた中山記念であるが、基本的に大荒れは望みにくく、一昨年を除けば、毎年3番人気以内の馬が必ず1頭は3着以内に入っている。

<人気別成績>
1番人気:4-1-1-4
2番人気:1-1-2-6
3番人気:0-2-2-6
4番人気:1-3-1-5
5番人気:0-0-2-8
6番人気:2-0-0-8
7番人気:0-2-1-7
8番人気:1-0-0-9
9番人気:0-0-1-9
10以下:1-1-0-37

■前走■


<前走格別成績>
G1:4-3-2*海外G1含む
G2:0-1-2
G3:4-6-5
OP:2-0-1

前走G1組とG3組が優勢。なお、着順は不問。

■枠番出目■
内枠有利と言われる中山芝1800mであるが、この中山記念も例外ではない。

1枠~2枠:5-3-1
3枠~4枠:1-2-2
5枠~6枠:1-2-5
7枠~8枠:3-3-2

7枠~8枠の成績も良いが、これは少頭数で行われるケースが多いため。少頭数の場合は枠番はそれほどきにしないでも良さそうだ。

■馬番出目■

枠番で見ると7枠~8枠の成績も良かったが、馬番で見てみると8番以内が【7-6-6】と圧倒的に優勢。

■G1馬■
過去10年の3着以内を見てみると、いずれもG1ではチョイ足らずの馬、即ちG2大将の馬ばかり。
一方、G1馬は過去10年で5頭出走して【1-3-0-1】と、馬券にならなかったのは2002年のエイシンプレストンの1頭だけ。そのエイシンプレストンにしても、斤量60kgの酷量を背負わされてのものであり、基本的にはG1馬は信頼できる。やはり別定のG2では格がモノを言うのである。

<G1馬の成績>
02年エイシンプレストン…5着(1番人気)
06年ダイワメジャー…2着(1番人気)
09年ドリームヤーニー…2着(4番人気)
11年ヴィクトワールピサ…1着(1番人気)/キャプテントゥーレ…2着(4番人気)

馬券になったG1馬4頭のうちドリジャニを除く3頭には皐月賞馬という共通点がある。また、ドリジャニと馬券にならなかったエイシンプレストンには、朝日杯優勝馬という共通点がある。

今年の登録馬中のG1馬はリアルインパクト(11年安田記念)とエイシンアポロン(11年マイルCS)の2頭のみ。両馬には中山のG1での勝利実績はないものの、ともに朝日杯2着があり、アポロンについては皐月賞と同じコースで行われる弥生賞でも2着がある。

☆リアルインパクト…ディープインパクト×メドウレイク

☆エイシンアポロン…ジャイアンツコーズウェイ×サドラーズウェルズ

どちらも人気にはなるだろうが、格がモノを言う別定のG2ならば、この2頭で決まり。あとはG2大将のトゥザグローリーが人気をバカスカ吸収してくれることを願うのみ。