20日に告示された東京都知事選では選挙掲示板で同一のポスターがスペースの半分近くを埋めたことが問題になっている。政治団体「NHKから国民を守る党」は「ポスター掲示場をジャックせよ。」とうたい、立候補者の掲示板の枠に自分の好きなポスターを張れるとして寄付を募った。選挙に無関係のポスターが他陣営のものを取り囲むように並ぶ様子はSNSで拡散。「民主主義の根幹」となる選挙制度が揺れている。
立候補者の掲示板は、立候補者を知って貰うために設置されてきた。「私は◯◯です。知ってください。投票お願いします。」という思いを掲示してきた。それを無視する行為は、「選挙妨害」と言っても良いと思う。