7(13)の倍数の見分け方
【step1】3桁まで
abc
p=2a+3b+c
q=9a-3b+cとする。
pを7で割った余り=abcを7で割った余り
qを13で割った余り
=abcを13で割った余り
(∵)
100a+10b+c=7(14a+b)+(2a+3b+c)
100a+10b+c=13(7a+b)+(9a-3b+c)
(例)462
p=8+18+2=28→余り0(7の倍数)
q=36-18+2=20→余り7
462=7×66=13×35+7
【step2】
3桁ずつ区切る。
それぞれ7(13)で割った余りp[n](q[n])を考える。
A=(奇数番目の和)-(偶数番目の和)
Aを7(13)で割った余りが元の数を7(13)で割った余りである。
(例)123456789
123 | 456 | 789
p[3]=2+6+3=11→4
p[2]=8+15+6=29→1
p[1]=14+24+9=47→5
A=(5+4)-1=8→1→余り1
123456789=7×17636684+1
q[3]=9-6+3=6→6
q[2]=36-15+6=27→1
q[1]=63-24+9=48→9
A=(9+6)-1=14→1→余り1
123456789=13×9496676+1
(2021/2/25)
【蛇足】
r=a-b+cとすると、11で割った余りを考えることができる。
r[3]=1-2+3=2→2
r[2]=4-5+6=5→5
r[1]=7-8+9=8→8
A=(8+2)-5=5→余り5
123456789=11×11223344+5