□機動戦士ガンダム ラストホライズン
第7話 明日の朝日のために
第7話 明日の朝日のために
ジオン公国軍のルッグン、ドップ編成のロングノーズ12は、
アリゾナ州フェニックスの地球連邦軍対空施設と航空戦力を殲滅。
ただ、ガンタンクを逃したようですが、脅威は消滅したと判断します。
この報告を聞き、ラッケン隊は、今晩奇襲を掛けることを計画します。
一方、レオ中佐たちは、列車を用いた何かしらを完成させます。
彼らの元にも、フェニックスの戦力がやられたとの報告が伝わり、
レオ中佐は、今夜にでも攻撃があると準備を進めます。
ナナオは、夕日に染まる「錆びた地平」を見て、レオ中佐に言います。
俺、ホントは、夕日って嫌いなんです。
兵隊になってから、あの夕日を見るたんびに思っちゃうんです。
もしかしたら、これが見納めかもしれないって……。
でも、隊長が来てくれてから、それも無くなりました。
この人ならきっと、明日の朝日を俺たちに見せてくれるって──と。
ズゥ少佐は、この遣り取りを見ていて、
正味な話、今回の作戦の成功率は、どの位だと思ってます?と。
レオ中佐は、都合の良い推論に、都合の良い展開が来ることを願った、
神頼みの作戦だとし、正直成功率は、良くて五分だろうな……と。
ズゥ少佐は、ここからその勝率を引き上げることが俺たち駒の仕事だと。
日が沈み、ラッケン隊が行動を開始します。
フラグスタッフ基地は、コンテナの防壁やレールの妨害策を作り、迎撃。
61式戦車隊による砲撃支援を受けながら、格闘戦を挑みます。
作戦前、レオ中佐は、片ツノの足跡から機体が軽いと推測します。
戦闘兵器としては、あり得ない程に装甲が薄いのではないかと。
ややあって。片ツノが現れ、エリカ大尉とズゥ少佐に出撃命令が。
ズゥ少佐の陸ジムを護衛にし、列車が出撃します。
また、オープン通信で、司令が基地を見捨てたと餌を撒きます。
ラッケン隊は、列車を発見し、隊長に指示を仰ぎます。
ルオン中尉の05B型とバーリー少尉の05L型に、列車を止めろと命令。
可能なら、敵の司令を殺さず捕らえろ。上への良い土産になると。
レオ中佐の目論見が外れ、片ツノではなく、ラッケン隊が反応します。
これに対し、エリカ大尉の軌道敷設用のガンタンクが攻撃を仕掛けます。
手にした軌道を敵機に投擲し、ルオン中尉機の左太腿を破壊します。
エリカ大尉機は、敵機の銃撃を防ぎつつ、さらに軌道を投げ付けます。
ラッケン中尉は、埒が明かないと見て、レミア少尉を向かわせます。
片ツノが動き、作戦通りになりますが、バーリー少尉機の狙撃により、
エリカ大尉機が破壊され、彼女も恐らくは、戦死したものかと……。
レミア少尉のガンダムは、ズゥ中佐の陸ジムと対峙したことを見て、
列車のレオ中佐は、列車後方のコンテナをパージし、列車砲を展開。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます