聖闘士星矢 冥王異伝 ダークウィング 第3話

□聖闘士星矢 冥王異伝 ダークウィング
　第3話 双子座の少年

約1年半前──
私立グラード国際大学附属高校の入学式の日。
惣次郎とカトレアは、久々に会う翔一郎にサプライズを仕掛けます。
惣次郎も翔一郎と同じ私立グラード国際大学附属高校に通うのですが、
別の高校に進学したというドッキリをし、再会を祝い合います。
惣次郎は、ボクシング、カトレアは、アーチェリー、翔一郎は、
ピアノの推薦で、入学したみたいです。
翔一郎は、通学中に何者かの視線を感じますが……。
と、惣次郎は、突然腹痛を訴え、コンビニに直行します。
翔一郎とカトレアは、学校の入学式場で待つことになります。

惣次郎の腹痛は、方便で、異形の存在を発見したからのようです。
惣次郎は、ハーデス軍かと臨戦態勢を取りますが、
現れたテセウスが、彼らは、かつての聖戦で亡くなった聖域の兵士で、
邪悪な小宇宙により、操られていると惣次郎に説明します。

惣次郎は、右手を翳し、アナザーディメンションと唱え、
双子座の必殺技により、亡者たちを異次元へと転移させます。
テセウスは、その惣次郎の圧倒的な小宇宙を観て、
現存の聖闘士でも最上位だが、優しすぎるのが心配だと独り言ちます。
また、テセウスは、未だ覚醒していないアテナ（カトレア）を
陰ながら守るのが俺たちの使命だと話します。
テセウス・ガブラスは、牡羊座の黄金聖闘士になります。
テセウスは、ハーデスが目覚めているにも関わらず、兵が余りに弱く、
アテナが一向に覚醒する気配がないことに違和感を感じます。
そして、彼らを見詰める物憂げな風花？の姿が……。

惣次郎は、校長の祝辞の途中で、学校に到着します。
射手座の黄金聖闘士であるアイオロスとも顔見知りのようです。
惣次郎が着席すると、異様な小宇宙を放つ少女を見掛けます。
その女子は、先程惣次郎たちを見詰めていた風花で、
惣次郎は、ハーデスが遣わした、アテナへの刺客かと警戒します。