□機動戦士ガンダム サンダーボルト
第169話 マイトレーヤ作戦(4)
第169話 マイトレーヤ作戦(4)
ビーハイヴIIは、コンペイトウ宙域を目指します。
イオ少尉とリリーは、敵の「刻の間」から脱出します。
モニカ大佐曰く、NTは、「刻の間」と呼ばれる精神感応空間を使い、
自由に交信をしているようで、ミノフスキー粒子が電波障害を引き起こす
現在においては、レーザー通信に次ぐ安定した交信手段だとします。
で、リリーが感知したのは、敵の作戦会議ではないかと推測します。
リリーには、何か感知しても不用意な接触は控えるようにと言い含めます。
が、リリーは、敵の情報を知ることができると反論します。
イオ少尉は、レヴァン・フウの声を聞いたと話します。
奴は、信徒たちに「刻が来た…私も自ら戦場に向かう」と呼び掛けていた。
暗礁宙域から出現したビグ・ザムに乗っているとします。
また、その傍らには、カーラ・ミッチャム教授がいたとも。
リリーは、ジオングのサイコミュ技術が私たちの感応力を増幅させ、
それと同時に、私たちの肉体的なエネルギーを消耗させている原因と推測。
イオ少尉は、あいつの声が突然頭の中で聞こえて来たら、
奇跡の力を信じるさ、「これは神の啓示だ、これは聖戦だ」って
みんな簡単に騙される。クローディアも、コーネリアスも……。
イオ少尉は、旧友を思い浮かべると、自然に右手に力が篭もります。
「刻の間」
レヴァン・フウは、信徒たちに檄を飛ばし、アナハイム社の打倒を掲げます。
そして、ダリル少尉のガンダム、ビリー少尉のサイコミュ高機動試験用ザク、
チャウ律師のガルバルディ、カウフマン少佐のリック・ドムが出撃。
フィッシャーたちのサイコ・ザクも出撃して行きます。
そして、レヴァン・フウ僧正のビグ・ザムも艦隊を率い、出撃します。
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