コキュートスの記憶

日々の出来事とか戦果(買い物)とか。
主にガンダムを中心にしています。

星矢オメガ 第65話

2013年07月21日 | 星矢
聖闘士星矢Ω
第65話「破れ鉄壁の門!天馬(ペガサス)の矛と龍(ドラゴン)の盾!」

パラスベルダ-。
光牙たちは星矢一行と合流し、パラスの城を目指します。
が、城下町にはパラサイト兵たちが待ち構えています。
星矢はパラサイト兵たちの武器を光速の指弾で掃射。
その隙に、光牙たちはパラスの城へ急ぎます。

聖域-。
アテナとフドウが戦況について語ります。
フドウはパラサイト四天王が出て来れば、
今の聖闘士の小宇宙では太刀打ちができない。
歴代の黄金聖闘士たちも到達し得なかった
小宇宙の領域、オメガに目覚める者がいなければ、と。
フドウはセブンセンシズを越えると言っていましたが、
阿頼耶識とはまた別のモノなんでしょうか??

パラスの城-。
パラスベルダに聖闘士が侵攻したとの報が入ります。
タイタンは星矢の動向に目を離すなと伝令いたします。

パラスベルダの街を進む光牙たちの前に、
新たな刻衣(クロノテクター)を纏ったタルヴォスが
立ちはだかります。
タルヴォス曰く、フルアーマーとのことです。
武器もハイパースタークラッシャーと言うようです。
これを見て、光牙たちと行動していた鋼鉄聖闘士は
自分たちの攻撃の方がアノ巨体には向いていると、
一斉に攻撃を開始いたします。
鋼鉄聖闘士(cv.半田裕典、流田Project)
が、タルヴォスに効かず、ハイパーアイアンメテオで
昴以外の鋼鉄聖闘士たちは倒されてしまいます。

光牙は因縁があるとして、一騎討ちを提案し、
ユナたちはパラスの城を目指します。
しかし、光牙のペガサス流星拳は効かず、
ハイパーアイアンメテオで光牙は危機に瀕します。
それを救ったのは、龍峰の盾でした。
龍峰は光牙が守備を疎かにしていると叱咤します。
龍星座の盾はハイパースタークラッシャーを防ぎ、
タルヴォスもこれには驚きを隠せないようです。

龍峰はタルヴォスには龍星座の盾は砕けないと挑発。
龍峰は矛盾の話を用い、自身は盾に、光牙は矛となり、
ともにタルヴォスを倒そうと提案いたします。
アイアンメテオバズーカを龍峰が見事に防ぎ切り、
ハイパースタークラッシャーを昇龍覇で粉砕します。
その隙に光牙はタルヴォスに彗星拳を撃ち込み、
刻衣を破壊し、ペガサスローリングクラッシュで
タルヴォスに勝利いたします。

パラスの城-。
タルヴォスが敗退したことがタイタンに伝わります。
その間、パラスは成長を遂げていきます。
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パレオロガス漂流 part6

2013年07月16日 | ゲームブック
前回、パレオロガスでガス漏れ事故があったことを知りました。
今回は一旦、アーガマに戻り、再びパレオロガスに行くか、
ゼータで待機しているかの選択でございます。
どちらも同じようなルートなので、正規ルートっぽい
パレオロガスに行く方を選んでみたいと思います。

095:
キミは真空になっているブロックに戻り、様子を見てみた。
幾つかのキャビンにはアーガマのクルーがいて、ロッカーを
片端から開けたり、デスクの引き出しを引っかき回したりしている。
キミは顔見知りのひとりに声をかけた。
「何をやっているんだ?」
「情報部がな、役に立ちそうなものは押収しろと言うんだ。
そーだ、カミーユ、ブリジット少尉が捜してたぜ」
キョロキョロと辺りを見回しているブリジットと会った。
「ボクを捜していたそうだけど…」
「逃げ遅れたティターンズをゼータの近くで捕まえたの。
何か工作していたんじゃないかって思って…調べてみた方が…」
「行きましょう」キミは思い切り床を蹴った。
「アクシズが来るんですって?」
「ええ。でも、変ですね」
「このパレオロガスとアクシズの勢力圏の位置関係から言って、
ガスを回収しようと思えばもっと早くできる筈だ。
例えティターンズの艦隊とぶつかることになっても、
その直前位には-現に脱出したクルーだって回収している。
それが何故こんなに遅れて来たかってことですよ。
まるでアーガマがティターンズを追い払うのを待ってたみたいに。
隠れて笑っているのはティターンズの工作員だけじゃないような、
そんな気がするんです」
黙って聞いていたブリジットは、自分のヘルメットの耳の所を
叩いて見せた。通信機を切れと言っているらしい。キミは通信機を
切ると、ブリジットはキミの正面に回り、ヘルメットのバイザーを
接触させた。ブリジットの真剣な顔がキミの視界一杯に迫る。
「わたしを信じて…カミーユ」
キミが問い返す間もなく、ブリジットは通信機のスイッチを入れた。
ゼータを着けている穴の前で、マーガレットが待っていた。
「少尉からお聞きになりましたか?コクピットを開けてください」
バイザーの向こうの表情からは、何も掴めない。
声も、いつも通りの感情の隠らぬ事務的な調子で響く。
・マーガレットに拳銃を向ける:159
・ロックを解除してコクピットのハッチを開ける:004(END)
004だと終わっちゃうので、159へ進みます。

159:
キミが拳銃を向けると、マーガレットはたじろいだ。
「これはどういう…」怯えたような目がブリジットに向けられる。
「マーガレット、あなたは逃げなさい」
ブリジットが言った途端、マーガレットの態度が一変した。
まるで仮面をかなぐり捨てたが如く、自分を殺して命令に従順な
兵士というイメージが掻き消え、代わってそこには、情熱という
炎と打算という氷とを使い分けることさえ可能とするかに見える、
強烈な個性を感じさせる、ひとりの女性が立っていた。
「あなたはそう言うのではないかと思っていたわ、ブリジット」
「責めないの?」
「わたしにはあなたを責めることができない」
キミにはマーガレットが笑ったように見えた。
しかし、次の瞬間にはマーガレットは穴から宇宙に飛び出していた。
キミが穴に駆け寄った時には、彼女は器用に宇宙銃を使いながら、
遥か彼方を飛び去って行くところだった。
・その後ろ姿を、ブリジットは何時までも見詰めていた:049

049:
「よくわたしを信じる気になったわね」
「自分で自分に感心している所なんだけどね。彼女はアクシズの?」
「わたしもね」マーガレットの飛び去った方向に目をやりながら、
ブリジットは呟くような声で言った。
「わたしとマーガレットは-言ってみればコンビを組むような形で
エゥーゴの情報部に潜り込んでいた訳。
尤も、ほんの下っ端で大した仕事もできなかったけれど。
ジオン再興のため、そんなことしかできない自分が情けなかった。
でも、マーガレットは違ったわ。彼女は何のイデオロギーも
持っていない。今風に言えば、主義者ではない、と言うのかしら?
その代わり、彼女には強烈な自己としての意識があった。
若いのに、いや、ひょっとしたら若いからこそ、彼女は自分を
信じて止まなかったのよ。だから、ジオンも、アクシズも、あくまで
ひとつの場、舞台としてしか見ていなかった。己を演出するための。
そんな彼女にわたしは相容れないものを感じた…。
そして、この作戦についての指令が入った。パレオロガスの機密が
エゥーゴとティターンズに漏れ、その上、パレオロガスは事故で
遭難…わたしたちの任務はエゥーゴのパレオロガスに対する干渉を
妨害し、その行動を報告すること。パレオロガスを巡り、エゥーゴと
ティターンズを衝突させることが可能と判断したのね。
ティターンズの潜入工作員という予想外のおまけまでついて、
自体は思う通りになった…」
「そのようだな。でも、ジオニストのキミが何故?」
「わたしはジオンのGガス使用だけは許せなかった。
ジオンの唯一にして最大の汚点だとさえ思っているわ。
それなのに、あのマーガレットは数十億の人間を殺したGガスに
何の恐怖も抱かずに、任務が成功したことを喜んでいた。
ジオンのためだからではなく、自分のために。そして、彼女は最後に
ゼータを手土産にアクシズに帰ると言い出したわ。
わたしは彼女のような人間がGガスという恐怖を体現しているように
思えて、…」深い溜息で、ブリジットの告白は終わった。
何を言ったら良いのか判らず立ち尽くすキミは、ブリッジからの
警報を聞き、ゼータのコクピットに飛び込んだ。
「ゼータガンダム、カミーユです!」
「そろそろ上がれ。アクシズのモビルスーツ隊が来る。
確認しているだけで20機-こいつは本気だな。
パレオロガスへの影響が心配だ。Bラインまでシフトしろ」
「了解」ハッチを閉めようとしたキミは、穴に立って宇宙を見詰める
ブリジットに気づいた。
「アクシズが来ます!ランチに退避してください-」
少尉、と言いかけてキミは口を噤んだ。
ハッチを閉め、パレオロガスから離れ、既に発進していた機体と
編隊を組む。
モニターは接近しつつある敵の分析を始めた。モニターを走る
カーソルや文字を舐めながら、キミはあの中にマーガレットは
いるのだろうかと考えた。

戦闘フェイズへ移行し、202へ進むのですが、
202でエンディングなので、勿体ぶって次回に続きます(笑

ちなみに、073の方だと、ゼータのコクピットの防犯?用に
マグネット式の入力デバイスが取りつけられていることが判ります。
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星矢オメガ 第64話

2013年07月15日 | 星矢
聖闘士星矢Ω
第64話「進め聖闘士!パラスベルダへの険しき道!」

十二宮-。
パラスの居場所を捜し出すために力を使ったアテナは
星矢に抱えられ、十二宮に戻ります。
星矢は黄金の短剣を携え、パラスを討つ覚悟を決めます。
貴鬼、フドウ、ハービンジャーはアテナを守護するため、
十二宮で留守番です。ハービンジャーは文句タラタラ。

光牙、ユナ、蒼摩、龍峰、昴はパラスベルダを目指し、
栄斗は何かしら思惑があるようで、別行動です。
光牙たち5人は吊り橋で、パラサイトに急襲されます。
そこへ、栄斗が現れ、光牙たちに代わって相対します。
敵は三級パラサイト、デスサイス(ソウルキラー)の
キュレーネ(cv.私市淳)だと名乗ります。
血気盛んな昴は自らも聖衣を纏い、戦闘に参加します。
が、足手まといになり、橋から落下してしまいます。
栄斗は光牙たちを先に行かせ、自らは昴を捜します。

栄斗は橋の下の川辺で昴を発見し、救出します。
そこへ、キュレーネと、グレイブ(cv.松原大典)が
現れます。グレイブはキュレーネの双子の弟みたい。
グレイブって言うから、武器の方かと思った…。
緑のキュレーネと青のグレイブは、最強の双子を
自称するくらいに、その連携技は栄斗も唸る程です。
キュレーネのストームカッターが昴を強襲し、
避けようとした背後からグレイブが、更に前方から
キュレーネが攻撃を仕掛けます。
先手を競い、キュレーネのデビルエクスクルージョン、
グレイブのデビルブリザードが放たれます。
間一髪、栄斗は負傷した昴を背負い、離脱いたします。

栄斗たちは逃げた先で、そのまま野営をいたします。
栄斗は薬草を調合し、昴の傷口を手当します。
そこへ、またもやデスサイズの2人が襲いかかります。
昴は栄斗とともに立て直しを計りますが、途中で
転けてしまい、デスサイズの2人に迫られます。
が、2人が功を焦って小競り合いしている隙をつき、
栄斗が攻撃を仕掛けます。
昴とキュレーネ、栄斗とグレイブが対峙いたします。
栄斗はウルフガングバイスブロー?でグレイブを、
昴はスチールボルトキャノンでキュレーネを撃退。

星矢はミゲル、バルチウス、メンカルと敵地に先行し、
光牙たちや栄斗たちも合流いたします。
星矢はアトミックサンダーボルトで城門を破壊し、
パラスベルダを目指し、城下町を進軍いたします。
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サンダーボルト 第20話+ガンダム似

2013年07月11日 | サンダーボルト
機動戦士ガンダムサンダーボルト
第20話

チベ級を中核とするセイレーン機動艦隊がサンダーボルト
宙域へ侵攻し、多数のゲルググを発進させます。
そこへ、フィッシャー=ネス曹長のドムが着艦します。
リビングデッド師団のネス曹長の援軍要請により、
艦隊司令官のクライバー大佐はサンダーボルト宙域の
制宙権を確保しに同宙域へと急行いたします。

その頃、サンダーボルト宙域では多くのデブリが浮かぶ中、
イオ=フレミング少尉のフルアーマーガンダムと、
ダリル=ローレンツ曹長のサイコザク格闘戦を繰り広げます。

旗艦のチベ級は「セイレーン」って艦名なのかな??
と、ドムの回収には旧ザクが用いられていました。


続いて、ガンダム似でございます。
グランドジャンプNo.14に掲載されている
岡野剛さんの『霊媒師いずな』からです。

第37話:妖怪ヘルパー
今回は黒坊主と呼ばれる妖怪に関するお話です。
この妖怪は死期の近い老人などに取り憑いて、
残り少ない命を吸い取るんだそうです。

んで、黒坊主が独り暮らしのお婆さんを見つけ、
命を奪おうとするのですが、このお婆さんは余し
幸せな人生ではなく、魂が不味かったようです。
独り暮らしで邪魔の入らないシチュエーションに
諦め切れず、幸せにしてから喰ってやろうと計画。

世話をする中で、お婆さんも黒坊主に心を許し、
今は疎遠になった息子たちの話をいたします。
そのイメージが某ザビ家の兄弟に似ていたりで。

 

物語の方は心温まる感じで終わっております。
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パレオロガス漂流 part5

2013年07月09日 | ゲームブック
前回、Gガスを運ぶパレオロガスを拿捕し、
今回は、内部の様子を調べることになります。

191:
周囲を警戒しつつゆっくりと歩いていたキミの鼻先を掠めて何か飛んだ。
と思うほとんど同時に、壁で何かが弾けたように細かい破片が散った。
撃たれたのだ、と音のない世界で実感できるまで一瞬の間があった。
右に入る通路にいる誰かがキミに拳銃を向けているのが目に入った。
・逃げる:187
・拳銃で撃つ:103
一応、応戦してみます。

103:
キミは膝をつき、低く構えて男に拳銃を向けた。その時、キミは男の
ノーマルスーツがティターンズのものであることに気づいた。
・4以下:061(END)
・5以上:100

100:
キミの放った銃弾は、男の手から拳銃を弾き飛ばした。男は横に跳んで
姿を消した。キミは拳銃を構え直して慎重に進んだ。
男が飛び込んだのは、キャビンに見えたが、覗いてみると細い通路が
続いていた。暗い中を透かして見るが、怪しい人影はない。
・男を追って通路に入る:126
・男に構わず、艦首方向へ進む:165
更に男を追いかけましょう。

126:
細い通路に入って進む内、キミは妙なことに気づいた。
キミの入って来た穴が戦闘で開いたものなら、艦内は死体で惨憺たる
状況になっている筈なのに、艦隊の破壊が目立つばかりで、血生臭さを
感じさせるものは全くない。まるで最初から無人だったようにも思える。
不気味さを感じながら歩く内に通路が分かれている所に差しかかった。
一本は右へ、一本は左に向かっている。
・右へ向かう:042
・左へ向かう:055
とある人物に会うために055へ進みます。

055:
左の通路を暫く進んだキミの前の暗がりで何かが動いた。目を凝らすと、
ティターンズのノーマルスーツを着た男が蹲っている。キミが拳銃を
向けると、男はゆっくりと両手を上げた。
「そんな物騒なもんを向けんでくれ。大丈夫、動きたくても動けんのだ。
骨を折ったらしい」
キミは拳銃を向けたままで、男の横に膝をついた。
「さっきの艦隊の逃げ遅れか?」
「そういうことだ。お前はエゥーゴだろ?投降する。モルヒネはないか?
痛くてかなわん」
「ティターンズにしては、割り切ったことを言うんだな」
「先の見通しも立たんのに戦う程バカじゃないさ」男は鼻を鳴らした。
「ひとつ教えてくれないか?このパレオロガスはどうなっているんだ?」
キミが尋ねると、男はペシミスティックな笑いを浮かべた。
「バカな話さ。船倉でどっかのアホがミスをやらかしたのか、突発的な
事故でもあったのか…どっちか知らんが、Gガスが漏れたんだよ。
ろくな処置もできない内に殆どのクルーが死んだ。生き残ったヤツらは
仲間の死体を掻き集め、ランチで脱出さ。スケルトンスタッフ(最小限の
人数という意味らしいです)も確保できない状況じゃあ、連鎖事故が
恐かったんだろうな」
突然、鋼鉄のガス室と化したパレオロガス…キミは周囲の真空の冷たさが
急に増したように感じた。
「こんな汎用輸送艦でGガスを運ぼうってのがどだい無理だったんだ…
ティターンズのガス輸送艦の建造費が汎用輸送艦の何倍か…定期点検に
どれ位の手間をかけているか知ってるか?力を使おうと思ったら、それ
相応の投資と用心が必要なんだ。油断したら火傷する」
「Gガスには力がありすぎる…」キミは呟いた。
「そういうことだ。でも、アクシズは諦めないだろうぜ」
その時、背後で人の気配がした。振り向くとアクシズのノーマルスーツを
着た男がキミたち2人に拳銃を向けていた。
・身を躱す:047
・拳銃で男を撃つ:185
一応、どちらも同じルートに行きますが、047の方が安全です。

047:
キミが跳ぶより早く、ティターンズの男が腰の後ろに隠していたらしい
拳銃を抜いて撃った。アクシズのノーマルスーツの胸辺りに穴が開く。
不自然に傾いだ身体は、大きめのビーズのような球になった血を
キラキラと撒き散らしながら漂い、流れて行った。
「拳銃を持っていたのか?何故、ボクを撃たなかった?」
「言ったろう。戦う時期を見定めんとな」
「調子が良いだけのように見えるな」
「理屈を捏ねとる暇があったら、礼のひとつも言わんか。命の恩人に」
・文句言ってると、助けてやらないぞ:030
185:
男との会話の間に、完全に緊張が解けてしまった筋肉に無理矢理活を
入れつつ、キミは身体ごと左を向き、拳銃を構えようとした。
だが、男は既にキミを狙っているのだ。
この一瞬、反撃する間もなく、撃ち殺されることに対する純粋な恐怖が
キミの血を凍らせる。
・8以下:164(END)
・9以上:183
183:
キミが発砲するのと同時に、ティターンズの男も腰の後ろに隠していた
らしい拳銃を撃った。肩と腹に銃弾を喰らい、アクシズの男は仰け反り、
流れて行った。
「拳銃を持っていたのか?何故、ボクを撃たなかった?」
「言ったろう。戦う時期を見定めんとな」
「調子が良いだけのように見えるな」
「理屈を捏ねとる暇があったら、礼のひとつも言わんか。命の恩人に」
・文句言ってると、助けてやらないぞ:030

030:
キミの通信機にかなり乱れた電波が入った。アーガマのブリッジらしい。
「アーガマか?よく聞こえない…もっとゆっくり」
途切れ途切れの通信の内容を何とか聞き取ったキミは、男に肩を貸した。
「おい、応急処置もナシかよ」
「歩けないようなら置いていく。ランチまでガマンするんだな」
キミは通信で教えられた大体の方向と勘を頼りにランチが接舷している
エアロックに辿り着いた。
「カミーユ!何をやってたの?敵艦を独りで彷徨くなんて」
詰め寄って来るエマを見て、キミはいささかげんなりした。彼女の
説教がましい口調に心の中で舌を出す。
「スミマセン。医療班を頼みます」
「この男は?」キミの肩に掴まり、呻く男を見てエマが尋ねた。
「ティターンズの艦隊の逃げ遅れで…情報を持っています。
パレオロガスのGガスは…」
「Gガス漏れの件は知っているわ。今、残っているGガスの投棄と艦内の
探索をやっています。それが終わったら、この空域から退避するわよ」
「パレオロガスは曳航していかないんですか?」
「それ程の価値はないし、モタモタしていると、アクシズが来るわ。
アーガマのセンサーがキャッチしたの」
「じゃあ、ボクはゼータで待機します」
駆け出そうとしたキミの肩をエマが掴んだ。
「アクシズと一戦交える前に、もう一仕事あるかも知れないわよ」
「どういう意味ですか?」
「工作員が今まで捕まえたので全員だと思う?」
エマの目に不安げな影が差した。
「今、アーガマのクルーはパレオロガスとアーガマに分散している-
戦闘の直前に何か起こされたら…」
「エマさんの言うことは判ります。ボクも用心しますよ」
アクシズが来る?何故、今?」
・ゼータに乗り込む:073
・パレオロガスの艦内を歩いてみる:095

ちゅーこって、一息ついたとこで、次回に続きます。
艦内の行動によってはティターンズ兵に会わずにブリッジの
メインコンソールからGガスが漏れたという記録を発見したり、
船倉で1本だけ空になったGガスのコンテナを発見したり、
とあるキャビンで苦悶の表情を浮かべる死体を発見したりして、
艦内の出来事に気づいたりします。
取り敢えず、ティターンズ兵に遭遇するルートでやってみました。
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