長野方面 旅行

2019年01月03日 13時48分31秒 | 旅行

昨年の夏休みに長野方面に旅行しました。

目的地の一つとして、始めに諏訪ICから25Kmの所にある御射鹿池(みしゃかいけ)に寄りました。
深夜に出発し日の出直前頃に現地に到着、空は薄明るくなってました。
都心部よりも標高が高いため、夏でも意外と冷え込みました。
既に三脚でカメラを構えてる人も10人前後はおり、私も急いでセッティング。

朝日が差し始め空は明るくなってきていますが、池と森はまだ薄暗くとても神秘的です。
青味が強くなるような設定で撮影すると綺麗に撮れました。
この池のベスト撮影ポイント、中央部に島のようになっている部分がこの池の象徴のようで
検索するとここを狙った画像が多く見つかります。


御射鹿池は、農業用水のため池として作られた人口の池です。
広角で撮影すると意外と奥行きがあることが分かります。
更に画像の左側にもかなり広がっており、結構大きな池です。
早朝でしたが既に取水をしており水面は若干波紋があり泡立ってしまっています。
無風状態だと鏡面のように綺麗になるようです。


日が昇り切ると池の水にも光が当たり緑色に濁った状態が見えてしまうため、撮影は早朝がお勧めです。


その後は近くにある元善光寺をお参り。



歳を取ると、お寺や神社などを訪れると何となく落ち着きます。


この旅行の最大の目的、それは満天の星空、「日本一の星空」の謳い文句で有名な阿智村での星空観賞。
阿智村はTVでも度々取り上げられ、いつかは行ってみたいと思っていました。


訪れたのは8月16~17日。 8月に入ってから不順な天候が続き見られなかったらしょうがないというつもりでいましたが、
昼間からそこそこ晴れ間が広がり、密かに期待はしていました。
夜になりロープウェイで山頂へ。 若干雲がありますが、かなり星を見ることが出来ました。
実は前日まで全て雨か曇りで星空観賞は出来なかったそうです。

ただ、阿智村の存在が有名になりすぎ、私のような観光客がこれでもかと大挙して押し寄せるため
狭い山頂の会場は大混雑、ロープウェイに乗るにも1時間以上待つ必要があります。
下山のロープウェイも当然大渋滞、30分程度の星空観賞会でしたが終わる5分以上前から既にザワザワしだして
乗り場に押し寄せる人の波。
落ち着いてカメラのセッティングもできず満足するような写真は撮れませんでした。
完全にキャパオーバーにも関わらず、人の流れや人数など制御しきれておらず、
記憶に残ったのは星空よりも混沌と人の渋滞と疲労がほとんどという残念な結果になりました。

会場面積が山頂の狭い範囲と限られ、そこへの移動もロープウェイという輸送力が低い手段しかない。
人の量や流れの整流化を図り抜本的な改善をしないといつか事故が起きるのではないかと危惧します。
事故が起きなくても、このような状態ではせっかくの観光資源にも関わらずそう遠くない将来に「阿智村」というブランド、コンテンツは破綻するのではないでしょうか。(個人の感想)
ちょっと残念です。

更に輪をかけて残念だったのがホテル。
昼神温泉 湯元ホテル阿智川という所に宿泊しましたが、残念過ぎてホテルの外観を撮影し忘れました。
画像はじゃらんからお借りしました。
残念ポイント1
 チェックイン後に部屋まで案内してくれた50~60代くらいの仲居さん。
 エレベーターの中で向こうから天気の話をし始め、8月になってからは一度も星が見られていない、
 天気が悪い事についてはこちらでは責任を持てません! と何やら鼻息が荒い。
 いやいや、天気の話始めたのアンタだし、天気の保証なんか誰も要求してねーヨ、天気に責任持てるのって神様くらいじゃね? と心の中で突っ込みながら、
 きっといろんな客に理不尽な文句言われ続けて不機嫌になってるのかな、
 「殺られる前に殺る」的な感覚で先に客にカウンターをお見舞いする習慣が付いちゃってるのかな、 
 どうせ観光客なんか大勢いて二度と会わないんだし と割り切ってるのかなとほんの少し同情。
残念ポイント2
 おもてなし。
 部屋の入口に小さな花瓶があり花が飾られ、宿泊客を出迎えています。
 私の宿泊が1週間くらい早ければ、ホテル側のおもてなしの気持ちは私の心に届いたかも知れません。
残念ポイント3
 食事の時のハプニング。
 夕食は個室を用意されており、フロアに行くと先ほどの不機嫌な仲居さんが待ち構えてました。
 料理は既に並べられており、食事を始めようとすると部屋の中を何かが飛んでいる。
 壁に止まったのを見ると元気なハエでした。
 料理は美味しそうな刺身なども出されており、ハエもかなり嬉しかったのでしょう。
 例の不機嫌な仲居さんに「昆虫が飛んでいる」ことを告げると、慌ててハエ叩きを取ってきて退治してくれました。
 不機嫌な仲居さんはその後いきなり低姿勢になり、料理長からお詫びの気持ちです と小さなビン入りのウーロン茶をサービスしてくれました。
 私はあまり気にせず食べられそうなものに手を付けましたが、私の配偶者は残念ながら食が進まず。
 片づけにきたすっかり低姿勢になった仲居さんは慌て気味に気にしていましたが、「前の食事が近かったので」と言っておきました。
 接客業だからいろいろ大変な思いもされるでしょうし。不機嫌だったり掌返しで低姿勢になったりと感情面も不安定なようで気になります。(個人の感想)
 チェックアウトの時、私の横にいたカップルの女性が「仲居さんにもとても良くしてもらって」とフロントへ丁寧なお礼を言っており、
 ああ、この人は当たりだったのかなぁと。

良かったポイント
温泉は熱すぎずぬるすぎず、適温です。特に朝の露天風呂は万人にお勧めです。
自宅から遠いのでもう利用する機会は無いと思います。
昼神温泉に行かれる方は、「昼神グランドホテル天心」を始めとした宿泊施設が他にもあるのでご安心ください。


帰り道のサービスエリアから綺麗な富士山が見えました。
富士山はいつ見ても美しいですね。

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