やっちゃんの叫び

感じたまま、思ったままを話してみませんか。

第十二話「料金徴収所」第十三話「 スモッグ」

2012-03-29 07:31:03 | 日記
 第十二話「料金徴収所

   再び、阪神高速道路での話です。

  最近は、どの高速道路も入口では自動発券機になっていますが、以前は手渡しでしたよね。一方、出口即ち料金支払所では、相変わらず、人手です。


 転勤で、阪神高速道路を利用し始めたときの事です。

 入口でも、出口でも、必ず、係員が ”まいど”とか、”ありがう”とか、挨拶をします。

 私は、奇異に感じるやら照れくさいやら・・・黙って通過していました。

 というのは、九州では、お互い無言のままが、当たり前だったからです。

  しかし、考えてみると、阪神高速道路は公団の運営であり、我々(利用者)はお客さんなのですよね。

 ならば、お互いに、感謝の言葉、お礼の言葉を交わすのは自然ではないでしょうか。

 大阪らしい、で片付けないで、全国の高速道路でその様になると、気持ちも晴れて、事故防止につながるかも・・・


 (これは10年前のブログです。今では ETC時代 ですね。)



 
  第十三話「 スモッグ 
 
    関西時代、神戸市北区松ヶ枝町に住んでいました。

   ここは六甲山系を挟んで神戸の街と反対の山の中にあります。

   真夏の夜でも、網戸にすれば山風が入ってきて涼しく、クーラーを使った事は
  ありませんでした。また、ホトトギスや郭公の鳴声が聞こえたりして
  実にいい所です。・・・私は、神戸の軽井沢と呼んでいました。

   さて、秋の気配も本番になってきましたが・・・思いだす事があります。

  関西時代の後半は担当エリヤが大阪市南部だったので、毎日、長さ7Kmの新神戸トンネルを抜け、阪神高速生田川ランプに入り、大阪に向かいます。

が、大抵、嫌な思いをするのでした。

  と申しますのは、この高速は海岸線に沿って高いところを走っているので、40Km先の大阪の空が見透せるんです。その空に、スモッグの層がはっきりと見えるじゃありませんか。
   「今日も一日、あの中で息をせないかんのか・・・」

 特に冬場は、そんな思いが強くなりました。帰宅して顔を洗うと、鼻汁は真っ黒!です。「タバコよりも、排気ガスで肺がんになるわい」と真剣に思いましたよ。     
 ・・・ということで、熊本に戻ってきて、何が一番嬉しかったかと申しますと、
 水ではなく、きれいな美味しい空気が吸える事でした。
 
               


 第十四話「関西人がやってきた!」彼らの見た熊本は・・・、
 
 先日、神戸時代担当していた病院のMR仲間に出会った。

驚くやら、懐かしいやら・・・彼以外にも兵庫県から、数人熊本に転勤してきているという。

それじゃあ、旧交を暖めようということになった。

 場所は「居酒屋 本陣」。メンバーは5人。

 顔を会わすや、その後の経緯や近況と昔話で盛り上がり、時間を忘れてしまった。
結局店を出たのは、午前1時半。まだまだ、時間が欲しかった出会いでした。

 ところで、彼らに熊本の印象を尋ねたところ・・・

 先ず、水が美味しい 
    車を入れてくれない(車の列の中に)
    駐車違反が無い 
    飲食店での、注文(の出てくるの)が遅い(いらつく) 
    なんでも、テンポが遅い (いらつく) 
    高速料金所で、おつりを2度数える(この野郎!早よ、せんかい!)でした。

 生き馬の目を抜く関西から来た彼らは、九州のテンポにとまどっているようでした。