友人から、「桜山神社の境内にある神風連記念館に三島由紀夫が来た時に残していった色紙がある」と聞いたので、行ってみた。
受付で その写真を撮っていいかと尋ねると、快くOKの返事があったので直ぐ中に入った。
色紙は、神風連の変に関する資料棚の一角に三島由紀夫のコーナーがあって、その最上段に掲示されていた。
その色紙には、『行動 三島由紀夫』と書かれていた(写真)。
この色紙について、受付の女性の説明では、こういうことであった。
・・・桜山神社に残していったものと思われるが、長いこと忘れ去られていたらしい。
・・・発見は(自分も立ち会ったのですが)5年前の8月27日、ある資料を探していたら、偶然に社務所の押入れからこの色紙が出てきた。
この日は、その45年前に三島由紀夫が取材のために桜山神社に来た日(写真)と丁度同じである。それから4年後(昭和45年に)自殺しています。何かの縁でしょうか。・・・と。
今から丁度半世紀50年前のことである。