今日から10月のヨガ。
これまでのメンバーがお辞めになり、お休み中の方もいて、ややさみしいヨガの会となりました。
私の腰は、ずいぶん楽になり、ひさーしぶりに三角のポーズができました!
永いこと、私は自分の身体にヨガは合わないと思っていました。
終わったあと身体が凝ってしまうのです。
イスタンブールに暮らしていたころ、右肘を痛めて、あるひとからヨガを勧めにれました。
オーストリア人の女性率いるヨガの会で、イスタンブールの名門校「ロバート・カレッジ」の敷地内のゲストハウスでドイツ人、オースリア人のメンバーで行っており、私もそこに混ぜてもらいました。
日本でも、どこでも浮いている私は、外人のあいだにはいってヨガをすることにさして苦手意識はなかったのです。
ことばがわからず、自分だけいつまでも下を向いていたり、上を向いていたりして、恥ずかしい思いもしましたが。
何度か通いましたが、その会でも、私は身体がこわばってしまい、やっぱり合わないんだ、と思ったものです。
ただ、不思議なのは、ヨガを終えたあと、タクシーで帰るのですが(イスタンブールはタクシーが安くて助かりました)
ロバート・カレッジからゆっくり下に降りていくと、ボスボラス海峡がきらめいていて、第二の橋だったか、第一の橋だったか、(ボスホラス海峡を挟んで、アジアサイドとヨーロッパサイドを結ぶ橋は第一、と第二があります。)
橋と海峡の光景が来た時とまったく違って見えるのです。
自分の目、あるいは心の膜が取れて、くっきりと澄んだ景色が見えるのでしょう。
あの感動は忘れられません。
そういう体験はあったのですが、私が初めて自分に合うヨガに出会ったのはイスタンブールではありませんでした。