三角のポーズのあとのリラクゼーションは、腕を大きくひろげ、まるーく輪を描いて両腕を高く伸ばします。
そのとき、指先で大きく、大きく輪を描くように声をかけます。
すると、ほんとうにふっくらひとまわり大きな円ができあがります。
リラクゼーションは二回行うのですが、二回目は、もうひとまわり大きくイメージしてください、と声をかけます。
そして、ほんとうに腕で描く円が一度目より大きくなり、持ち上げる腕の高さもすっと高いのです。
メジャーで測っても腕が長くなっているわけでは当然ないのですが、大きく描こうとこころで思い描くと、大きく、高いところを意識して手を伸ばそうと思うと高くなるのです。
計測してわかるものではないですが、ひとは目で見てわかります。
ひとのこころ、目でみて感じることのできる現象です、
コンセンサスの取れない、しかし確実な気の力です。