加須市水深の【サトエ記念21世紀美術館】で没後10年記念展覧会が
開催されているのを知り見に出かけました。
玉之内満雄は、旧大宮市内にアトリエを構え、
ひまわりとヨーロッパの古城をモチーフにした油絵を描いた画家です。
日高市で生まれ、小学校教員生活を止めて渡仏。
向日葵とヨーロッパの古城を描いた作品が多く残されたようです。
展覧会では、アトリエを再現したコーナーもありました。
題材のひまわりを育てるために30年も畑を借りたそうです。
絵の中では、枯れたひまわりが描写されて何とも言えない寂しさを感じ取りました。
木の枝の描写などは緻密で繊細な描き方がとてもすばらしかったです。
玉之内満雄の世界に触れたい方は是非足を運んでみてください。
入館料:一般700円 65歳以上500円