実は美食の王国ベルギー

歴史ある下町、東京神田の真ん中にある、景観にまったくマッチしない妙に小洒落たレストランから美味しい情報をお届けします。

シャンドゥソレイユのジビエ一挙御紹介…

2015-10-10 18:20:49 | 日記
こんにちは。連休中のオフィス街とあって暇な週末です。

…暇過ぎて、小出しにする筈だった秋の新メニューが全部出来上がってしまいました…

というわけで、本日はシャンドゥソレイユの秋の卓上を彩るジビエを一挙御紹介致します。







~キジもも肉と国産栗の煮込み~

キジもも肉に栗を詰め込み、そのキジの骨だけで摂ったスープでじっくりと何時間も煮込んだ逸品です。
脂質の少ない肉質の引き締まった旨味深いキジもも肉とホッコリした甘味控えめの栗の相性は抜群でございます。
キジの骨だけで採ったスープは キジ肉の旨味を最大限に引き出します。






~キジ胸肉のソテー ポルチーニ茸とニンニクの香り~

脂質の少ない身の引き締まったキジ胸肉の旨味と食感…焦がしバターでじっくりとソテーした胸のすく様な香ばしさ…
鮮烈なポルチーニ茸とニンニクの風味が相まって、食欲をそそる至高の一皿に仕上りました。
キジ肉は栄養価の見地から見ても、かなり優秀。脂質は鶏肉の約半分。代わりに蛋白質を非常に多く含み、
人間が生きていくために必ず外部から取り入れなければならない「リン」「カリウム」なども豊富に有します。
故に食せば、風邪を引きづらくなるメリット有りし。






~胡桃入り 蝦夷鹿肉のパテ シロ・ド・リエージュ添え~

鹿肉は脂肪が少なく獣肉の中では比較的クセのない味わいなのですが、
それでも独特の野趣が気になるところではあります。…が、 当店の鹿肉パテは胡桃の風味と絶妙に調和して、
嫌な風味は一切感じません。旨味が口中に広がります。
添え付けの「シロ・ド・リエージュ」は林檎と洋梨で作るベルギー伝統の濃厚シロップ。
こちらも、鹿肉パテの旨味を何倍にもに引き上げてくれます。






~蝦夷鹿背肉のロースト 胡桃とチーズの衣のせ~

赤身独特の野趣を強く感じる鹿肉のローストですが添えられた自家製の胡桃&チーズの衣の
濃厚にして香ばしい風味と絡みあい絶妙の仕上りとなります。
ソースは黒胡椒風味の濃厚赤ワインソース。鹿肉の旨味を引き立てます。






~フォアグラ入り ウズラのファルス グーデンカロルス煮込み~

「ファルス」とは包み込む料理の総称を言います。
フランス産のウズラのお腹に贅沢にフォアグラを詰め込み、
ウズラの骨からとったスープとベルギー産の濃厚黒ビールでじっくりと煮込みます。
不味い理由お見つけるのが不可能であります。







…さて、この秋のジビエ料理の仕込みを終え、その開放感からか?

傍から見ていると、逆にリラックスできないのではないのか?と、心配になるような

不自然な体制で休息をとる総料理長・原田氏

発見された時から既にこの状態でしたので、「狙って」やっているわけではないようです。




  





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ベルギーレストラン シャンドゥソレイユ

東京都千代田区内神田1-10-6

TEL 03-5281-0333

FAX 03-5281-0334

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