池上優游涵泳

「料理と散歩と仕事で海外」「ベトナム生活あらかると」改め、「池上優游涵泳」として日々を綴っています。

4月6日(しろの日)だと言うので和歌山城

2020-04-06 13:29:37 | 地域情報

奥さんの実家、和歌山での法事を終えて東京に帰る新幹線の中、新幹線WiFiにつないでMacで更新中です。

これもオリンピックのおかげですかね。

外国からのお客さんを日本に連れて来て必ず言われる文句、不満と言えば、”WiFiがない”(無料でない、すぐに繋がらない(無料でもクレジットカードの情報入れたりしないと))でしたが、

先日の東北新幹線、今回の東海道新幹線、ちょちょっと設定すれば新幹線で移動中にWiFiで快適にインターネットに繋げられるのは、気分的に”快適”ですね。

それに、以前は、電源の電圧が一定せず、充電しているのか放電しているのか不明でしたし、

新幹線の種類によっては、先頭または最後尾の座席にしか電源がなかったのに、現在はどこにもあって、これもまた”快適”ですね。

ただ、現在、使用している人(乗客そのもの)が、ほとんどいませんが。。。

(品川もそうでしたが、新大阪の人の少なさは唖然というか、圧巻)

 

さて、一年ぶりの和歌山で、普段は奥さんの実家に泊めてもらうのですが、

今回は、なんかよくわからない事情で(我々が東京からコロナを運ぶと思われたのか)

和歌山城近くのホテルに滞在したので、早朝には和歌山城へ散歩に行くことができました。

昨日は曇りで、しかも寒くて、、、(私の気持ちの盛り上がりが)いまいちでしたが(笑)

今朝は、昨日同様に気温は低いものの、明るく早朝から青空が広がっていたので、気分はちょっとテンション高めでした(苦)

 

おすすめ撮影スポット①(そういう看板が建っている)

おすすめ撮影スポット②

さらに、②のすぐ隣なのですが、桜越しに”虎が伏せているような”天守が見えるので。

 

なお、桜は満開で見頃でした。

早朝から人出は多いし、夜、園内に設置された提灯にも灯りが灯され、花見客は結構いましたね。

ただ、、、

全肉祭というイベントが開催されていて、否定はしたくないけど、それってどうよ?という感じはありました。

広場に屋台やワゴンが出ていて、肉系の食べ物を売っていて、その屋台の間にはテーブルが仮設されて、そこで市民が買い食いしていて、、、

コロナ への対策、配慮は十分にしていますという看板が立っているのですが、

片や、宴会禁止とも掲示されていて、それって矛盾しているのでは?と思わざるをえません。

和歌山というと、初期に一名の感染者が出たものの、しばらく感染者が出ておらず(昨日、タイムリーに町医者の方の感染が判明しましたが)

なんか、”緩み加減”があるのかなあ。。。

個人的には、自粛ムードが強すぎる(自粛でありながら、自分ではなく他人の目で、慎まなければならない)気はするので、

自制、自衛をした上で、イベントそのものは楽しむべきかとは思うのですが、

見た感じでは、なんだか無防備な気はしましたね。。。

すみません。

 

で、東京は緊急事態宣言が出そうな状況ですが、

これもまた、個人的にはマイナス影響はなく、

(奥さんが出勤せず自宅にいたらマイナス?)

さあ、明日から鹿児島旅行のブログを書くか、とは思うのですが、、、

なんか、記憶がすでに薄れているような。。。

一週間経っちゃたもの、、、まずいな〜(苦)

まあ、記憶を呼び起こします!

ではでは


はねぴょん健康ポイントで外れ一位に満足

2020-03-21 15:54:48 | 地域情報

暖かい日が続いて、個体差はあるものの桜の開花が、一気に進み出したように感じます。

昨日に比べて、今朝は(私の記憶では)明らかに開花具合が進展していると思えます。

中でも、白っぽいものは早いような。

呑川沿いのニチレイ研修センタの桜なんか、すでに満開のような。↑これは洗足池ですが。

 

加えて、他の春の花も咲き始めています。

これはユキヤナギという花でした。

昨日の写真ですが、洗足池では一気に花開いた感があります(前日には気がつかなかったので)

画像検索では不明でしたが、昼に、佐伯山緑地に行ったら、花壇に咲いていて名札にそう書いてありました。

柳のようにしなって、そこに雪が積もっているような、ぴったりなネーミング(感)

 

ところで、はねぴょん健康ポイントの景品応募の結果が出ました。

抽選結果をアプリで確認する前に、本日、景品が届きまして(驚)

3000ポイント一口は、実はスチームオーブンに賭けたのですが、生憎のハズレ(悔)

でも、ドラフトの外れ一位選択のお茶が当たりました(嬉)

お茶って、スーパーで買うのを躊躇うんですよね。

大抵、法事のお返しでもらったものを飲むから。

で、いざ、自分で買うとなると、品質(味)、量、値段のバランス(妥当性)がよくわからないのです。。。

なので、スチームオーブンが外れた場合に指定してみたのですが、

そっちが当たった。。。そして嬉しい。。。

羊羹でも買ってきて、急須で入れて飲もうっと。

 

おまけのネタですが、

春の花として、桜、ユキヤナギの外に、ミモザ(銀葉アカシア)を探して、洗足流れを歩いたのですが、

ミモザは見当たりませんでしたが、綺麗な一輪のバラを発見。

バラは年中みられる花ですが、冬よりは、春の日差しの中でみる方が印象がよろしいです。

ではでは


スーパーの台風一過と、はねぴょん健康ポイントの景品応募開始

2020-03-02 16:04:22 | 地域情報

昨日のOKストアは、一昨日に輪をかけて混雑していそうでした。

店内を覗きませんでしたが、開店時間に駐車場に入れない車の列が延々と。。。

ただ、楽天ペイの5%還元キャンペーンが終わるからだと思っていたのが、

テレビのニュースを見ると、

数週間前に、香港で始まったトイレットペーパーの買い占めが日本でも起きていて、

(香港では、マスクの増産のため、トイレットペーパーの生産ラインが使われるというデマから)

そして、トイレットペーパーにとどまらず、台風の時の様に、カップ麺などの保存できる食品にも。。。

 

昨日の午後、OKストアは避けて、業務スーパーに行ってみましたが、

冷凍食品、カップ麺、スナック菓子など、きれいになくなっていましたね。

先の台風の停電ではないから、冷凍食品も人気だった様で。

 

学校が休みになって、自宅にいる子供用なのでしょうね。

ただ、一部の人にとっては、武漢の様に外出制限が始まったら、などと恐れているところに、

テレビでスーパーに詰めかける群集を見て「遅れたらなくなっちゃう」と、煽られてしまったのではないでしょうか。

いざとなった時、分け合う、助け合うとは言いつつも、自分の分は確保して安心したいのが人情(日本人の性)。

 

ちなみに、今朝のOKストアは、、、

台風一過

の様に、平穏でした。

9:59までは楽天ペイの5%還元だったので、

サラダオイル、マヨネーズ、冷凍食品、ワイン、ミューズリー(復活した!)など、

空いている店内で、買い置きのお買い物がゆっくりできました(笑)

在宅者の特権と理解していますので、あしからず。

 

さて、昨日、3月1日、はねぴょん健康ポイントの景品応募が始まりました。

 

はねぴょんグッズ、大田区特産品、区内共通商品券などが当たります(運が良ければ)

歩いたり、体重記録したり、区内の施設を訪問したり、健康イベントに参加するとポイントが貯まるのですが、

1000ポイントを1口として応募できるところ、さて、私は12月からの3ヶ月間でどれだけたまったのか?

思ったほど(歩いたほど)は貯まっていない、とは感じつつも

1日8000歩歩いて、20ポイントだから、よく貯めた方かも。

歩数では、2月は33位(1月は8位)

でも、施設巡りとか、散歩コース歩いたりは(あまり)していないからな〜

 

ゲーム機とか自転車など高価なものは、3000ポイントを1口で応募し、

当選者は、区役所でインタビューを受けてもらうなどの情報もあるし、

 

さてさて、何に応募するかな。

現在の私のポイント2800ちょいで200位ってことは、

3000ポイント貯まっている人(3000ポイントものに応募できる人)が、200人いないということだから、

3000ポイントで、いいものに一点掛けした方が、効果的なんじゃないかな。

3000ポイント対象は、6品あって、それぞれ1名だとしても、倍率は30倍くらいか。

(3000ポイントを数口応募する(できる)人は少なかろうし)

 

とりあえず、3月15までに、3000ポイントにはしておこう(期)

 

ところで、今日は雨でしたが、昨日は晴れていたので、

多摩川の土手を歩くにも気分が良かったですし、

土手の色も冬の”茶色”から、春の”緑色”にいつの間にか塗り替えられていました。

池上梅園の梅は終わって、次は多摩川と呑川の桜ですね〜

ではでは


いよいよ池上梅園

2020-02-24 13:04:42 | 地域情報

昨日のことですが、何度目かの「行かないの?」に対して、

ようやく「じゃ、用意する」@昼食後にソファに横になっていた人が言ったので、午後1時くらいに池上梅園に出かけました。

昨日は風が強かったのですが、散り始める時期には未だ早いからか、春一番に飛ばされ散った感じはなく、

青空が広がり、風も穏やかな昨日が、最高のコンディションだったのでは。

池上梅園の斜面は、西に向いているので、午後の早いうちに行くと、明るい日差しが当たって梅の花がきれいに鑑賞できますし、

(午前中は逆光、正午あたりは、上から日が当たって、見上げる大きさの木だと完全に陰)

夕方、日が傾いたタイミングも、少し黄色がかった感じで、これも一興です(一昨日、通りがかった時は、でした。)

(早々に飲み始めたので)我々は出かけませんでしたが、夜間のライトアップ前、人出は絶えなかったことでしょうね。

 

個別に、名前のついた梅の木(株?)が色々ありまして、ほおっと思うものもあれば、これのどこが?と思うものもあり(苦)

個人的な好みをいうと、一本足のテーブルみたいに広がった白梅あれこれが気に入りました。

座論(紅)という梅。中国の賢人が座論を交わしている姿に似ているから。(そうですか?)

 

昨日UPした、厳定院のしだれ梅ほどではないにしても、しだれ梅にも心惹かれます。

と言いつつ、枝が空に向かっているのもいいんですけどね(苦)

 

と、奥さんも満足の池上梅園でした。

ところで、梅まつりが中止になって、屋台村は出ていませんでしたが、

(昨年もあった)どこかのNPOが、甘酒、お汁粉を売るテントを建てていました。

飲食物を介しての感染を防ぐための、屋台村中止であれば、これはナシじゃないのかなあ。

しかも、マスクせずに大声で「甘酒いかがですか」とか。。。

 

帰りは、ちょっと寄り道し、

私のおすすめ、昨日UPの厳定院の打ち上げ花火のような紅梅、白梅、桃色のしだれ梅を奥さんに紹介し(自慢し)、

斜向かいの真性寺(帝釈天が祀られているが、池上七福神ではない)の梅をパチリ。

ちょうど目の高さに、塀から道路側に飛び出してくれているので、近接して写真が取られました。

奥さんは、自分の写真を自画自賛、LINEであちこちに拡散しておられました。

 

ところで、昨日は個人的には散々で、、、

HBで食パン焼こうとして、砂糖の瓶を落として割って、キッチンの床にぶちまけ、

タイマーで焼き上がりをセットしたら、(何か勘違いして)意図した時間より3時間早く焼き上がり、

冷めてしまい、かつ、3時間取り出さずにいたせいで、溜まった蒸気で耳までしっとりしてしまい、、、

更に、たまには蜂蜜で食べようと、冷蔵庫から蜂蜜のボトルを手にとった瞬間、これも滑って落として、ボトルにヒビが入って漏れ出し、、、

何かに呪われている???

 

ハムスターのミニ嬢にあげるペレットを変えてみたのですが(穀物ばかり食べて、ペレットとかドライベジタブルを残すので、全部混ざったペレットを買ってきて)、朝、餌箱みたらあまり食べていなかった。

ミニ嬢の(恨み)呪い?

蕎麦食べたら死ぬとまで言い切った奥さん並みの好き嫌い(でも、私の実家で、舅(私の父)が打った蕎麦は、(余計なこと言うなよと私を目で制し)美味しいと食べていた嫁)が移ってしまったのか。。。

ではでは


池上梅園の前に。

2020-02-23 10:36:56 | 地域情報

昨日は風が強く(春一番が吹いたとTVで言っていましたが、以前に吹かなかったっけ?)、夕方は雨雲が立ち込めたりしましたが、

今日、明日は良い天気が続くらしく、絶好の梅の花見日和ですね。

奥さんがいつ池上梅園に行くつもりか不明なので、池上梅園を避けて、あちこち歩いています(苦)(勝手に行くと、”ずるい”とか理不尽な怒りを向けられるので)

 

池上本門寺の周辺にたくさんあるお寺のひとつ、池上七福神の弁財天が祀られている厳定院ですが、

赤と白の梅が綺麗に咲いています。

丸く剪定されていて、なんだか打ち上げ花火の”牡丹”みたいです、梅ですけど。

境内に立ち入ると、しだれ梅もあって、これもパラパラ落ちる打ち上げ花火(”落葉”というのかな)を連想させてくれれます。

 

驚きは、呑川沿いの一般住宅の庭先ですが、大田区指定の保護樹木になっている桜です。

早っ。もう咲いています。

多摩川の土手に散見される、一部の菜の花、ハマダイコンなどもそうですが、

住宅の排水とか、場所々々で地下の温度が異なり(暖かく)、早く咲いてしまうのかな。

都心も、地下鉄の熱で桜が早く咲ように思えますしね。

 

今朝、洗足池に散歩に行ったら、早朝から多くの人が集まっていて、警察官などもいるので、何事かと思ったら、

洗足池マラソン大会が開催される模様。

一般ランナーは走れなくなったマラソン、無観客で行われるプロゴルフなど、

わからなくはないものの、過剰な反応では?と思ったりもするのですが、

(開催者側の責任問題になってしまうからなのか。参加不参加、応援、観客、そして移す側、移される側も自己責任とは言い切れないんだろうな。更に、間接的に拡大する恐れもあるからね)

このような地域の行事は、注意、警戒はしつつも、単純に取りやめては欲しくないので、良かったかなと。

子供がたくさん集まっていたので、概ね走るのは元気な子供達とすれば、コロナの観点では、リスクが少ないとみたのかも。

そういう点では、池上梅園って結構危ないかも。

お年寄りだらけで、誰かが持ち込んだら。。。

にしても、池上は老人養護施設が本当に多い。

併せて、道を歩けばデイケアサービスの事務所と車両ばかり。

 

明日開催予定だった、梅まつりは中止ですが、梅園を閉じている訳ではないので、中止で何か変わるものではないような。

当初、屋台が出ないだけじゃんと思ったけど、飛沫感染を防ぐ意味では意味がありますね。

 

さて、、、ピアノ練習している奥さん、、、出かけないのかな。。。

音大ピアノ科卒業の奥さん、しばらく弾いていなかったけど、最近、楽譜買って弾き始めました。

私としても、生演奏のBGMは気持ちが安らぐので、歓迎しています。

が、池上梅園に行く気ないのか?

ではでは


梅屋敷の梅はまだまだ

2020-02-18 16:55:50 | 地域情報

今日もいい天気で、昼間、池上梅園は、お年寄りで溢れていました。

 

さて、私はと言うと、池上梅園はやはり週末に奥さんと、昼と夜(ライトアップ)行くとして(入園するのは)、

大田区三大梅園(言っているのは私だけ?)のひとつ、梅屋敷公園に行ってみました。

失業給付も昨日で、Maxの150日になり、

本日に、認定日を繰り上げてくれたので、最後の認定日(そして、たぶん最後のハローワーク)に行きついでに、

梅屋敷公園にも立ち寄ってきました(まあ、立ち寄るような場所でもありませんが、そっち方面への行きついでに)

 

うちの辺り(池上)からだと、呑川を下って、京浜東北線に当たる辺りで、ちょっと蒲田よりにそれて進むと、最短距離で、京急梅屋敷駅に到着するので、

そこから第一京浜を蒲田方面にちょっと行くと、公園がありました。

 

結構、大きな公園を想像していたのですが、実は小さい。。。

そして、見頃にはまだまだでした。

見頃になれば、それなりに楽しめるようにも思ましたが、、、小さな公園でした。

 

大田区HPの

「梅屋敷公園の歴史は江戸時代に和中散(道中の常備薬)の売薬所の敷地3000坪に梅の木数百本と花木を植え、東海道の休み茶屋を作ったことに始まります。当時は梅の名所として多くの人で賑わい、また明治時代になってからは、明治天皇がたいそうに気に入られ、9度も通ったと記録されています。」

から、数百本の梅の木があると思ってしまったようですが、

「その後、所有者が変わり面積も小さくなりましたが、昭和28年より区立公園となりました。約100本の梅の木が植えられています。」

と、広大だったのは江戸時代から明治時代までで、現在は縮小されていると、ちゃんと記載がありました。。。

あえて、また来るまでのことは。。。

 

ところで、失業給付の方ですが、

私は最大150日分受けることができたのですが、5日分+28日×5回+5日分という分割なので、

最後の5日分の給付には、6回目の認定日から、28日待って、その間、ハローワークで職業相談を最低2回受けて、となるのかと(ちょっとウンザリ)思っていました。

年金も健康保険も、また遡って、上記の通りであれば今回は2ヶ月くらい遡っての手続きになるので、これからの2ヶ月間、また病気になっても医者に行けず、事故にも遭えない生活が始まると(今ある保険証は、新しい保険証をもらえる2ヶ月後、現時点まで遡って失効するので、その間使えないし、新しい保険証は、2ヶ月後までないので、これも使えない。その間、保険料は取られるにもかかわらず)

ところが、最後の給付が、7日以内の場合、認定日を繰り上げることができ、その間、求職活動の実績を提出しなくていいと、前回の認定日に言われたので、最短の本日、最後の認定日に行ってきました。

 

これで、次は、奥さんの扶養に入って、国民健康保険から奥さんの会社の健康保険の扶養に切り替え、国民年金も1号から3号に戻し、早いとこ、失業給付期間の高額な社会保険料から免れたく、

それでもこれから1ヶ月は病気にならないよう気をつける必要がありますが(うちの奥さんの更生関係のアウトソーシング会社の処理が遅すぎる)

その予定で、国民年金も国民健康保険も、2月分からの支払いは止めてあるので、せめて3月中には、なんとか奥さんの会社からの扶養の手続きを終えて欲しいところです(苦)

 

これは、梅屋敷ではなく、本門寺の近くなのですが、数人が足を止めて、見上げていたので、仲間入りしたところ、

鮮やかな緑色の鳥のつがいが、梅(?)の花を啄んでいました。

 

割と大きな鳥で、見上げている人が「オウムみたい」とか話していましたが、

家に帰って調べると、、、多分、ワカケホンセイインコかと。

リンク先には、インド原産、ペットとして持ち込まれたものが野生化、「東京都では大田区の東京工業大学構内のイチョウ並木にねぐらがあり、夕方になると1,000羽を超えるワカケホンセイインコが毎日集結します」という記述がありましたし。

色のコントラストが綺麗で、うっすら春を感じました。

ではでは


【東京工科大学提携講座】折り紙建築の手法をいかした<折り>のデザイン講座(応用編)

2019-12-02 18:12:37 | 地域情報

今日は生憎の雨でしたが、月2回のハローワーク詣をモチベーションに、出かけました。

(昼前には帰ってきたので、それほどは降られずに済みました)

Webや人脈での就職活動は、失業給付のための就職活動にカウントされないので、

一応、ハローワークに出向いて、職業相談をしないといけないのですが、

前回あたりから、私のデータを端末でみた瞬間に「エージェントとかでやっているんですよね」

で、さっさとハンコをくれるので、こちらも余計な話と時間が省けて助かります。

(行くのは手間ですがね)

 

さて、先週末の土曜日は、奥さんのバースデーディナーを作る前に、

おおた区民大学の(私が受講する)今期最後の講座、【東京工科大学提携講座】折り紙建築の手法をいかした<折り>のデザイン講座~自分だけのオリジナルなポップアップカードをつくってみよう~の第2回(応用編)を受講しましたので、その模様を紹介します。

講師は引き続き、東京工科大学デザイン学部 助教の御幸朋寿(ごこうともひさ)さんです。

前回同様に、大学で空間デザインを専攻して、という自己紹介から始まりましたが、

今回は、折紙建築がどのようなシーンに活用されているかの紹介もありました。

LOEWEというスペインの革製品ブランドの店舗のデコレーションに、御幸さんが携わったとのことで、

後で検索すると、芸大在籍時、2013年の作品であることがわかりました。

日本で展示した後、スペインに輸送したので、折紙のメリットが活かせるものであったと(なるほどね)

 

こちらは、写真は、教室に置かれた折紙建築の見本。

 

前回は基礎編でしたが、年配の方々には、割と難しい内容(言われた通りに、切って、折ってなのですが、空間デザインの理論を基に説明される)であったので、予定していた内容の半分くらいしか進まず、最後の実習も、消化不良の時間切れな感じでした。

今回、休憩時間に、御幸さんにちょっと聞いてみたのですが「切ってみる、折ってみるでいいのですが、一応、市民講座なので理論から説明しないといけないので。。。」と、お察しします。。。

と言うことで、この応用編、自分でポップアップカードをデザインして、作るということは、相当ハードルが高いと感じるのですが(私にとって、というより、クラス全体の目標として)、さてどうだったでしょうか。。。

 

前回、パワポを表示するモニターや、講師が見本を作るのを上から投影するプロジェクターが、見えないとか、読めないとか、遅くやってきて、席が後ろになった自分をさて置き、文句を言っている人が割といたので、(学習能力があれば、席取りに、みなさん早く来るかな?と思い)ちょっと早めに行ったのですが、特にそのような動きはなく、、、

というより、驚いたのが、半数が、基礎編に出ていない人(応用編だけ当選した人)。。。

講師が手を挙げさせて、初めての人だけのテーブルがないか確認し、前回出た人はサポートしてあげるようにとの依頼がありました。

私のテーブルは半々でしたが、結局のところ、基礎編に出ていても”覚束ない”ので、他の人に教える余裕はなさそうでした。

むしろ、私のお隣さんは、基礎編に出ていないのに、メモを取りつつ、テキパキやっていましたので、お手伝いすることはなかったですね。

 

ただ、お手伝いする必要がなかった理由はそれだけではなく、

今回、基礎編に出ていない人が半数なので、45分を使って、基礎編の復習。

復習+前回手がつかなかった部分+応用部分で、1時間半。

残る半分の1時間半で、実習(自分でデザインして、作る)

という予定を、講師が冒頭に話したのですが、

 

まあ、そううまい具合には運ばず、基礎編の復習+休憩で1時間半(途中、演習を割と端折っても)

そして、以降、応用部分まで、更に端折りつつも、2時間を過ぎてしまい、

結局は、自分でデザインする前の、プロタイプの演習中に、時間切れでした。。。

 

なので、私の感覚的には、ほぼ前回の復習+ちょっと難しい理論の追加の内容でしたので、

割とセンスの良いお隣さんをお手伝いする必要はなかったという感じでした。

 

他方、私はちゃんとできていたのでか、というと、、、

前回+αの演習は、自宅でちゃんと復習して行ったので、お手の物でした。

が、(結果的には最後となってしまった)プロトタイプ作りは、見事にしくじり、

サポートの生徒さんから「それでは、折った時に収まらないのでは、、、」

「そうですね(苦)まあ、失敗してみるのがいいと先生も言っていましたし、プロトタイプですから」

「作り直しますか?」

「いや、貼る位置を変えて、はみ出る部分は切っちゃましょう(笑)」

と憎まれ口を叩いたものの、ちゃんと作る本番工程には至らず(悔)

と言う始末でした(苦)

まあ、今週、自分でやってみましょうかね。

ただ、立体的には作れても、美術的なデザインがちゃんとできないと、他所様にお出しできるようなカードにはならないので、

立体的なものを作ってみるところまでかな?

あるいは、良いデザインのカードを買ってきて、ポップアップするように作り替えてみるとかね。

ともあれ、頭と手を使ってモノを作るのは、かなり、楽しかったですね(感)

ではでは


【じんけんカフェ】学びとはなにか 第4回

2019-11-23 17:05:06 | 地域情報

今日は一日、冷たい雨が降っていました。

雨量が多くはなかったものの、霧雨のような雨が風に吹かれて、横殴りに当たってくるので、傘をさしても、ジーンズが膝上からずぶ濡れになり、朝の散歩は早々に断念しました。

 

さて、昨日も冷たい雨の中、いつもの大田区消費者生活センターへ、おおた区民大学【じんけんカフェ】学びとはなにかの第4回(最終回)に行ってまいりました。

第4回は、「生きることは」と「学ぶこと」と題して、東京大学名誉教授 佐藤 一子(さとうかつこ)さんから、「学習権・教育機会の平等・教育の保障とはどのようなことなのか、人にとって学ぶということはどのような意義をもつのか、自分のこれまでの学びも振り返りつつ学ぶ」内容です。

佐藤さんは、大学生の時、学歴社会に疑問を持って、社会教育学を専攻し、市民活動に参加しながら、学習権(学習の自由)、学校以外の学びの意義(学校教育で学ぶことができなかった人にとって、社会教育で学ぶことが生きる支えになる)を研究されてきたようです。

九条俳句訴訟にも携わって、勝訴を勝ち取ったと、、、正直、全く知りませんでしたが、集団的自衛権に反対する俳句が、市職員の忖度によって公民館便りに掲載されなかったことから、ありのままの自分の思いを表現する自由が損なわれたと訴訟を起こし、最高裁で違憲が確定され、市から賠償金が支払られたと言うもののようです(なお、賠償金は、5000円だったと。アメリカでは懲罰として高額になったりしますが、日本では賠償金が科せられるかどうかに意味があるくらいですからね)

 

ところで、講義の内容ですが、

細かい文章が埋まったパワポで進められたのですが、、、どうもとらえ所がなくて(苦)

お話の内容は分からなくはないのですが、学習する権利や生涯学習の意義に関しては、専門的なキーワードを並べ、組み合わせたような文章とお話で、、、

まあ、技術論ではないので、専門的と言っても知らない単語が使われているものではないものの、多分、そのキーワードが普段使われる背景とかを知らないからか、キーワードだけ頭に残っても、文脈、前後の繋がりがどうも頭に入りずらかったです。

なんだか、大学の講義を久しぶりに聞いたような感じでした。

公民館の役割に注目しているようでいて、あまりその取り組みの説明はなく(イタリアの事例とかはあっても)、第2回の講義、第3回の映画で観た夜間中学校との対比とか、シナジーの話もなく、全4回の講座の流れからも、ちょっと独立した内容で、頭に入りずらかったのかもしれません。

タイトルの「生きること」とはも、お話の中で特に出てきたように思えませんし(まさかSDGにおける地球、人類の存亡???)

これまでの「学び」と「生きる」の関係性は、生きていくために必要な知恵をお互いに学び合うというものでしたが、今回は、「生きる」ことは「学び」続ける生涯学習のことのようで、講座の最後に来て、話が変わってしまった感もあります。

まあ、講師本人も、「失礼ながら、テーマが狭すぎて驚いた」とQ&Aでコメントした人に対する回答として、これまで夜間中学に随分フォーカスしている理由がよく分からず、大田区の夜間中学の取り組みが長いからかしら?とか、ご自身の内容も、専門的な角度に絞ったものなので、ボランティア活動の取っ掛かりとか、どうすれば参加できるか、とかを期待して来られるとちょっと違うとは言っていましたが。。。(すごい直球コメントと、驚きましたが、多かれ少なかれ、私のモヤモヤ感もそこにあったように思え、代弁していただきありがとうございますと心の中で唱えました)

が、ハンドアウトと自分のメモを頼りに、私なりにコンテキスト、重要な補足をまとめてみると、

  • 「学びとはなにか」を問う3つの視点
    • 自分の生活・人生において「どのような学び」が意識化されているか。
      • 学校教育の観点ではなく、生活において。意識していないで、知らないうちに身に付ける学びもある。義務教育とは、子供に教育を受けさせる親の義務で、子供にとっては憲法27条で守られた権利。
    • 成人のための学習権の保障
      • 大人にとっても、現代教育を受ける権利がある。Right to Educationではなく、Right to Learning
    • 持続可能な社会づくりを支える「学校以外の学びの場」の協同創造(地域間、世代間)
  • 自分の生活・人生において「どのような学び」が意識化されているか。
    • 大田先生の教育学の復習
      • 人間は弱く生まれるが、柔軟な適応力があり、自らが自らで変わっていく。動物は本能で危険を避けるが、人間は危険から学び、傷ついても治癒する力が強い。
      • ヒトは共同体の力によって人(一人前)になる。子供を仲間・集団で育てる。
      • 教育はドラマ、アートである。教えようとして、教えられたようには育たない。お互いに響き合って育つ。
      • 生涯学習。どこで成熟したのか設計図は書けない。
    • 「自己」と「社会」を結ぶ「学び」
      • 自己と社会のつながりの中で学び必要性。社会の中で生きる時、何を学ぶ必要があるのか考え、選択する。
      • 自己教育と相互学習の循環。多様性とか環境適応。
        • しかし、日本社会では、人は孤立しがち、若者は簡単に自己否定する。家族や学校の教育は管理的な側面が強い(学校で、給食や掃除の時間の私語が許されないなんて、、、と言っていましたが、そんな息苦しいの今の学校って?)。社会もマイノリティーに厳しく、個人の自由な生き方、多様性を許容しない。
      • 生活する共同体そのものが学びを必要とする
        • 社会も成長のために学ぶ必要があり、社会を担う人を育てる必要がある(農村共同体、企業組織など)
    • 生涯にわたる生美の諸形態
      • 生涯にわたる学習の継続。学校では年齢で区切ったり、何かをマスターしたら卒業させてしまう。
      • 学校外の多様な学びの場、機会。Non-formal(非学校形態)。Formalは制度化されたもので、世界で通用する(大学の卒業証書とか)が、Non-formalは通用しないものの実際的な能力(生活知、経験知、身体知)
      • 社会人として再び学校に戻る。しかし、学費の面でハードル高い(夜間中学は無料だけど、大学に入り直したり、専門学校に通うのは高くつく)。社会教育も財政危機を迎えている(とか、言われると、おおた区民大学来づらいなあ)
    • 自分で「選びとる」、学びの世界をひらく
      • 学校中心主義を見直し、職業中心生活より生き方の探究を。
      • 生き方の探究、人生に必要なもの、社会で担おうとする役割から、自分に必要な学びを選びとる。
      • ある学生が、子供の頃、こんな風に教われたらいいなと。学びの広さ(学校だけでなく)を中学辺りで認識すれば、学校での辛いことに耐えられ、不登校にならなかったかも(学校以外の学びはあると思いつつ、学校でも学びも尊重するならいいですけど、学校以外もあるからと安易にドロップアウトしたら拙いとは思いますけどね)
  • 成人のための学習権の保障(教育権の保障)
    • 条約、勧告、宣言の紹介なので省略しますが、近年、増大する移民の教育が問題になっていると。労働力の移動にあたって、自国の教育を十分に受けているかの問題に加えて、第2外国語としてその国の言語を習得しなければならず、グローバル社会は、非識字者を生み出す社会になっている。
    • 移民の国イタリアの生涯学習センター(語学、職業技術を学ぶ)の外国人総数は7万6千人だそうで、日本の夜間中学の外国人数はわずか1,500人。日本の人口はイタリアの人口の倍なのに。
    • そして、ざっくりと、憲法や教育基本法の話、原爆被災後の広島に公民館が作られた話、学習を保障する公共的な条件整備としての公民館の発展の話、先にあった、九条俳句訴訟の話がありました。(このあたりの薄さが、コンテキストに違和感を感じた理由かも)
  • 持続可能な社会づくりを支える「学校以外の学びの場」の協同創造(地域間、世代間)
    • むすびとして、いろいろな現代的課題(生命、健康、人権etc)、重点課題(リカレント教育、ドランティア活動支援etc)の紹介(キーワードだけ)、多文化共生社会に向けての法整備(教育機会確保法)、夜間中学校の設置etc。なお、不登校者累計は100万人を超えているし(驚)、外国人労働者の子供は、義務教育の対象ではないので、学校に行かなくてよく、バイトで生計を助けたりしていると。
    • 国連の定めるSDG達成に向けて、包摂的(Social Inclusion)な社会づくりを推進。生態系、海、陸の問題以外、人も取りこぼさない社会づくりを。諸問題を解決するのは人間なので。
と言うお話でした。

まあ、この回だけ聴講したら、違和感なかったのかもしれませんが、なにか消化不良感が残ったのは冒頭に書いた通りでした。

ただ、外国人労働者の子供のケアがないこと、生涯学習で自己を実現することが生きることとしても、日本は排他的で個を尊重しない社会であると、まずは社会の矛盾をなんとかしないといけないんじゃないかな、と印象には残りました。(その社会を変えるのは、個であるとも言えますが、鶏と卵だな。。。)

 

これで、おおた区民大学【じんけんカフェ】学びとはなにかも修了。

残るおおた区民大学の秋季講座は、東京工科大学提携講座】折り紙建築の手法をいかした<折り>のデザイン講座~自分だけのオリジナルなポップアップカードをつくってみよう~の応用編、来週末です。

 

タイトル画像がないので、

昨夜午前様であった奥さんがお土産に買って帰ってきた、Krispy Kremeのクリスマス仕様のドーナツの写真をどうぞ。

「可愛くて、食べられない〜」などとは、と場見学の後は言いにくいですね(苦)

ところで、私はKrispy KreamがCrispy Creamでないのは、オランダとかドイツの会社なのか?と思っていたのですが、

アメリカの会社で、しかも、なぜCでなくてKなのかははっきりしていないと。

疑問に思ったら、思い込まずに、都度、調べてみるものですね。

ではでは


プロ直伝!!ウマい豆腐の作り方(後編)食の安全・安心講演会と意見交換

2019-11-21 16:48:47 | 地域情報

天気は良かったけど、風が冷たかった〜

明日は、もっと冷たいとか、、、

空気が冷たいのはWelcomeなのですが、風は嫌だな。。。(苦) 

 

さて、大田区保健所主催「大田区 食の安全・安心講演会と意見交換 プロ直伝!!ウマい豆腐の作り方」の後編です。

前編(第一部)では、豆腐司 みしまやの小川晃一さんから貴重な豆腐作りノウハウをお聞きしまし、自分の手が如何に汚れているのか、ではなく、手洗いが不十分かを知りました(笑)

 

後編は、第二部の実習の豆腐作り、第三部の意見交換です。

実習に先立ち、保健所の方(と小川さん)から”豆腐凝固剤”の話がありました。

  • ニガリとは、元々は海水から塩を作った残土液。雑分を精製して、透明になっている。その名の通り、めちゃくちゃ苦い。
  • みしまやでは、沖縄産の海水ニガリを使用している。海がキレイで、暖流と寒流のぶつかりミネラル豊富な海水のニガリは、癖がなく旨味がでる。ニガリで豆腐の味が変わる(変える)
  • ニガリとは、塩化マグネシウムのことで、豆腐凝固剤はニガリだけではない。みしまやでも、ニガリと”すまし粉”(硫酸カルシウム)を混ぜて使っている。京都では、出汁の味を引き立たせるため、”すまし粉”だけで固める。すまし粉は保水性、弾力性が高く、ゆっくり固まる。ニガリが主流になったのは最近で、以前は、全国ですまし粉を使っていた。
  • 他の凝固剤では、グルコノデルタラクトンは甘みがあり、塩化カルシウムは、最も早く固まるので、油揚げによい。
  • 製品によって凝固剤は変える。みしまやでも、おぼろ豆腐は(早く固まる)ニガリだけで固める。
  • (保健所の方から)これらの凝固剤は、食品添加物として認可されているものなので、心配ない。
  • なお、固めるにはどの凝固剤かだけではなく、豆乳の温度管理、豆乳と凝固剤の量のバランスが重要。決まった分量ではなく、できた豆乳によって、凝固剤の分量は毎日変わる。
続いて、いよいよ、おぼろ豆腐作り。
 
まずは小川さんのお手本を見てから、各テーブルで各自実践です。
  • キッチンスケールにのせた容器に、1.0gのニガリを入れます。容器を乗せた状態で目盛りを0.0に合わせて、スポイトでニガリをポツポツと。かなり痺れる作業です。0.1g単位で成否が分かれるなんて。
  • 我々が話を聞いたり、お手本を見ている間、保健所の若い職員さん達が、湯煎で豆乳を温め、温度71℃を(赤外線温度計で厳密に)保ってくれていました。
  • ニガリを”打つ”温度は、68から70℃ですが、容器から移し替えるときに温度が下がるので、設定は71℃。こちらも、1℃の違いで結果が変わるので、痺れる作業です(やってくれたのは保健所の方ですが、自宅でやるとなると。。。まあ、家族でいろいろ試してみたら面白いじゃないですか、と小川さんは言っていました。なぜか、家族でホットプレート囲んでいて、お父さんがお好み焼きをひっくり返し損じるシーンが思い浮かびました(笑))
  • ニガリの入った容器に、豆乳を100cc注いで、混ぜるというより、攪拌するイメージで、軽く(たった)3回(湯揉みっぽく)混ぜます。
  • 第一部の映像では、豆乳にニガリを加えていましたが、それだと(素人は)失敗し易い。ニガリに豆乳を加えた方が、豆乳を注いだ時点で、攪拌されるので、均一になりやすい。
  • 豆乳の温度が低いと柔らかめになるので強めに混ぜるが、混ぜすぎても柔らかくなってしまう。混ぜ方が弱いと固まらない。(その場で固まるのでないので、混ぜながらの加減はしようがなく、とても難しい、経験が必要な工程ですね)
  • 今回使用した豆乳は10%の濃さ。一般的な飲料は6から8%。豆腐を作るのであれば、10から12%のもので。
蓋をして15分待ちます。
 

その間、保健所の方が、”ウマい”豆腐の見分け方を説明してくれました。

と言うか、豆腐のパッケージに記載されている情報の見方について、

  • 名称:”絹ごし豆腐”など、わかりやすい一般的な名称。
  • 原材料名:大豆は国産などの産地を追記。遺伝子組換え大豆の場合は、要表示(表示がなければ、遺伝子組み換えではないと言う事)。凝固剤は、なんとかマグネシウム(にがり)など。
  • 内容量:400gとか。
  • 消費期限、保存方法:この2つはセットで。保存方法が要冷蔵(未開封)であれば、その状態での消費期限。
    • 消費期限はどうやって決まるのか?みしまやでは、東京衛生研究所に持ち込んで、最近培養して、安全に食せる日数が決まり、その日数マイナス1日。”T + 3日”としている(Tは製造日)
    • 消費期限は、過ぎたら食べない方が良い日付。食べられる限界から少し短め(みしまやさんではマイナス1日)。お弁当、お惣菜など日持ちしないものは消費期限表示。
    • 賞味期限:美味しく食べられる期限。食品の品質劣化が緩やかなもの、お菓子など。賞味期限を過ぎて、食べるか、食べられるかは消費者が決める(の責任)。(賞味期限と消費期限、併記はしないんですね)
    • 最近、賞味期限の長い豆腐が売られている。充填豆腐。豆腐と容器の間に隙間がない。容器に、冷たい豆乳とニガリを入れて、密封してから加熱するので、細菌が少ない。保存料で長持ちさせているのではない。
  • そして、製造・販売者も記載される。

そうしているうちに、15分以上経ちましたので、いよいよ自分で作った(測って、混ぜただけ)おぼろ豆腐の試食です。

いい感じに固まっていましたが、うまく攪拌はできていなかったようで、ちょっとブツブツがありました。

でも、贔屓目なしに、作り立ては美味しいですね(感)

そのままで、甘さとコクがありましたが、小川さんが「醤油を、一滴だけたらしてみてください」と言うので、本当に一滴だけ、、、

十分な味変です(驚)

普段、晩酌の時、薬味たっぷり、醤油たっぷりのあれは???と思わせられる味でした(苦)

その後、みしまやの製品も配られ、試食しましたが、こっちはプロが作ったものですからね、掛け値なしに美味しかったです(幸)

武蔵新田商店街のHPで、営業時間が、早朝から19時半になっていたので、多摩川に向かった散歩の帰りに立ち寄れなくはないですね。

一応、参加者のみなさん、それなりに出来たようで、「固まらなかった人?」に反応はありませんでした。

68℃の豆乳100ccに、にがり1.0gと言うシビアな条件でしたが、保健所の方々の手厚いサポートで満足できる結果を得られました(謝)

なお、温度が下がったからと、ニガリを多くしても、固まりはせず、苦くなるだけとのこと。

やはり、豆乳の温度と混ぜ方が重要な、一発勝負のようです。

 

この辺りから、自然と第三部の意見交換と言うかQ&Aに移りました。

  • 大豆は北の方が甘い(みしまやも青森産)。南が美味しくないと言うことではないが。美味しいと思った豆腐屋さんでは、大豆とニガリの産地をきいてみればいいし、ニガリがスーパーで手に入らなければ、豆腐屋さんで売って貰えばよい。教えてくれるはず。(教えてくれないのは、企業秘密と言うより、食の安全的に何か怪しい感じがしますね。材料は重要ですが、豆腐の旨さは、第一部で伺った職人技と経験で決まりそうですしね)
  • 自宅で、調整豆乳でも作れなくはないが、無調整豆乳で作るのがよい。(後で、調べたら、固形大豆成分の濃度の違いらしいのですが、無調整の方が濃くて、大豆の風味が強いらしいので、豆腐を使うために、あえて豆乳を買うなら、10%以上の無調整ですね)
  • 消泡剤は危なくないのか?昔、アメリカで問題になった時、日本では豆腐に使われると、豆腐に悪いレッテルを貼られたが、現在の消泡剤は自然素材を使って安全だし、(食品衛生法でも)表示不要の食品添加物です。(消泡剤って、知らなかったのですが、豆腐を滑らかにするのに使われる食品添加物らしいです)
  • スーパーの油揚げで、油抜き不要と表示されているものがあるが?そもそも油抜きとは、味を染み込ませやすい菜種油で油揚げを揚げることが多いが、酸化しやすい。昔は付け足しが美味いなどと言って(うなぎのタレのように)、油揚げが油で黒ずんでいることもあった。油揚げは油分が80%なので、油の悪い味を消すために、油抜きはした方がよい。油ぬき不要は、(いい油使っています的な)売り口上では?
  • ニガリはスーパーで売っているものでよいが、ミネラルがどれだけ含まれているかで風味が変わるので、成分を要確認。
  • 食べ切れなかった豆腐の保存方法は?食べ切るのがいいが、余るようなら、残す部分は触らずに、パックに入った(冷蔵庫で冷えたままの)10℃以下の冷水に入れて保存するのがよい。できれば5℃以下。水道水は暖かいので、入れ換えると衛生、鮮度的によくない。でも、翌日には食べないと。
  • もちもちした生揚げが流行っているが、材料、作り方の違いは?(生揚げ?と思いましたが、厚揚げのことですね。流行っているの???)凝固剤を確認されてはどうか。
  • 昔、鍋を持って豆腐屋さんに豆腐を買いに行くと、お金を触った手で豆腐を取り出していたので、衛生的に気になったが、豆腐屋さんは、水槽の水は冷たくて、たくさんで、流水だから大丈夫だ、と言っていたが本当か?みしまやも”裸売り”していた時もあったが(20、30年前まで)、自分の代で、よくないと思い、パックして、二次水槽で冷やす事にした。この問題は、豆腐屋さんが高齢化して、後継もなく、新しい情報(衛生知識?)が入ってこないこともある。なお、異物混入はある。ステンレスのタワシを使うと、削れた粒子が混入するとはよく聞くので、食物繊維のタワシで、(千切れて)混じってもすぐわかるようにしている。(保健所の方も)水槽の衛生状態、水温、還流しているかなどは検査している。

等々、質問はつきませんが、時間になりましたので、

役所のどなたかの挨拶で終わりになりました。

  • 食中毒は夏場に多いが、冬も発生する。ノロウイルスなどで。基本は手洗い。インフルエンザの予防にもつながる。よい食生活を。

 

昨日も書きましたが、美味しい豆腐に求められる職人技、経験は凄いですね。

まあ、ここまで行かないとしても、ホームベーカリーで作り立てのパンを食べるのと同程度の感動は、

豆乳とニガリから、おぼろ豆腐(よせ豆腐)を作って、味わえそうなので、やってみようかな。

でも、買うかどうか迷っていた、キッチンスケールは必須ですね。0.1g単位で測れるやつが。

それと、温度計か。

揚げ物の時も、ガスコンロの自動調節で対応してきたけど、ついに温度計を買う時が来たかな。

ただ、揚げ物では大丈夫な、数℃の違いが豆腐では命取りだから、こちらもそれなりの精度とかデジタル表示が必要かも。

amazonでチェックしよう。

ではでは


プロ直伝!!ウマい豆腐の作り方(前編)食の安全・安心講演会と意見交換

2019-11-20 18:23:05 | 地域情報

昨日に引き続き、いい天気でした。

気温は5℃ほど低かったようですが、空気が澄んでいて、このくらいの空気の冷たさがいいかな。

 

さて、おおた区民大学【じんけんカフェ】学びとはなにかの第3回の投稿に時間がかかり、一昨日のことになりましたが、

大田区地域力推進課が主催しているおおた区民大学とは別に、

大田区保健所が主催した「大田区 食の安全・安心講演会と意見交換 プロ直伝!!ウマい豆腐の作り方」に参加してきました。

たしか、池上会館でこのようなパンフを手に取って、いつもの電子申請で申し込んだら、首尾よく受講できました。

会場は、その池上会館の調理室で(初めて入った)、参加者、関係者びっしりでした。

 

まず、大田区保健所長の挨拶です。

  • 保健所の取り組みとして、食べ物の生産、流通、販売、調理の各段階で、健康を害する有害な物質が、口に入らないよう、厳格なリスク分析、評価、管理を進めている(リスクコミュニケーション)。
  • 食の安全は、行政、提供者、消費者が一体となって取り組む必要があり、このような催しを実施している。

そして、追加で配布したと言っていましたが、実は未配布だった(担当者は、あとで怒られたかな)パンフで、大田区の健康ポイント、アプリの宣伝がありました。

これ以上(わたしムーヴ、あすけん、dヘルスケア、aruku&、ReneBopdy、Coke On、、、それにDQウォークも)、健康管理アプリをインストールするのもどうか、と言う気はするものの、あすけん(カロリー)、DQウォーク(ゲーム)以外は、ウォーキングついでの電子マネーや景品稼ぎですので、健康管理アプリというより、そっちがひとつ増えるだけかな(苦)。

 

そして、第一部 お話「豆腐屋が話す 豆腐作りについて」です。

(第二部が、手洗いと豆腐作りの実習で、第三部は意見交換)

講師は、武蔵新田にある豆腐屋さん、豆腐司 みしまやの小川晃一さん。

保健所の方が進行、質問しつつ、小川さんが詳述、回答して、豆腐の作り方が説明されていきます。

タイトルの「ウマい」は、美味い、旨い、巧い、上手い、甘いといろいろな字があてはますので、自分の「ウマい」を見つけて欲しいとのことでした。

豆腐作りの基本的な工程はこの通りですが、

現場写真(一部、映像)と共に行われた詳しい説明のポイントを追記します。

  • 大豆は、色の違いで3種類あり、黄色が一般的、青は甘く、茶色はコクがある。しかし、品種としては黄色だけで100種類以上。みしまやでは、青森産の「おおすず」をベースにしている。
  • みしまやの豆腐は、糖質とタンパク質のバランスの取れた、風呂上りのビールのお供として、醤油をちょっと垂らして、毎日食べても飽きない味を追求している。
  • 大豆の浸水時間は、気温・水温に応じて変えなければならない。冬は長く、夏は短い(一晩くらい差がある)。浸水し過ぎると腐敗が始まる。ちょうどいい硬さは、割った時、真ん中に筋(芯)が残ったアルデンテ。見極めは職人技。
  • グラインダーで大豆をすり潰して、水を加えると、ドロドロした生呉(なまご)ができる。(大豆も、生呉も各テーブルにサンプルが置いてあったのですが、生呉は白和えみたいな感じのものです。)
  • 均一になるよう送り水をしながら、手で混ぜる。少し粒が残るくらいにするが、混ぜた手の感触で判断(職人技!)
  • 煮窯(圧力鍋)で煮る。沸騰させたら、煮えむらのないようか櫂でかき混ぜながら煮る。大豆には消化を邪魔する物質があるので、それを壊すのと、殺菌のために110℃で煮る(100℃超えているから、蒸気の温度かな?)。温度と時間の管理は厳密(プロ!)。これで、生呉が煮呉(にご)になる。
  • 煮呉をふきん(しぼり袋)で包んで絞り、豆乳とおからに分離する。
  • 豆乳に、”落とし袋”を入れて、フキンの編み目で取れないミジンコなどを取って、更に細かく濾す。
  • 温度を確認して、ニガリとすまし粉を加えて、ワンツーフィニッシュという冗談のような名前の器具(巨大なマッシャーみたいなもの)で、三回混ぜる(だけ)
  • 気温で、豆乳の冷める温度が変わってくるので、ニガリとすまし粉の量、ニガリを打つ豆乳に温度は微妙に変わってくる(職人技!)
  • 固まったら一旦”くずし”て、型に入れて、再度固める。
  • ”くずし”をしない、ニガリを打って固まったものは”おぼろ豆腐”。(実習で作るのは、もちろんこれ)
  • 元々、豆腐は木綿だけ。箱に入れて、重石で水分を押し出していて、固めたものを”木綿豆腐”と呼んだ。”絹ごし”は、絹で濾したわけではなく、重石で水分を抜かずに固めたもの、”木綿”との対比で、”絹”の名前がついた。(では、大豆の濃度が違うのか?と疑問に思いつつ質問するチャンスがなかったので、家に帰ってから調べたら、絹ごしは、豆乳が濃いようです)
  • 豆腐を切る包丁には刃がない。大きく切るもの、一丁ずつに切り分けるもの、油揚げを切る重みのある包丁、の3種類。
  • 水槽で水に晒すのは、ニガリの苦味、雑味を取り除くため。晒し過ぎると旨味も逃すので、兼ね合いが難しい。
  • 大きな一次水槽は、冷水ではない。温かいうちに一丁に切り分けパックする(ホットパック)。
  • そして、冷水(3℃以下)の二次水槽で急冷する。雑菌が湧く温度帯の時間を短くする。
  • 衛生管理は保健所の指導もあり、大豆(呉)は、冷めて固まると取れなくなるので、熱いうちに毎日洗浄する。

先日のと場見学でも感じましたが、食を提供するプロ(食べるプロじゃなくて)は凄いですね。

自分の作品(食品)の目指すところ、こだわりが明確で、それを実現するための研究努力・自己研鑽、経験に裏打ちされた職人技。

どの”ウマい”か、と問われれば、この時点では”巧い”かな。

 

第二部の実習に入る前に、休憩があったのですが、手洗い実習の説明が先にあって、

休憩を取りつつ、まず、”自分の手洗いがどれだけ不十分か”を知るために、”いつものように”洗った手を、ルミテスターという機械で汚れ度を測りました。

 

あえて、”いつものように”洗って測ったところ、、、楽々、不合格(要注意レベルの倍の汚れ)

ポイントは、汚れはどこについているのか?であり、

上の資料で見ると、私は爪が伸びていたのと、手首がノーケアだったのが敗因かも。

効果的な手洗い方法は次の通り。

二度洗いで、より衛生的とのこと。

それと、手をふくのはペーパータオルがいいと。

手洗いに煩い奥さんに、この結果と手洗い方法は見せられないな(苦)

 

以降、豆腐作りの実習、意見交換(というか豆腐作りのQ&A)も盛り沢山だったので、

今回も、二回に分けさせてください。

後編は別途。

ではでは

 


現在までの変遷

「料理と散歩と仕事で海外」として、タイトルの通り、趣味の料理と散歩、そして出張する海外の情報を掲載していましたが、ハノイ赴任となり「ベトナム生活あらかると」でベトナム生活、近隣の国への旅行模様などを掲載するようになり、一時、仕事が忙しく更新が滞りましたが、2017年末に帰任し、2019年から改めて「池上優游涵泳」として、知識探求、スローライフを紹介しています。

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