ついに関東も梅雨明け宣言が出ましたね。
さあ、梅雨が明けたらやりたかったこと第一位は、
ベランダのガラス、サッシの大掃除!
でしたが、
梅雨明けがわかったのが正午で、余りの暑さにそこから汗だくで掃除をする気持ちにならず、今日は断念。情けなし。
今週のどこか、朝のうちにやることにします。
奥さんがいつ購入したか定かではない(自分では買っていないし、年末の大掃除の時は水で洗ったので、2年以上前からあるのかも)ガラス、網戸の洗剤が、洗面台の下に結構あったので、それを使うことにします。
さて、話は変わって、
毎朝、体組成計に乗って、体重、体脂肪率などを測って、
スマホアプリ(わたしムーヴ、あすけん、dヘルスケア、あるくと)に登録しているのですが、
(iOSのヘルスケアには、あすけんから連携されるので、直接入力は不要)
体重、体脂肪率以外にも表示される指標って、正確にはどういう意味があって、自分の数値がどのレンジにあるのか、
加えて、体組成計で、どうやって測っているのか、
ふと疑問に思ったので、調べてみました。
体組成計で測定される指標ですが、
①体重
②体脂肪率
③内臓脂肪レベル
④BMI
⑤基礎代謝
⑥体年齢
⑦骨格筋率
があります。
①体重
体重は、体重そのままの意味ですが、
昔ながらのバネ式(機械式)は、体重をかけるとバネが伸びて、その伸びを目盛の回転に変えていて、イメージがわかりやすいものの、デジタル式はどういう仕組みでしょうか。
こちらも、表示はデジタルですが、原理は割と機械的でした。
4箇所あるセンサーに体重をかけると、それぞれ金属が重さで歪み、その歪みで抵抗値が変わるのを感知して、計算して表示しているとのことでした。
バネより精度が高いらしいですね。
②体脂肪率
「生体電気インピーダンス法」という分析方法を応用して計測を行っているとのこと。
ざっくり言うと、からだに微弱な電流を流し、その際の電気の流れやすさ(電気抵抗値)を計測することで体組成を推定します。
脂肪はほとんど電気を流さないのですが、筋肉などの電解質を多く含む組織は電気を流しやすいという特性を利用しています。
ただ、体型(筋肉の断面積)によって、電気の通りやすさ(電気抵抗値)が異なるので(断面積が大きいほど電気抵抗値が低く、断面積が小さいほど電気抵抗値は高い)、
電気を通して判明した電気抵抗値と、登録された身長から筋肉組織の長さを割り出し、太さと長さを組み合わせることで筋肉量を計算します。
統計データを元に、その筋肉量と体重からどれだけの脂肪がからだについているのかを推定したのが、体脂肪率になります。
指標としては、
男性の場合 低い:5.0〜9.9%、標準:10.0%〜19.9%、やや高い:20.0〜24.9%、高い:25%以上
女性の場合 低い:5.0%〜19.9%、標準:20.0%〜29.9%、やや高い:30.0%〜34.9%、高い:35%以上
女性の方が高いのは、おっぱいの分くらいに思っていたのですが、
標準で10%違うとなると、おっぱいの脂肪が、そう何キロもある訳もなく、
それに乳房自体、皮下脂肪だけでできているわけではなく、
女性の身体をコントロールするホルモンのひとつ、エストロゲン(卵胞ホルモン)が食後のカロリー消費能力を下げるらしく、体質的に、女性は脂肪がつきやすいことらしいです。
ちなみに、私は、朝起きた時はだいたい13%くらい。ウォーキング後は一桁になったりするので、やや低めでしょうかね。
③内臓脂肪レベル
内臓のまわりについている脂肪面積の大小を、統計データからレベル分けしているようです。
あくまでメーカーの目安らしいですね。
私は、現在56kgの体重ですが、約20年前、シンガポールから帰任して、日本の食事が美味しくて、5ヶ月で70kgから85kgまで太ったことがあります。
(その後、一年間かけてウォーキングで、63kgまで落とし、ベトナムにいた頃は、70kgまで戻ったものの、ここ一年で、20%減の56kgになってしまいました)
その頃は、内臓脂肪が付きすぎて、健康診断でエコーが通りませんでした。CTなどでちゃんと診ないといけないのは実感としてわかります。
なお、
標準:1〜9
やや高い:10〜14
高い:15〜30
のところ、現在の私はレベル3なので、随分、内臓周りはすっきりしていることでしょう。
④BMI
BMIは、登録した身長と、計測された体重から、
BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
で計算され、指標としては、
低体重:18.5未満
標準体重:18.5〜25
肥満:25以上(肥満度1:〜30、肥満度2:〜35、肥満度3:〜40、肥満度4:40以上)
です。
ちなみに、私は18.5を若干切っているので、低体重です。
これはこれでマズイですね。
先進国では肥満が多いので、肥満のリスク研究は進んでいるものの、低体重の研究はあまり進んでおらず、明確なリスクはわかっていないようですが、肥満より、長期的に悪影響があるようです。
おおた区民大学の「おおた健康プロジェクト」のところでも、そう言う話はありましたね。筋力が落ちて怪我をするとか、骨粗鬆症にかかるとか。
本ブログをご覧の方は、私が料理が好きで、結構食べていることはお分かりかと思うのですが、太らないんですよね、何故か。。。
⑤基礎代謝
さまざまな生命活動(呼吸をする、心臓を動かす、体温を保つなど)のために常に使っているエネルギー量のことですが、
個人の身体的条件(太っている、痩せている、筋肉質等)、年齢、性別によって異なります。
同じ体重でも脂肪が少なく筋肉が多い人の方が基礎代謝が高くなり、消費するエネルギーも多くなります。
あすけんでは、身長、体重、年齢から計算され、1360kcalと設定されているのですが、
体組成計では、1425kcalと出ます。微妙に差があります。
ここにウォーキングなどの運動が加わるので、私の一日の消費カロリーの目安はだいたい2000kcal強です。
食べたものをあすけんに登録して、計算するとだいたい摂取カロリーがオーバーしているのですけど、太りませんね。
まあ、カロリーは取っていても(金麦で)、栄養が少ないと言う自覚はあります(苦)
⑥体年齢
基礎代謝から逆算した年齢らしく、体年齢が実年齢より上か下かをみます。
私の場合、実年齢より下どころか、半分以下の数字が表示されるので、果たして良いのか悪いのか。。。
⑦骨格筋率
筋肉には、体を動かすための「骨格筋」、内臓を作っている「平滑筋」、心臓を作っている「心筋」があり、
体重のうち「骨格筋の重さ」が占める割合を、骨格筋率と呼びます。
運動などによって増やすことができるのは「骨格筋」だけなので、骨格筋は運動やダイエットの成果が出ているかどうかを判断する指標になります。
骨格筋を増やして基礎代謝がアップすれば、エネルギーを消費しやすい体質、つまり太りにくい体質になり、筋力も高まって活動的な生活を送ることができるとのことです。
指標としては、
男性の場合、低い:5.0〜32.8%、標準:32.9〜35.7%、やや高い:35.8〜37.3%、高い:37.4〜60.0%
女性の場合、低い:5.0〜25.8%、標準:25.9〜27.9%、やや高い:28.0〜29.0%、高い:29.1〜60.0%
となり、
私は40%なので、骨格筋率がずいぶん高いことになります。
まあ、有酸素運動(ウォーキング)、ストレッチだけでなく、筋力トレーニング(腹筋、腕立て)もやってますから(えっへん)。
と言う具合で、生活習慣病に程遠い健康値に思えるものの、低体重や栄養不足は、身体だけでなく、精神面のリスクにもつながるようなので、運動するだけでなく、ちゃんと食べて、食べ方も考えて(薬膳、養生、体質改善)、健康寿命の延伸を図りたいものです。
皆様の参考にもなれば幸いです。
最後に、
写真がないので、昨日の夕飯の写真を掲載します。
ピーマンの肉詰めと、ポテトサラダです。
肉詰めは、裏返した時に、ピーマンが開かず、ピーマンとタネがぴったりついた状態で焼きあがる会心の出来でした。
コツは、こちらで。
ポテトサラダは、ベランダのパセリの色がちょっと悪くなってきたのと、
まだ結構じゃがいものストックがあるのに、
追加がやってくる情報を、奥さんから聞かされたので、コンスタントに消費しなければ、と。。。
これを二人で食べているのですから、結局結構食べているはずなんですけどね。
ではでは