池上優游涵泳

「料理と散歩と仕事で海外」「ベトナム生活あらかると」改め、「池上優游涵泳」として日々を綴っています。

ニャチャン

2014-04-30 20:22:21 | ベトナム生活あらかると
先週末、一時「やっと夏がきた!」と思ったら、翌日は雷雨、週が明けたら、また薄寒くなって、、、

異常気象が続くハノイです。

履歴をみると、今月は一回しかブログを更新していませんでした。

編集画面で確認すると、それでも毎日訪れてくださる方々がいて、本当に申し訳ございません。

さて、ベトナム流の面白ネタではなく、普通のベトナム観光地ネタです。

先々週末になりますが、奥さんが来ていました。

日本で仕事をしているので、長居はできませんが、2年ぶりにベトナムにやってきました。

私のマイルで、、、

しかも、滞在中、両替もせず、一銭も、いちドンも払わず、帰りは、搭乗を待つ間をバーガーキングで過ごすとか、お土産が買い足りないとか言って、さらにドンを奪っていきました。。。

まあ、来月の東京出張で帰国の折には、刺身、すし、焼肉、全部払わせるつもりですが。

それはともかく、うす曇りのハノイで、いまさら奥さんを連れて行くような場所もないので、

ニャチャンへ行くことにしました。

スタッフに聞くと、今が一番いい時期であると。

たしかに、(ハノイにはない)日差しがきつ過ぎず、涼やかな風もあって、海も冷たくなく(まあ、こちらはアジアのビーチリゾートで、ハノイのように冬はないからね)、とてもいいタイミングであったと思います。

それに、一度は行ってみたかったものの、ビーチリゾートにひとりで行くのもねぇ。

まさか、カラオケのおねーちゃんを連れて行くわけにもいかないし(いや、そんなひとはいませんよ。カラオケにも一年くらい行っていませんし)

40過ぎの奥さんの水着なんか見たいわけではありませんが、まあ、ちょうどよかった訳です。

そして、今日、明日とベトナムは祝日なので、先週末から今週末にかけては、観光地は混むし、飛行機やホテルの値段も高いので、その前の週はお財布にもやさしかったのでした。


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ハノイからニャチャンへは、飛行機で1時間半。

ニャチャンのカムラン空港に到着し、ここからビーチまではエアポートタクシーで30~40分。
(値段はVND350,000と固定。ビーチから空港へは、VND250,000の固定)

予約していたのは、ベストウエスタンというホテル。


38階建て、オープンして1年(きれい。でも、色やロビーの飾りつけのセンスは???)

インターコン、シャングリラなどビーチフロントの大型ホテルの並びにあります。


我々の部屋は36階で、「おおーっ、ビーチがきれいに見える!」


微妙にベットが小さいが、部屋も問題なし。


一部屋一泊USD100なので、大正解でした。

と、思ったら、フロントから電話があって、この部屋は設備が故障しているので、替えてくれと。

そんなのチェックインの時にわかるだろ?!とは思いましたが、そこはベトナムなので。

そして、同じ階の反対側の部屋に移動したのですが

ベットが、少し大きくなりました。


シングルサイズからクイーンサイズに変わったとボーイは言いましたが、写真で確認すると、それほどの違いはない。

そんなことより、ビーチビューの窓が大きい♪


ソファが置いてあって、ゆったりとビーチが眺められる贅沢さ♪


先の部屋は、北に向かってでしたが、今度は南に向かって。それに、南に向かっては背の高いホテルがない。


たしか、Agodaで見た時は、値段の高い部屋でしたね。ラッキー♪

夜景もきれいです。


ホテルからは道路を渡って、ビーチに出ます。地下道もありますが、ハノイ市内に比べれば、たいした交通量ではなく、ベトナム慣れしていない奥さんでも容易に渡れます。

ベストウエスタン専用の一画で、二日目と三日目の午前を過ごしました。(二泊しました)


ビーチは南北に5kmあるとか。




ビーチで結婚式が行われていました。


ビーチもいいのですが、ホテルのプールもよかったです。


海に入った後、ひんやりしたプールで泳ぐと、すっきりします。

眺めもいいですし。


ナイトマーケットも歩いてすぐでした。






ただ、マーケットとはいえ、お土産屋ばかりですし、バンコクのパッポンやスクンビットとは比べ物にならない、しょぼさというか、むしろ”まったり感”。それはそれでいいのですが^^;

初日の夕飯をご紹介しましょう。

表通りからナイトマーケットを突き抜けた先にある、シーフードレストラン、というかビアホイ?


お客が(観光客も、観光客らしからぬベトナム人も)そこそこ入っていたので入ってみます。
一応、ビーチリゾートですから、シーフードを食べませんとね。

しかし、店頭にいろいろ魚、エビ、貝が並んでいたものの、メニューは割と普通のビアホイ^^;

奥さんも、ここでよいと言うし、私にどこか変な店に連れて行かれ、変な食材を食べさせられるのも嫌らしく(よくわかっている)、「鍋がいい」と。

ここじゃなくても、ハノイでも食べられるけど、とは思いつつ、まあ無難だし、海鮮鍋ならそれもよかろうと注文しました。
(マムトム鍋ではないことだけ、ちゃんと確認して。私は問題ないけど、奥さんは絶対食べられないから)




こう言っては、みもふたもないですが、普通の鍋です。ハノイでも食べられる鍋です。そして、観光地故に、ハノイの自宅近所の鍋屋より高いです。

とは言っても、VND350,000だから、文句言うほどではないけど。

でも、ハノイの鍋屋街で同じ値段払えば、この倍以上のボリュームだけどね。

そして、鍋だけというのも、何なので、適当に貝を頼んでしました。

アサリみたいなのを頼んだつもりが、でてきたのはこれ。


大きめの巻貝のような、そして身がとりにくいことこの上なし。

不味くはないが、美味しくもなく。

奥さんも私も食べる(楊枝で身をとりだすのが)のが面倒になって、ギブ。

しかして、驚くべきは、値段。なんと、これがVND320,000!

鍋とそう変わらない、日本円で1500円、これが???

まあ、食べてしまったものは仕方がないので払いました。

ハノイに戻ってから、会社のスタッフに、この貝なんだか知っている?と聞くも、誰も知らず。

そして、その値段には、私同様に驚いていました。

きっと、すごく”スペシャル”な貝だったのでしょう。

シンガポール他の国でも経験しましたが、外国人観光客に、高い食材のものを何気なく勧めて食べさせる手口、それにやられましたかね。

まあ、それが美味しければいいのですが、今回は、かなり微妙な想いが残りました。。。

ホテルの朝食を除くと、ほぼシーフードを食べましたが、総論としては、よかったと思います。

市場(ナイトマーケットではなく)の近くの、観光客なんか縁のなさそうな店は、エビも貝も安くて美味しかったし。

美味しくなかったのは、唯一これかな。ホテルの朝食ビュッフェにあった麺。


うどんのように太い米麺、スープはベトナム風のようであり、しかし鰹だしが混じったような、、、これも何だったのか。

まあ、久しぶりに奥さんと過ごしたニャチャンの3日間でしたが、”奥さんと”は抜きにして、リフレッシュできた休日でした。

最後に、

観光客の割合ですが、9割方がロシア人ではないでしょうか。

欧米系の顔、体格なのですが、おそらく日本人からはロシア人にみえるはず。

そして、ホテルやレストラン、街中の表示も、ベトナム語、英語、そしてロシア語。

最近はオープンでしょうけど、冷戦までは、ロシア(ソビエト)から来られるアジアのビーチリゾートというと、ベトナムしかなかったのかもしれませんね。それで、その馴染みが今も続いているのでしょうか。



さて、明日から週末にかけて、ベトナム連休(今日は飛行機がとれなかった。そして金曜は年休)は、ルアンバパーン再び、です。

その模様は、そのうちに。


新ウォーターサーバー

2014-04-17 18:04:10 | ベトナム生活あらかると
何となく筆不精になっていて、ずいぶん御無沙汰していました。

そして、イマイチ暑くなりきらないハノイです。

でも、夜、冷房は入れるようになりました。隣の部屋に冷房をかけて関節的に。

寝室で直だと、駄目なんですよね。
音であったり(室温でオンオフして、いきなりブオーとか)、冷たい風があたるものもイヤだし、なんか駄目なんです。

扇風機があると一番いいんですけどね。

そうだ、それをリクエストすればよかったんだ、、、



と言うのは、現在の“出戻り”部屋も一年が過ぎ、

サービスアパートの契約更改があって、ビルトインオーブンを要求したら

以外にもOKで、しかし、予想(期待)通り、部屋になってきたのはオーブントースターって件は、以前ここに書いたとおりです。

まあ、その不始末の代わりに、コーヒーメーカーをリクエストしたら

他の部屋にはなくて、特別だから、どうたらこうたらと恩着せがましいレターと共に



こいつが、部屋の家電に仲間入りしたことは書いたっけ?



しかし、ずいぶんと使い込まれてあったので、私だけ特別でも何でもなく、他の部屋で提供していたんでしょうね。

それに、オーブントースターだって、他の部屋は全部これだ!とか言ってきましたが、じゃあ、何故、2年間私の部屋にはなかったのか?



ちなみに、この国のコーヒーメーカーは、紙フィルターを使わず、プラスティックのフィルターに粉(豆?)を入れます。

なので、このフィルター部分が、使い込むにつれて、どんどん茶色になります。

また、“目”が粗いので、ドリップしたコーヒーの底には、かなり“どろどろ”が残ります。

そのどろどろまでカップに注ぐのはイヤだけど、薄ずみだけではもったいないし、

と思う私は、紙フィルターをひいて(紙とプラスティックの二重フィルター)、使っています。
この方が、豆カスを捨てるのも簡単。

プラスティックのフィルターは一緒に捨る訳には行きませんし、
ゴミ箱のエッジにガンガン打ち付けても、豆カスがきれいに落ちないし。。。

ともあれ、週末の朝、ドリップコーヒーが飲める生活になりました。



で、話を戻すと、扇風機も貪欲に要求すればよかったなぁ、、、と。

どれもたいした額ではないので、自分で買ってもいいのですが、
たいした額ではない故に、たいした額を払っている賃料でなんとかしたいものだと^^;

また、オーブン、コーヒーメーカー以外に、飲み水とサーバーレンタルをタダにできないかと思い、これもリクエストしてOKさせました。
これも、月10ドルくらいなんだけどね^^;

もともと、このような感じで、常温の水だけ注ぐサーバーがセットしてあり(こんなんでもレンタル料とるんだよね)、



お湯は、いつも電気入れておかないとすぐ熱くならないし、それを待つくらいなら、湯沸しポットで即効沸かせるので、こんなサーバーで十分なのです。



で、こちらの面白顛末ですが

契約更改時、総務スタッフが「水もタダです!」と得意げに報告してきたのに

部屋には請求書が来ました。

翌日、会社で「やっぱり、請求してきたよ(苦)」と報告したら、血相変えて電話で文句いっていました。

「もう、大丈夫です。○○さん(アパートの営業)のミスです!」

自分のミスと思われるのが一番嫌な典型的ベトナム人。
でも、一連の家電追加事件の原因には、うちのスタッフ側にも絶対にコミュニケーションミスがあったと思うけどね。

で、請求書破って、部屋に帰ってきたら、、、



新しいウォーターサーバーが、、、熱湯、冷水両方のタイプ。

キッチンの方を見ると、既存のサーバーはそのまま。

別に、新しいサーバー要らないんだけどなぁ。。。

思えば、オーブントースターもまだ使っていないし、これも使わないだろうな(だって、壁の裏に、一個あるんだもん)

なんか、いろいろ注文して、アパート側にはコストかけさせた感じでありながら、あまり得した感じはない。

結果、クレーマーと思われただけのような。。。

現在までの変遷

「料理と散歩と仕事で海外」として、タイトルの通り、趣味の料理と散歩、そして出張する海外の情報を掲載していましたが、ハノイ赴任となり「ベトナム生活あらかると」でベトナム生活、近隣の国への旅行模様などを掲載するようになり、一時、仕事が忙しく更新が滞りましたが、2017年末に帰任し、2019年から改めて「池上優游涵泳」として、知識探求、スローライフを紹介しています。

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