池上優游涵泳

「料理と散歩と仕事で海外」「ベトナム生活あらかると」改め、「池上優游涵泳」として日々を綴っています。

御嶽神社の現物詣で

2019-10-31 17:33:22 | 地域情報

今日もいい天気でした。

この天気は土曜日まで続くらしいので、ここのところ布団を干せない金曜日が続いていたので、明日の金曜日、週次の大掃除のために、布団をベランダに退避させられそうです。

で、今朝の散歩ですが、

昨日、大田区立郷土博物館で、令和元年度特別展「嶺の御嶽山と一山行者」を鑑賞してので、

その嶺の御嶽山と呼ばれる御嶽神社に久しぶりに行ってきました。

普段の散歩コースから外れるのですが、うちからの距離は、洗足池よりはちょっと近いくらいかな?(半径3,000歩圏)

 

御嶽神社の由来です。

  • 天保年間(江戸時代後期)に木曾御嶽山で修業をされた一山行者が来社して以来信者が激増し、天保2年(1831年)に現在の大きな社殿を建立し御霊を遷座した。
  • 信者の中には江戸の豪商なども多くあり、かなりの寄進がされたようである。
  • 関東一円から木曾御嶽山を信仰する信者たちが多数訪れ、その勢いは江戸、明治、大正、昭和へと続き、「嶺の御嶽神社に三度参拝すれば、木曾御嶽山へ一回行ったのと同じ」と言われていた。

 

さて、駅前のイオンスタイルの裏手に、御嶽神社はあります。

ちなみに、イオンには「御嶽の霊水」というものがあります。

御嶽神社を参詣する人のために、禊の井戸を掘ったところ、この水で禊をすると霊験あらたかで、近隣からもらい水をしにくる人が絶えず・・・とあります。

(泳いでいる金魚は贅沢ですね)(それと、現在、飲料不可)

 

入口には、鳥居より立派な社号標が。

境内中程の狛犬。

中々、キリッとして迫力あります。

拝殿に進みますと、

また、狛犬が、、、でも獅子というより犬っぽい?番犬?

郷土博物館に写真展示がありましたが、これは狼の狛犬だそうです。

山岳信仰において、日本狼が神格化されて、狛犬として置かれることはよくあるようですね。

 

これはなんで空いているのでしょう?大絵馬を郷土博物館に貸し出しているのかしら?

でもコンセント垂れているし???

これらも、たくさん奉納された大絵馬(扁額)の一部なのでしょうね(奉納と書かれてあるし)

御嶽神社の歴史的な建造物の解説にありましたが、

拝殿から拝殿にかけての社殿彫刻(レリーフ)は大田区指定文化財とのこと。

なかなかの見応えです(感)

他方、この水行堂(参拝者が水垢離をする場所)は、国指定文化財とのこと。

見た感じ、社殿彫刻の方が・・・と思わなくもないですが、歴史・文化財的な価値が高いのでしょうか。

 

左から、拝殿、本殿をまわると、左手には御嶽神社とは別に(同じ境内に)、「一山神社」というのもあります。

御嶽神社の御祭神が国之常立神(くにのとこたちのかみ)であるところ、

一山神社は、当の一山霊神(一山行者)が御祭神とのことです。

 

杜の霊神水と言って、一山行者が行水をしていた古井戸跡。

本殿裏手には、「霊神の杜」と名付けられた鎮守の森があり、霊神碑と共に神域になっているそうです。

霊神碑もたくさん建っています。

これは、博物館の”嶺一山講”を支えた人の紹介にあった、御嶽教の創始者、渡辺菊太郎さんですね。

 

右手にまわってくると、もうひとつ神社があります。

大鳥神社。

本日、三対目の狛犬は、、、ちょっと可愛い。

(三対のどれかを)うちで飼うなら、これかな(苦)

 

神楽殿は、何か工事中?(工事中は、神楽殿そのものではなさそうですが)

最後は、手水舎(参拝するなら、最初でなくてはならないのですが)

 

以上、久しぶりの御嶽神社でした。

昨日、特別展を一時間以上かけてじっくり観ての、お詣りでしたので、普段の何となく神域の雰囲気を感じる神社詣とは違う感覚でした。

何気なく、神域に立ち入ると、私の霊感がいろいろ機能し出すのですが、

今回は、事前知識があったことが、知識を実物で確認する、人工物の見学という意識が強くて、

神域を何かを感じるというものではありませんでした。

でも、それはそれで、地域の文化財の由緒、歴史の勉強として有意義なものでした。

木曽御嶽山は行ったことがないので、機会があれば行ってみたいものですね。

2014年の噴火に伴う観光復興対策で、大田区民が代表する観光グループは、1名・1泊・2000円の助成券が出るという、「長野県木曽町宿泊施設助成券制度」の案内が、博物館にありました。これはなかなかお得では。

来年3/31まで有効とのこと。

 

博物館の展示で知りましたが、御嶽神社、御嶽教関連の神社、社は区内にいろいろあるようので、散歩の折、ちょっと注意しつつ、また、今回のことを思い出しながら見てまわりましょうかね。

さてさて


嶺の御嶽山と一山行者

2019-10-30 18:20:13 | 地域情報

唐突ですが(笑)

今日は、大田区立郷土博物館で、令和元年度特別展「嶺の御嶽山と一山行者」を鑑賞してきました。

(画像をクリックすると、公式HPに貼られたPDFが開きます)

 

大田区立博物館といえば、以前、大田区にふんだんにある遺跡と発掘物の展示を観に行きましたが、今回ちょっと変わり種です。

「嶺の御嶽山と一山行者」と言われても、実はピンと来ていなかったのですが、

これ何だろう?という興味もあれば、

散歩中、区の掲示板でパンフが貼ってあるのをよく見ますし、大田区のイベントカレンダーでも開催期間中(10/5〜12/1)ずーっと表示されているので、気にもなります。

開催期間も2ヶ月と長く、また、特別展のHPを見ると、関連講演会が5回も開催されますので(基調講演、連続公演4回)、大田区も力を入れているようです。

でも、2ヶ月と長いからそのうち、と思っていると見逃しがちになるので、中間あたりの今日、思い立って昼から出かけました。

 

常設展とは異なり、写真撮影が禁止されていたので、展示品や説明パネルを紹介できないので文章だけになりますが、

まず、「嶺の御嶽山と一山行者」とは?

HPの解説によると、

  • 御嶽神社(大田区北嶺町)は、通称「嶺の御嶽山」と呼ばれており、天文4(1535)年に草創したと言います。その後、一山行者(?~1851)が天保2(1831)年に日本屈指の霊山である木曽御嶽山(長野県・岐阜県)の関東第一分社として、現在の社殿を建立したと伝わります。
  • 嘉永4(1851)年に没した一山行者ですが、明治32(1889)年には境内に同師を祀る祖霊社(一山神社)が築かれたと考えられています。なお、同社は平成28(2016)年2月に水行堂や社務所と共に国登録有形文化財となりました。
  • さて、一山行者は養子に入った井原家と出家した圓乘院がある与野(現・さいたま市中央区)などで布教に努めたと言います。その結果、木曽御嶽山や嶺の御嶽山を参拝する「御嶽講」が中山道沿いを中心に各地で作られ、嶺地域でも嶺一山講が結成されました。
  • 特別展では、嶺の御嶽山の歴史的展開について紹介します。また、一山行者が影響を与えた御嶽講や嶺の御嶽山に参集した御嶽講に関して考えます。本展が大田区の歴史や文化の再発見につながれば幸いです。

東急池上線の御嶽山駅前にある御嶽神社の由来を、信仰集団の(こう)の視点から学ぶということで良かったのかな。

駅前にイオンスタイルがあるのと、商店街イベントも開催されるので、たまに御嶽山駅前には行きますが、御嶽神社には暫く立ち寄っていませんでした。

 

展示構成は、

  • 序章 講という繋がり
  • 第1章 嶺の御嶽山
  • 第2章 一山行者の足跡
  • 第3章 嶺一山講と支えた人々
  • 第4章 御嶽講のウチとソト

となっていて、

序章で、まず、主な講の種類(念仏講、庚申講、富士講、武州御嶽講、大山講など)、講というものが信仰集団としてだけでなく、地域の共同体であり、域内、域外との連携を担っていたことを理解し、

第1章で、幕末から昭和前期に、嶺の御嶽山と呼ばれる御嶽神社に奉納された大絵馬(扁額)(行者の生涯、略歴など嶺の御嶽講に関するものだけでなく、韓信のまたくぐりなど様々な)などから、御嶽神社がどのような存在であったのか、また、御嶽神社の歴史的建造物の価値について学び、

第2章で、一山行者がどういう人だったのか、

第3章で、一山行者が起こした嶺の御嶽講(毎年の木曽御嶽山の登山が目的)を支えた人々とは、

第4章で、嶺の御嶽講以外の講について(大森、馬込、品川の三笠山講、六郷の行神講など)、

を知ります。

展示品以外で面白かったのは、昭和42年の木曽御嶽山登拝の模様が8ミリフィルムで残っており、それが繰り返し上映されていました。

私が生まれる前の新宿駅、中央線の車窓、塩尻駅の駅弁販売、D51(機関車)など、嶺の御嶽講以外のところで、かなり興味深いです(苦)

それと、上の階には、御嶽神社のある嶺地区の今昔として、昭和初期と、8ミリフィルムに登拝模様が撮られた昭和42年前後の嶺地区の街並みの写真、それと最近の神社のお祭り模様の写真が展示されていました。

 

なお、この特別展は、遺跡と発掘物の展示フロアに作られていますので、会期が終わるまで、「地中の歴史」は、入口のこれだけになります。

でも、11/16(土)には、ここでトークイベントが開かれるようなので、来てみようかな。

 

まあ、それより、御嶽神社ですね(笑)

久しく行っていないので、本日鑑賞した知識をもって、明日行ってみようと思います。

(博物館に行ったのは午後で、既に朝の散歩でたくさん歩いていたこともあり、博物館から直接行く気分にはならなかったのです)

このくらいちゃんと学んで神社に行けば、いつものように「こじんまりした神社ですね」など薄っぺらな感想以外の何かを感じるかも知れません(苦)

ではでは


飯能のムーミン谷に行ってきました。

2019-10-29 18:00:00 | 遠足・旅行

昨日は、義妹、奥さん、私の三人(平均年齢50)で、ムーミンバレーパークに行ってきました。

 

混むと入場制限がかかるようですが、平日(月曜)なので心配はないとは思いつつ、念のため、Webから入場チケット(大人ひとり1,500円)のみ予約しました。

ムーミン屋敷のガイドツアーなど有料アトラクションは時間枠で、チケットを買っておかねばならないのですが、ゆっくりめに出かけて、3時間くらい滞在して、その足で義妹は和歌山に帰る予定らしく、

私もこの姉妹との付き合いは20年を越えて、こういう所へ行った時、どんな行動をとるかは容易に想像できるので、アトラクションチケットは無用と判断しました。

いつもの”どんな行動”とは、滞在時間を3時間とした場合、

  • 目に入ったグッズショップは全部入って、45分
  • 食事と休憩(疲れたとお茶)で、1時間以上
  • トイレに数回、15分
  • 施設やアトラクションにかける時間は、園内移動含めて、1時間未満

実際、だいたい12時から3時までいましたが、二人が展示を観賞していたのは、30分ありませんでしたね(苦)

 

行き方ですが、とにかく池袋に行って、西武池袋線の急行に50分乗ると、飯能に着きます。

そこから直行バスで10分です。

駐車場から、メッツァの敷地に入りますが、メッツァ(フィンランド語で”森”)の名の通り、自然の森の中を進み、気持ちが盛り上がってきます。

 

なお、ムーミンバレーパークがあるメッツァとは、普通のショッピングセンターを想像していましたが、ショッピングセンターではあるのものの、作りはロッジというかログハウスという北欧風というか、な感じでした。(確かに、イオンみたいのが建っていたら興醒めでしょうから)

建物には入りませんでしたが(入ろうものなら、更に、数十分を浪費することになるので)、

北欧風、オーガニック、アウトドア、輸入雑貨、セレクトショップ、etcな感じのお店が入っているようです。

 

目の前には宮沢湖が広がっています。

天気が良くて、ラッキーでした。

もう少しすれば紅葉も綺麗でしょうけど、寒くなってしまうでしょうから、昨日の天気、気温がちょうど良い感じであったのかも。

椅子にもたれてゆったりと景色を眺めたり、レジャーマットを持参して芝生で寛ぐのもいいですね。(慣れた方々も多数)

 

先へ進むと、湖畔にムーミン谷の風景が現れ始めます。

写真に写っているワイヤーは、湖の上空を渡るジップライン(別料金もの)です。

 

入口にきました。ムーミンの世界観の始まりです。

そして、案の定、二人は最初のトラップに引っかかりました。。。

私もグッズショップを見ないわけではなく、こういうの(手人形)は、コンプしたくなります(笑)

ただ、混んでいると苦しくなるので(病気のせいで。今回も、久しぶりの山手線と池袋駅構内の混雑で、ちょっと意識が飛んでしまい、慌てて薬を服用しました)、あまり居たくはないのです。

それに、普段から、うちの奥さんが雑貨屋で、ウィンドーショッピングにかける時間は半端なく、その間、ただ待たされるのも耐えられないのです(辟)

とはいえ、これは面白いと思った、ニョロニョロのバームクーヘン。

でも、持って帰りにくそうだから、やっぱり、買わない(苦)

 

水浴び小屋が湖に突き出ています。

中もちゃんと作られています。

ちょっと離れたところから、湖と青い空をバックグラウンドして、絵になります(感)

ただ、ジップラインのワイヤーが邪魔。

 

メイン広場には、キャラクターの着ぐるみ(と、ここでは言っていいのかな?TDLとは異なり)がいて、話しかけると一緒に写真が撮れます。

なお、この方々は縁のゆかりもない人たち。

写真を撮っているところを写真に撮るモデルにさせていただきました(謝)。

 

メインとなるムーミン谷エリア。

左が、ムーミン屋敷。右は、リトルミイのプレイスポット。その奥は、海のオーケストラ号。いずれも有料スポット。

ムーミンの家は、1,000円払って予約しないと中に入れてくれないという敷居の高さです(笑)

 

ここで、ひとまずランチと思って、コケムスという展示施設にあるレストランに入ろうとしたのですが、

機械から予約をして、一時間待ちでした。。。

中を見ると、全然混んでいないのですけど(疑)

待っている間、アトラクションを見てまわれるにしても、レストランとしての効率は悪すぎますね。

 

まあ、仕方なので、コケムス内の展示を見てまわります。

まず3Fは、ムーミン谷に迷い込んだ気分になれる体感展示「ムーミン谷の自然」です。

ちょっと、毒々しいですけどね。

私は子供の頃、TVでムーミンを観た世代ですが、今の子供達にとっての、ムーミンの知名度ってどのくらいあるのでしょうか?

大人は、アニメを懐かしいと思いつつ、原作のシュールな感じもわかって(ウォルト・ディズニーというより、水木しげるに近い)楽しめると思うのですが、小さい子がこの展示を楽しいとか、可愛いとか思うかどうか。。。

まあ、雰囲気の明るいオブジェもあるので、そちらで写真を一緒に撮るのはともかく。

あと、シュールと言えば、スナフキンですが、この味わいが、今の子供に通じるのか。。。

 

その先も体感展示が続きますが、テーマは絵本に変わって「それからのどうなるの?」

これも子供向けではないかな。。。

それにしても、今やどこでもプロジェクションマッピングですね。

 

続いて、2Fに降りますが、吹き抜けの上(3F)から、ムーミン谷のジオラマが見えます。

かなり、細部に拘った、精巧でムーミンの世界観が感じられるジオラマです。

ムーミン屋敷は回転して、内と外が観られます。

こういうシーンは映画で観た記憶が、、、

風の谷とは違って、全体的にはやはりおどろおどろしく、

(宮崎駿でもなく、やっぱり水木しげるの世界に近いと思う)

奥さんが言うには、トーベ・ヤンソンは戦争の影響を受けているから、と(そうなの?)

おねいさんのミムラかな。

ミーは、テーブルに乗って、用意している?つまみ食いしている?

ママの紅白エプロン、懐かしい。

 

2Fには、ジオラマだけでなく、物語の印象的な挿絵や言葉を展示した常設展「ムーミン谷のギャラリー」、ムーミンの変遷を展示する企画展「ムーミンとトーベ・ヤンソン」があるのですが、、、

お二人は、ジオラマもそこそこに、お隣のグッズショップへ行かれてしまいました(呆)

ので、待っているのも馬鹿馬鹿しく、一人常設展へ。

物語の挿絵を、立体絵本のように構成しています。

こちらも挿絵だったのかな?挿絵の原画(のレプリカ)?

企画展の方は、撮影NGなので写真はありませんが、絵の隅っこに黒い犬のように書かれた初期のムーミンを鑑賞したり、

ムーミンの世界観というよりは、トーベ・ヤンソンという人物について知ることができます。

 

私としては、こちらが一番落ち着いて鑑賞できてよかったかな、と。

続いて、ビデオ上映のコーナーもあったので、そちらを、と思ったら、「レストランの席が空いた連絡がきたよ」と、グッズショップの奥さんから電話が、、、レストランに向かいました。

 

で、レストランですが、やっぱり空いていて、、、

でも、席に案内されるのに、更に時間がかかって、、、

席に着いたら、注文をとりに来るのかと思ったら、、、

社食・学食のように一列に並んで、キッチンカウンターへ食事を買いにいかねばならず、、、

オペレーション悪過ぎます(呆)

ハンバーグ、ハヤシライス、チキンシチュー、、、それっぽい盛り付けですが、お味、お値段共に観光地標準でした(苦)

でも、値段については、この謎の予約システムのレストランが、一番マシだったかも。

屋台とか他のレストランでは、パンケーキが2000円以上、ホットドックが1280円だったかな?ポップコーンがムーミン屋敷型の入れ物に入って(USJのミニオンのやつみたいな)で2000円とか、、、

子供がポップコーンの屋台に走っていくのを、父親が阻んでいましたが、その子供が値段を見て「高っ!」と一言。お父さん、いい教育をしていますね(苦)

 

お二人は、お土産も買って、お腹もくちくなったので、すでにお帰りモードを漂わせています。

企画展とか常設展とかいいの?灯台のあるエリアとか行かなくていいの?と聞きましたが、

待っているから、行ってきて。

との”お達し”でしたので、一応、灯台のエリアを一人で一回りしてきました。

企画展とか常設展は、奴らがグッズショップに夢中の間に観ておいてよかった。

一緒に観ようととっておいたら観られなかったところでした。

ビデオは、結局観られなかったけど。。。

 

有料ですし、予約が要りますし、時間もないので、さっと通り過ぎただけの、リトルミイのプレイスポット。

海のオーケストラ号。

湖のこちら側から、メッツァの方を眺めるのもよかったですけどね(あの二人は見ていない)

灯台(パパがここに籠もって小説を書いている回を何故か、鮮明に憶えています)

入れませんが(上がれませんが)、水浴び小屋後同様、中も作られています。

これもムーミン絡みのオブジェなのだろうか???

それとも、ムーミンバレーパーク以前の宮沢湖のスワンボート?

エリアの一番奥には、スナフキンのテントがありましたが、スナフキンはいませんでした。

見知らぬおばさんが「これだけあってもねぇ。。。」と言っていましたが、同感です(笑)

 

先に駐車場(バス停)に向かうと、LINEが来たので、私も帰途につきます。

3時ちょっと前だったので、ショーが始まるの待つ人が増えていましたが、残念ながら見ること叶わず(悔)

奥さん達二人に追いつき、バスに乗って飯能駅に向かい、私のムーミンバレーパークはお仕舞いです。

 

行く前に、奥さんが「行った人に聞いたら二、三時間あれば十分だって言っていたよ。」と言っていましたが、

確かに、あなたにとっては十分だったでしょうね(苦)

帰路の電車の中でも姉妹で、「よかったね〜」「きれいだったね〜」と話していました。。。

義妹については、折角、和歌山から来てあれでよかったのか?と、ちょっと済まなく思うところですが、本人がよかったと言っているので、まあいいか。

個人的には、ムーミンに興味があった訳ではありませんが、ちょっと消化不良感は残ります。

しかし、まさか、一人で片道2時間以上かけて行く気にはなりませんし、

奥さんと二人では、デジャブーを見ることになるでしょうから、

我が人生におけるムーミンバレーパークはここまで、かな(爽)

 

一般的な感想としては、メッツァの施設も込みで(有料アトラクションは抜きでも)、一日、十分楽しめると思います。

(カヤックは乗りたかったな。。。)

ではでは


カレースープ鍋

2019-10-28 19:37:08 | 料理・グルメ

義妹が和歌山から遊びに来ていたので、

義妹、奥さん、私の三人で、今日はムーミンバレーパークへ行ってきました。

行きたい二人は無計画なので、チケット購入、電車の時間の確認など全ての段取りは、とりわけムーミンに興味のない私の仕事でした。

でも、行ってみると、私は、結構楽しかったです(笑)

お土産ショップに入り浸っていた人たちはどうだったでしょうか?

(飯能まで行かず、都心のムーピンショップで十分だったのでは?

まあ、その模様は、明日、書こうと思います。

 

と、一日中の外出、人混みで疲れたので、夕飯は簡単に、カレースープ鍋です。

作り方は、超簡単野菜スープカレーと一緒です。

スープは、コンソメを溶いたところに、ケチャップとカレーパウダー。

具は、業務スーパーの冷凍洋風野菜ミックス肉だんごで包丁いらず。

ちょっと煮込んで、ビールを飲みながら食べて、スープだけ余ったところに、解凍した冷凍ご飯を入れて、おじやにして満腹(感)

「スープカレーはちょっと・・・」という奥さんも、これは大丈夫どころか大満足(所詮、食わず嫌いとはそんなもの)

 

しかし、スープカレーと作り方が同じだからと、レシピ投稿する事を考えずに、完成した鍋だけ写真に撮りましたが、

これはこれで投稿してもよかったなぁ、、、と後悔先立たず(悔)

まあ、また作ればいいのですけどね。これから鍋の季節だし、このレシピ、包丁すら使わないし(苦)

ではでは


毎週のベビーリーフ収穫が追いつかない幸せ

2019-10-27 19:53:12 | 家庭菜園

昨日、ちょっと迷った旧古河庭園秋のバラフェスティバルは、

ベビーリーフの収穫もあるので、近場の佐伯栄養専門学校食育祭を選択して、結局行きませんでした。

しかも、ベビーリーフの昼食後、TVを流し見しながら、あれこれ家の事をしていたら、

食育祭の「時間:10:00~15:00(14:00迄にお入りいただければと思います。)」に間に合わなくなってしまい、

結局、佐伯栄養専門学校にも行かずに終わりました(呆)

おおた区民大学で栄養士に興味を思えたので、ついでに入学案内とか貰おうと思っていたのに)

 

で、ベビーリーフの収穫ですが、

気のせいではなく、絶対に、昨日の秋晴れの一日で伸びましたね(嬉)

目論見が当たって、奥さんに自慢しまくりでした(苦)

(大雨の後の秋晴れに摘んだら気の毒、と思った私はどこへやら)

このベビーリーフをいたく気に入っている奥さんに食べさせたいので、平日に自分で摘んで食べずに、収穫は週末と決めているのですが、

ちょっと追いつかなくなってきた嬉しさと幸せを感じています(感)

 

かぶの方は、最初のプランターは、成長にかなり差がついてきました。

でも、なんで端の方が成長するのだろうか?

全体的には、間引くのであれば、中央の小さいのを摘んでしまいたいのですが、そういう訳にも行かず、端で混み合っている優良株を泣く泣く間引きました。

第二弾の方は、最初は割と均等に育っていたのですが、こちらも端の方が大きくなり始めました。

この理由が分かれば、次回(来年)に活かせるのですが、、、

こっちも、間隔を開けるべく、ひと株おきに間引きました。

 

間引いたかぶの葉(左)は根っこごと、もちろん食べますが、間引いた本数は減っても、だいぶボリュウムが出てきたので、ベビーリーフ(右)の収穫量を少なめに。

上述のように、ベビーリーフが”サメの歯”のように、毎週、生え変わるので収穫(食べるの)が追いつかず、ちょっとニンマリ。

 

そして、今週はHBではなく、OKで買った食パンで、ですが、

取れたてのルッコラ、グリーンリーフ、かぶの葉(と、ちょっと膨らみかけた根っこ)のサラダメインのブランチでした。

ではでは


秋晴れは、朝と昼の散歩2回

2019-10-26 17:00:00 | 散歩

昨日の豪雨と打って変わって、今日は秋晴れの良い天気でした。

それにしても、昨今、雨量が多いですね。

ラジオで聞いたのですが、台風19号しかり、台風は海からの水蒸気を凝結して雨雲を作るものの、海で冷まされ、海上に雨を落としてから、陸地にぶつかって雨を降らせるものでしたが、

海水温の上昇によって、台風(雨雲)が十分に冷まされず、大量の水分を含んだまま陸地にぶつかるので、陸地の雨量が多くなっているとの事。

(そうなの?)

とすれば、地球温暖化による異常気象、もはや異常ではなく、普通の気象が、以前とは大きく異なって、未曾有の大雨を降らせているのですね。

ところが、京都議定書しかり、パリ協定しかり、目標だけ語って、具体的にどうするのか?

小泉さんも記者に「How?」と問われて何も答えられませんでしたしね。

 

今朝の散歩は、天気が良いので、多摩川へ、です。

下丸子のガス橋の向こうに見える冠雪した富士山もくっきりです。

ただ、手前にある河川敷のグラウンドは、依然こんな感じです。

これもラジオで言っていたのですが、

グラウンドは乾いて、固めれば戻るものではなく、土を入れ替えないとダメらしいです。

土手から降りて、ちょっと足を踏み入れてみましたが、(昨日の雨の後ということもありますが)ぐにゃぐにゃで、年内どころの話ではなさそう。。。

 

家に戻り、さて、かぶを間引いて、ベビーリーフも収穫して、ランチの用意を、、、

と思ったのですが、

昨日の大雨を耐えて、折角の日差しを浴びているところを摘んでしまうのも気の毒に思えて(先日の台風の後も同じような事いっていましたが)、

明日に、延期です。(もうひと伸びしてから、食べようかな、とも思って(苦))

 

そして、日中、何となく秋晴れがもったいなく、再度、散歩に出かけてしまいました。

歩き過ぎなんじゃないかとは思うのですが(体重も、54キロ台に安定してしまい、BMIもいよいよ18を切っています)、

昨日は歩けなかったし、気持ちの良い散歩だったので、精神衛生的に、まあいいかなと(笑)

そして、呑川沿いを歩いていて、あるお宅の玄関先にバラを見かけました。

バラって、今頃咲くの?

と思って、家に帰ってから調べると、旧古河庭園では”秋のバラフェスティバル”が開催中でした。

明日までか、、、ちょっと惹かれるけど、明日は春期のおおた区民大学でお世話になった、佐伯栄養専門学校食育祭に行ってみるつもりだったしなぁ。。。

一晩、考えよ。

ではでは


善慶寺の新井宿義民六人衆霊地と山王熊野神社

2019-10-25 18:02:11 | 地域情報

一日、ひどい降りでしたね。

夕方には上がりましたが、台風19号の被害が、これで拡大したり、復旧が滞ることがないといいのですが。

ところで、最近、DQウォークで毎日歩き過ぎでした。

新しいイベントが始まった矢先でしたが、水を差されてちょうど良い休憩になりました(苦)

 

さて、昨日は失業給付の認定日だったので、ハローワーク大森に行ってきました。

という事は、先の認定日から28日経ったという事なのですが、

奥さんの会社の総務(委託会社)に、扶養から抜ける申請書を提出し、保険証を返納してからも28日という事です。

が、何も来ません。

一体、何をしているのだろう?

国民年金の第3号から第1号への手続きは、前回、第2号から第3号への異動が、(何故か)3ヶ月もかかったので、今回もそんなものかと思っていますが、

健保については、奥さんの会社の健康保険組合は、資格喪失証明書を発行するだけで、あとは、私が区役所に国民健康保険の申請をしなければならないと思うのだが、

前の会社を辞めた時は、退職日の2日後に資格喪失証明書が郵送されてきたけどなぁ。。。

この1ヶ月、保険証持っていないのに、遡って、何万円も国民健康保険料を払うの納得いかないなぁ。。。

まあ、待つしかないのですが(呆)

 

さて、そのハローワーク大森の行き帰り、とりわけ帰りに、ドンキ大森山王店の向かい辺り、毎度気になる看板というか塔があります。

その路地奥には、お寺らしき屋根が見えるものの、

毎度、帰り道は急いでしまい立ち寄ることがなかったのですが、昨日は、ハローワーク指定の時間が午前中だったので、時間に余裕があったのでちょっと寄ってみました。

綺麗な塔には、なんか難しい漢字が書かれていますが、石柱の方は、熊野神社と読めるので、あれは熊野神社なのでしょうか?

 

まず、路地奥に見えていたのはお寺でした。

幟を立てて、なかなか商売熱心なお寺さんのようですね。

善慶寺(ぜんけいじ)という日蓮宗のお寺で、なかなかの風格を感じます。

Webページによると「法光山善慶寺は1292年に建立。以来七百年を超えて連綿と法灯が継承されている日蓮宗の寺院です。善慶寺が一般に知られているようになったのは1677年に起きた義民六人衆事件との深い関わりによるものです。」とあります。

池上通りに立っていた塔に書かれていたのは、この「義民六人衆事件」に関わる何かですね。

では、「義民六人衆事件」とは?

Webページには詳細が記載されているのですが、簡単には、本堂に架かっていた看板がわかりやすく

「延宝四年(一六七六)過酷を極める領主の年貢収奪に耐えかねた新井宿村の農民の代表六人が幕府に直訴することに決めたが、事前に領主の察知することとなり六人は捕らえられて斬首の刑に処された。しかしその結果、年貢は半減されたので、六人は義民として当時境内の墓所に葬られ、毎年二月十一日に義民六人衆法要が執り行われている。」

とありました。

墓地の一画に、「新井宿義民六人衆 墓」があり、東京都指定旧跡として保護されていました。

 

綺麗な看板(塔)は、この墓所への参道を示していたことがわかりましたが、石柱の「熊野神社」の方は?

善慶寺本堂の左奥に、鳥居があり、この先が熊野神社のようです。

急な、階段を登ります。

階段は三方に分かれていて、右手には稲荷社にあります(そっちからも、熊野神社の境内には上がれます)

左は岩だけなのです。石碑があったりして、何か意味はありそうですが、よくわかりませんでした。

境内に上がると、ちょっと小ぶりの狛犬が出迎えてくれます。

ちょっと色落ちした感のある社殿です。

神楽殿の方は、さらに古趣を感じます。

由緒としては「創建の年代は明らかでない。伝説では平将門の乱の鎮圧に下向した藤原恒望に従った熊野五郎武通が当社に戦勝を祈願したといわれている。元和年間(1615-1624)にこの地域新井宿村の地頭木原木工允が日光造営の棟梁を務めたので、その余材で当社の社殿を造ったといわれている。(「大田区の神社」より)」とのことでした。

ちょっとスッキリしました。

ではでは


【じんけんカフェ】お肉はつくられる 第2回

2019-10-24 17:08:05 | 知識・学習

昨日の秋晴れは、一日で終わってしまい、また台風が近づいているようで、本日は曇り空、この後、雨が降るようですね。

私は寒いのは嫌いではなく、布団わたが冬物のふかふかになったことで、眠りが深くなったような気がします。

何より、足が攣りませんでした。筋肉が冷えて硬くなっていると、ちょっと力(刺激)を加えただけで、拗ね、脹脛、足の裏、それが左右、全6箇所のうち、3つ、4つが一気に来ますからね(辛)

ともあれ、寒くなって、暖かい布団をかぶれるようになって良かった〜(堵)

こちらは、今朝の洗足池の鴨たちですが、

寒い(水が冷たい)のでしょうか、皆さん杭の上で縮こまっていました。

 

さて、昨日、おおた区民大学、【じんけんカフェ】お肉はつくられる〜東京中央卸売食肉市場見学〜の第2回がありましたので、参加して来ました。

第1回【と場見学事前学習①】差別を超えて〜取材ノートから〜での、元朝日新聞論説委員の臼井敏男さん(著書「差別をこえて」)による講演の模様はこちら(前編後編)を参照してください。

なお、第1回における、私にとってのポイントをまとめると、

  • 差別における「差別」は、何も違いがないのに、あの人たちは自分と違うと集団を一括りに線を引いてしまうこと。
  • その実態のない違いを、「穢れ」として出身、内の職業に当てはめた歴史に由来する。
  • 東京では問題は、意識はあっても身近ではない認識であるので、出身者に気づくなど想定外の事が起こりと、とりあえず排除しようとする差別につながってしまう。
  • お互いを理解する、顔を顔の見える関係を築くことが重要。差別をしない人、と出身者から信用される人物であるべき。

です。

 

これらを踏まえて、第2回は【公開講座】映画「ある精肉店のはなし」を鑑賞しました。

学習支援者は、映画監督の纐纈(はなぶさ)あやさん。

映画上映の後、映画を作った切っ掛けなどをお話しくださいました。

 

映画なので、講演の時のように議事録のようなものは作りませんが、ストーリーを感想を簡単に述べます。

大阪府貝塚市東町で精肉店を営む、北出さん(4世代、3家族)のドキュメンタリー映画です。

”生産直売”として、小売だけでなく、自ら牛を育て、割って(映画の中で、弟さんが”割る”と表現していた)、解体して、販売していた。

現在、貝塚と場は閉鎖され、枝肉(ロッキーがトレーニングしていたようなブロック)を仕入れ、切り分けて販売をしている。

移動販売など、地域と密着した商売を行っており、だんじり祭りにむけて、捌いた牛の革で太鼓の張り替えを行ったりしている。

差別に触れたのは、108分の映画の中のインタビューシーンで数カ所

  • 次男が、牛を殺すのが凄いを言われるのが嫌い。むしろ、そう言って食べる方が凄いと述懐したところ
  • 長男が、父親が子供の頃、”東の子”と馬鹿にした教師の腕に噛み付いて以来、学校に行かなかったと父親を懐古したところ
  • 昔は岸和田藩の最下級の身分であったので、近年まで貧しかったが、差別の自覚はあまりなかった(何となく違うな、程度)。しかし、の解放運動が始まって、生きる姿勢が変わったと、長男夫婦が回答しているところ
  • 長男の息子が結婚することになり、婚約者が、出身者であることは知っていたのかと問われ、自分の父親から肉屋だからと聞いたが、父親は、人がよければ、と言ったと答えたところ

くらいで、差別の実態とかの話ではなく、

何気なく見たら、仲がよく、明るい大家族の一年間を追ったドキュメンタリー映画のよう。

最後は結婚式の模様でしたし。

 

そこに、差別のドキュメンタリーという視点を加えて、感想を述べると、

何も変わらない、普通の家族、むしろ生活のために真面目に働いて、楽しそうで、それで家族、一族が幸せで、羨む人こそあれ、蔑む人はありえませんね。

と殺のシーンも2度ありましたが、ノッキング(金槌で打つ)は一瞬ですし、家族で手際良く捌いていく模様は、マグロの解体ショーに見入るが如くで、「倒せば商品、どれだけ美味しく届けられるかだから」は、プロフェッショナルとしか感じられませんでした。

 

やはり、何も違わない、というのがメッセージなのでしょうね。

 

映画の後、監督の纐纈(はなぶさ)あやさんが、映画を制作した背景などを話してくださいました。

先週の臼井さんのお話同様、このお話も目から鱗でしたので、詳述します。

  • 公開した2013年に先立ち、北出さんと出会う前、2008年に初めて松原と場を見学した。
  • と場見学は、衛生面、働く人のプライバシーの問題などで、難しかったが、この映画のプロデューサーが写真家として、と場の写真を撮影していた繋がりで、見学が叶った。
  • 当時32歳で、野菜、魚、鶏は食材になる過程を知っていたが、牛と豚は、出どころを知らなかった。食べるのであれば、一度は見ておくべきと考えた。
  • 見学前のと場のイメージは、無機質な工場、機械的に捌かれていく、灰色、暗い、冷たい。
  • と蓄は、大きい牛をノッキング(ハンマーで眉間を打つ。豚は電気ショック)で気絶させて、倒され、首を掻いて、放血して絶命させて(早く抜くのが鮮度に影響)、解体する。
  • 実際は、熱気が凄くて、暑く、見学前のイメージがすぐに外れたが、時間が経つと、鈍い衝撃が襲って来た。これまで無自覚に、これを他人に委ねていたのだと。理解していたつもりだったが、実感としては何もわかっていなかった。これが、自分が食べることに直結しているのだと。
  • 枝肉にすると、温度が4℃くらい上が、周囲も暑くなる(ので冷水シャワーで冷やす)。油を流すため、ナイフや器具を消毒するため熱湯を使うので、とにかく中は暑い。半日で体重が2、3キロ落ちる重労働。
  • 見学前は霊安室のようにイメージしていたが、そこは命あるものが命あるものに向かいあう人の姿、働く人の姿があった
  • 働く人のイメージは、何となく怖い感じがしていたが、実際にお会いすると、職人集団として、活き活きとして、全身を道具として美味しい肉を作る気迫が感じられた
  • そして、と場の仕事をきちんと見せて、ちゃんと理解させ、食べることを見直し、働く人への先入観、偏見を取り除く映画を作りたいと思った。
  • しかし、映画化は難しい。と場の仕事は、産業を担って来た歴史的に、顔、名前を出すことがなく、映像でみせる機会もこれまでなかった。どうやって撮るか???
  • 3年後に、北出さんと出会い、半年後に貝塚と場の閉鎖が決まっていたので、(映画の冒頭シーン)と場見学会に参加した。
  • かつては全国に180くらいあったと場も、大規模と場にどんどん集約され、小さなと場を閉める前に、北出さん達のプロの技術を残す記録映画のつもりで撮影したが、どうしても映画にしたい思いに駆られてしまった。なぜなら、見学者からは素晴らしい仕事に感嘆の声が上がっていた。4人が無駄な動きなく、あっという間の40分で解体を終えて、見る者を驚かせた。
  • 北出さんからすると、特別なことは何もない、称賛されるものでもないが、蔑まれるものでもない、普通の仕事であると。ガツンと響いた。特別の仕事と思い込んでいた自分が恥ずかしい。生きるための普通の仕事、それを伝えるには北出さんしかない。
  • 地域にカメラが入るので、東町に通って、北出さん、解放同盟の方々と話し始めた。映画化における希望は、
    • 仕事を詳細に映像化
    • その人、その地域を肯定するためなので、モザイクはかけない
    • 啓発映画を作るつもりはない(← だから、上記のような感想を抱く映画なんですね。)
  • 書記長からは、差別を無くすためなら協力するが、映画にすることで新たに差別が生まれたら、どう責任をとるのか?と問われ、返す言葉がなかった(それだけ深刻なお願いをしている)
  • しかし、諦めずに通い詰めていると、東町から「まあ、やってみるか」という声が上がった。北出さんからも「映画を見て差別するならすればいい」と開き直りもあった。大きなリスクはあるが、事実をキチンを知って欲しい。それが差別をなくす
  • よく”寝た子を起こす”という表現が使われるが、それはおかしい。知ることで差別が醸成されるのであれば、その知った内容が間違っている(正しくない)はず。

ここで時間となり、ちょっとだけQ&Aがありました。質問と回答が一対一ではなかったのですが、お答え内容がまた印象深いものでしたので、それをまとめます。

  • と場で働いている人は、と場で働いていることを言えない、家族にすら言っていない場合がある。どうしても言わなければならないとき、決まった反応を受ける。”可哀想”、”残酷”だと。これら他人事の言葉に傷つく。”残酷”なのは食べる行為。と場で働く人に向けられる言葉ではなく、食べる自分に向けるべき言葉
  • 戒名も差別的であった時代があった。東町に浄土真宗のお寺があるが、神社はない。天皇制と同和問題は、関連性があり、北出さんも強い想いがあるらしい。
  • (映画に出てきた)獣魂碑は、と場が取り壊されても残っている。差別が酷いほど大きな獣魂碑が建てられたり、自分たちが好きで殺しているのでもないのに獣魂碑を建てるのはおかしいと撤去するところもあったり、と殺(殺すという言葉が使われている)とは言いたくないので、締めるとか割るとか別の表現を使うとか、それぞれ仕事に向き合う中で、深い思いを抱えている。

 

映画のパンフレット配布されましたので、参考に貼付します。

それと、裏面の下にアンコール上映の告知がありますので、もしご興味があれば。

(纐纈さんも、お友達に紹介してください、と仰っていましたので)

 

 

前回、講義の後、振り返りシートに、感じたことなどを記入して提出して帰ったのですが、それを事務局がまとめて、一枚ものにしてくださっていました。

最後に、先週の講師であった、臼井さんから、その振り返りシートの内容についての解説があり、第2回が終了しました。

振り返りシートを読むと、参加された皆さんが、感じたいろいろな事柄から、記憶や感覚がリフレッシュされました。

一点、そう言えば、というコメントがあったので紹介しますと、

上記、纐纈さんのQ&Aのところで、天皇制と同和問題の関係、という、ちょっと口を濁した部分がありましたが、

ある方が「名字に「部」がつくのは物作りに携わった先祖を持つというような事を学校で習ったと思います・・・」と書かれていて、

そうか、”物部”か。

であれば、朝廷内の対立から、朝廷を追われた一族で、信仰も違ったし、確かに”自然の状態から違うものを作り出す”一族で、穢れを纏わされたかもしれません。

もし差別の由来が、そこまで遡るとすると、皇室に注目が集まっている現在、更にタッチーな話になりますね。。。

 

さて、次週、第3回【と場見学事前学習②】お肉はつくられる〜お肉の情報館見学〜では、東京中央卸売市場食肉市場に行きます。

(まだ、と場見学ではありません。この情報館見学を経て、再来週、と場見学になります)

自分の議事録(本ブログ)、参加者の振り返りシートを復習して臨みたいと思います。

ではでは


じゃがいも完食、栗の虫食い、そして富士山初冠雪

2019-10-23 19:10:32 | 雑感・日記

過日、

奥さんが職場の人から、6月に様々な種類のじゃがいもの詰め合わせを一箱もらって来ました。

手塩にかけて育てられたであろうじゃがいもを、私も手塩にかけて、色々な料理に調理して、写真に撮り、

赤皮栗カボチャも、柔やかくて甘くて美味しかったとお礼の返信をしたところ、

8月に、追加のじゃがいも、カボチャ、サツマイモを頂来ました。

かぼちゃは、丸々1個を頂戴したので、先に下ごしらえし、冷凍保存したのを時間をかけて天ぷらやら煮物やらで食べつつ、

じゃがいもも、特徴に合わせた調理で(煮崩れない甘みの強いインカ系は煮物、さっぱり味のフランス系は炒め物、煮崩れするべにあかりはポテサラなど)、定期的に食べ続け、、、

昨夜の、ポテサラ(オムレツプレートの付け合わせ)で、フィニッシュ!

長い道のりでした。。。

とりわけ、6月はじゃがいもの収穫期、八百屋で大袋を買った日に、段ボール箱が届きましたからね(汗)

でも、美味しかった(感)

品種を記載してくれていたので、Webで調べて、調理をその特徴にあわせるなど、知識もつきましたし(充)

来年、また貰えるとしたら、直前にたくさん買ったりしないよう、今からカレンダー、リマインダーに登録しておきましょう(笑)

 

ところで、栗も二週間ほど前にいただいていたのですが(じゃがいもとは別の方から)、

そろそろ食べないと、と思って、久しぶりに入っていた袋を開けたら、ちょっとカビが生えていたので、

キッチンでザブザブ洗って、ベランダのベンチに新聞紙を引いて並べて干しました。

その時、(虫食い穴が、結構あるな、、、除いとかないと、と)ちょっと思ったんですね。

そして、時間が経って、ベンチに干した栗を回収しようとして、、、衝撃!

あり得ない程の数(栗より多いよ)虫の幼虫がもぞもぞと動いている。。。

(写真自粛)

Webで調べると、クリシギゾウムシの幼虫。

誤って食べても、害はない(栗だけ食べているので、栗の味がするとか)

蜂の子同様に、食べる地域もあるとか・・・

えええ、子供の頃、蜂の子は食べてたし、ベトナムでも芋虫食べて、芋虫焼酎も飲んだが、

ううう、でも、この微妙な感じは、トライする気にはなれない。。。

うじゃうじゃ出ては来たけど、栗を一個一個チェックすると穴だらけになっていたので、

頂いた方には申し訳ないが、全破棄させて頂きます(泣)

もっと早めに、調理するんだった(悔)

奥さんに報告したら「無農薬で、虫がいるから、早めに食べてって言ってたよ」って、それはもらって来た時に言えよ(怒)

「あなたにも知らないことあるんだねぇ〜(薄笑)」先日の論争の仇でもとったつもりか、ムカつく。

これも、じゃがいも同様、カレンダー、リマインダー、あと、メモにも入力して、忘れないようにしよう。

あなたと私の違いは、学習するかしないかだ(慢)

 

ちょっと、お口直しに、今朝の綺麗な空に映える、洗足池の写真でも。

青空、流れのない池の組み合わせは、上下にシンメトリックに映って綺麗なので、好きな光景です。

 

そして、散歩(と魔物狩り)を終えて、自宅に帰って来て思い出す、

そういえば、富士山の初冠雪があったとニュースで言ってた!

確かに、冠雪している。

もうすぐ冬だな。。。昨日、布団わたを冬物に入れ替えて正解だったし。

朝から晴れたのは十日ぶりというし、天気のいい日は、多摩川という、自分で決めたルールに従わないと、こういうプチ後悔をするものです。

ではでは


奥さんから不健康のすすめ

2019-10-22 17:04:32 | 雑感・日記

昨夜の事ですが、奥さんとちょっとした(つまらぬ)論争がありました。

まず、この写真は、日曜日の夕飯に作った、メンチカツ、レタス、ポテトサラダ(じゃがいもは、ようやくラス前)です。

 

油を使うときは、使用後に揚げかすを切って、オイル缶に戻すとき、随分油が無駄になる気がするので、奥さんと私の一食分に限らず、翌日の自分の夕飯なり昼飯分も揚げます。

同じ食事が続きますが、自分で作る分には気にならないので問題いです。(奥さんにやると、ギャーギャーうるさいですけど。特に油物は)

 

で、昨夜、月曜の夜、昨夜揚げたメンチカツ(ポテサラがない分、3個)、そして、油物が続いていることもあって、大量のレタスとキャベツ。

健康を気遣って、野菜ファースト。

先日100均で購入したスプレーボトルでお酢をかけて、岩塩(ピンクソルト)をガリガリっとやって食べます。

野菜の中盤ほどから、メンチカツをレンチンして、とんかつソースと練りからしで食べ始め、

バランスよく、ビール2本で食べ終わります。

 

なお、メンチカツ以外の主菜、鶏肉の五香粉焼きでも、蒸し鶏でも、

写真は、バランスよく撮りたいので、付け合わせの野菜の量は、主菜と皿の大きさに合わせて盛りますが、

その裏側には、だいたい大きめのザル一杯の、レタスかキャベツの千切り、あるいは茹でた冷凍洋風野菜ミックス(業務スーパー)が控えています。

 

平日昼ごはんが6割以上の打率で納豆ごはんということもあり、夕飯でお米は食べません。

まあ、これは糖質オフしている訳ではなく、ビールを飲む時、ご飯はいらないからですが、

むしろ、栄養バランスとして、米は食べなければならないと思っているので、昼ごはんに米を食べるしかないと考えています。

また、野菜でお腹を膨らませるので、(後追いでも)ご飯は不要なのです。

(ちなみに、うちの実家では、温泉宿の夕飯のように、ご飯が後からなんてことはあり得ませんでしたが、奥さんの実家では、最後にご飯と漬物でした。。。最近の論調では、その方が太りにくいという事ですが、私にはどうも馴染めません)

 

で、何が論争だったかというと、

たまたま、奥さんの帰りが早く、私のこの夕飯を見つけました。

奥さんの主張:こんな食べ方しているから、痩せていくんじゃないの?

私の回答:こんなって?どこが問題?野菜ファースト、しかもたくさん食べているから、糖質、脂質の吸収を抑えているし、豆腐とかだけじゃなくて、今夜のメンチカツ、普段も高タンパクな鶏むね肉たくさん食べていて、健康的な事この上ない。

奥さんの主張:ダイエットみたいな食事で、太らないでしょ。それに歩きすぎているから、夜中に足がつるんじゃないの。健康的な食べ方とか考えずに、もっとしっかり食べたら?

私の回答:そもそも痩せようとはしていない。野菜ファーストは健康的な栄養吸収のためだし、ビタミンも食物繊維も十分にとっているし、鶏肉、豚肉から動物性のタンパク質、豆腐、納豆、大豆の惣菜(業務スーパー)で植物性タンパク質もとっている。量だってかなり食べている。それで、痩せるのは仕方がない、栄養摂取とカロリー消費のバランスが、それで取れているんだから。

奥さんの主張:(話に詰まって)でも、同じものばかり食べていてもダメなんじゃない。栄養が偏っているんだよ。

私の回答:食べ物は好き嫌いばっか、お菓子やアイスばっか食べて、偏っているのはどっち。それにサプリ山ほど飲んでいるけど、あれは”同じものばかり食べている”ことのならないの?

奥さんの主張:じゃあ、歩くの止めれば・・・

 

と、奥さんから「不健康のすすめ」を受けるとは。。。

体重が戻ららず、低体重なのが、生活に不都合を生じているのはわかっていますが、現在の、健康的な食事を崩したり、精神と身体にいい影響を与えているウォーキングを止めて、不健康に体重を増やすことに意味はないと思うのだけどね。。。

まあ、でも奥さんは、芸術家的な直感で生きているから、従ってみたら、予想外の好結果が待っているかも、、、いや、絶対ないな。

 

ところで、過日、「50の質問に回答してみました(9月30日)」において、

「散歩中に、神様が、まだ当選枠あるのに、なんで投稿しないの?と言っているようなインスピレーションを感じ、また、残り物には福があると言いますので、9月30日にして、ようやく#50の質問にお答えして、amazonギフト券が当たらないかなぁと目論みます(苦)」

と書いて、50の質問に回答しましたが、、、

 

本日、”重要なお知らせ”で、

 

マジですか!?

あの時のインスピレーションが、当たっていた(驚)

aruku&の景品は、何千口と応募して、一年間、なーんにも当たらないのに、

景品で手にするものといえば、「絶対もらえる」金麦の相合皿と夏皿だったのに、

2000円分のamazonギフト券、確かに受領しました(嬉)

goo blogの皆さん、ありがとうございます(感)

amazonで買うかどうか悩んでいたものがあったのですが(もう一ヶ月悩んでいる(苦))、ちょっと背中を押された感じです。

どうしようかな(楽)

と、幸せな気持ちで、即位の礼正殿の儀の一日を終えられそうです。

(2,000円分ですけどね)

ではでは


現在までの変遷

「料理と散歩と仕事で海外」として、タイトルの通り、趣味の料理と散歩、そして出張する海外の情報を掲載していましたが、ハノイ赴任となり「ベトナム生活あらかると」でベトナム生活、近隣の国への旅行模様などを掲載するようになり、一時、仕事が忙しく更新が滞りましたが、2017年末に帰任し、2019年から改めて「池上優游涵泳」として、知識探求、スローライフを紹介しています。

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