池上優游涵泳

「料理と散歩と仕事で海外」「ベトナム生活あらかると」改め、「池上優游涵泳」として日々を綴っています。

ホイアン&ダナン(お食事)

2013-04-29 18:55:32 | ベトナム生活あらかると
さて、ホイアン&ダナン旅行記の最終回、お食事編です。

ホイアンには三大名物というものがあって、

①ホワイトローズ

米粉の皮にエビのすり身を詰めて蒸したもの。ホワイトローズというお店で作られたものが、市内各店に卸されていると。

そして、その美味しさの秘訣は、バーレー井戸の水、、、って本当?

②揚げワンタン

エビすり身、豚挽肉をワンタンで包んで揚げたもの

③カウ・ラウ

平たい米麺に、肉、せんべいのようなもの、野菜が乗っていて、混ぜて食べる。

の三品。

どの食堂、レストランにも置いてあるようです。

私が食べたのは、

川沿いの屋台村のようなところ。


ホワイトローズ


もちっとしていて、甘辛いタレにつけて食べます。まあまあです。飲茶のメニューにありそう。

揚げワンタン


ガイドブックでは、”ワンタンに包んで”とありましたが、揚げて煎餅のようになったワンタンに、”酢豚状態の”エビ、野菜、パイナップルがのせてありました。具が小ぶりの甘酸っぱい酢豚(豚じゃないけど)が、パリパリの煎餅にのっている状態。

食べにくい。煎餅(ワンタン)が、しっとりしてくると食べやすくなるが、それでは美味しく感じないか。

店の選択を間違ったのかも。

カウ・ラウ


普通に食べられるといいますか、ベトナム料理っぽい。野菜、肉などの具をまぜるところが。スープではないです。

別のところでも、食べてみました。まあ、似た感じ。


一人で、三品食べるのはさすがに多いな~(ビールも飲んでいるし)、とは思いましたが、

完食。


揚げワンタンは、食べきるのがやや辛かったけど(それほど美味くないし)、もったいないから。

この三大名物は、他のところでは、なかなか食べられないと。

でも、言い換えれば、名物と言われて、ご当地でもなければ、あえて食べるようなものじゃないな~(好きな人には申し訳ないけど)

ブンボー・フエとか、ご当地モノでも、美味しければ、いくらでも他の町で食べられる(そこらじゅうの食堂で供される)ものだから。

三大名物ってどんなん?って期待しても、食べてみてしまえば、こんなものかと^^;

まあ、観光地でのネタですね。

一方、名物とは謳われていないものの、美味しかったのは、

バーレー・ウェル(バーレー井戸近くの、普通のローカル食堂。でもガイドブックに載っている)


ネム・ヌォン(右)、ティット・ヌォン(左)


注文しなくても、自然と出てきました。

ライスペーパーで、野菜と一緒に”ダブル巻き”♪


ゴマダレをつけて、めちゃくちゃ美味しい♪

ハノイにあったら、絶対通う。(ビンミンと並び立つくらい私の評価は高いです)

続いて、私のベトナム料理ベスト3に入る、バインセオ


これもライスペーパーで巻いて食べます♪


完食。(さすがに、野菜だけってのは残したけど)


決して一人分の量ではなかったけど、難なく食べきれるほど美味しかった♪

値段も、ビール抜きで、9万ドンだったから、一品3万ドン。安い。安くて美味い。しかも、私の好きな雰囲気のローカル食堂。

味、値段、雰囲気、星三つです。

他の場所でも、バインセオを食べましたが、べとっとしてこれは失敗。(カウ・ラウもいまいちだったし、これはレストランの選択ミス)


次のヒットは、ズン(上記バーレー・ウェルのすぐ近く)


コム・ガー


旅行前に、ハノイで、ホイアンチキンライスを食べて気持ちを盛り上げましたが、

これも美味しいですね。

食べたのはコム・ガー・ロティ(骨付きローストチキン)。蒸し鶏も気になりましたが、ローストチキンを選択。

コムガーそのものも美味しいですが、このチキンだけでもいいね、ビールにあう♪

この2店は、街中心からは少し外れていて、食べながらホイアンの旧家の街並みは楽しめないけど、食べに来る価値はありますね。
(とは言っても、中心からそんなに離れてはいません。街自体が小さいので、中心の一部です)

ここで可笑しかったのが、

店に入ったら、お店の子がメニューを持ってきました、目の前で開かれたページは、、、ホイアン三大名物。

あの、、、おたく、コムガーが美味しい店でガイドブックに載ってますけど^^;

後は、、、ホテルの朝食も一応紹介しておくと、

麺がうまかった。ビール飲み過ぎなんだよね(苦)




ブッフェで、バインセオとか、ホワイトローズっぽいのもあったのチョイス。


まあ、こういうものは、場所の雰囲気込みだから、ホテルで食べてもイマイチかな^^;

そして、ダナンの昼食はミー・クアン


これもいいですね♪

11:00頃に立ち寄ったのですが、比較的広い店内、お客さんでいっぱいでした。

観光客っぽいのは私だけ。普通に人気の店なんですね。

最後は、ビールの紹介。

普段、ハノイのスーパーでもみかける、ラルーというビールがダナン産とは知りませんでした。

虎のロゴのビールなので、なんかタイガーのパクリか?と思って買ったことはなかったのですが、

今回、食堂やカフェで、ローカルビールを注文すると、出てくるのはラルー。


これから、意外と、コクがあって美味しい。ビール好きの私を呻らせました。

ダナンで空港に向かう前の、一休みも、カフェでラルー


まあ、ハノイでも飲もうと思えば飲めるものですが、度々言いますが、ビールはご当地で飲んでこそ美味い!

タイのシンハも、インドネシアのビンタンも、ラオスのビア・ラオも、日本に買って帰って飲んでも、現地で飲んだ味では、、、ない。

でも、ここベトナム現地でしたね。これからは、ラルーも飲んでみましょうか。安いし。

と言う訳でも、お食事編の終わりをもって、ホイアン&ダナン旅行記の終了です。

やはり、日常を離れると楽しいですね。

さあ、ベトナムのGW。

今日は、飛び石の平日でしたので、スタッフは半分もいませんでした。もちろん、ナショナルスタッフだけでなく、日本人スタッフも。

日本も休みだったので、休んじゃおうかとも思いましたが、一応、会社の代表ですし、カレンダー通りの出勤です(泣)

でも、祝日の、明日、明後日はディエンビエンフーです♪

どんなんかな~、楽しみです。

ホイアン&ダナン(ダナン)

2013-04-28 18:10:40 | ベトナム生活あらかると
ホイアンへの興味からのホアイン&ダナン旅行ですが、

ホイアンに飛行機で行くには、ダナン空港に飛ぶ必要があります。

着いたときは、暑いので帰りに、空港に向かう途中に観光しようと思ったダナンの街ですが、結局、三日間暑かったので、帰りのダナン街歩きも結局、炎天下の中でした。

まあそれも、ハノイと違って気候のよい(青空と太陽の)、中部観光の醍醐味とも言えましょう。

中部最大、ベトナム第三の都市ダナンは、東西回廊の起点でもありますし、ハノイ、ホーチミンに比べれば、外国投資は少ないものの、近年は、大規模な開発、投資が進んで、発展著しい都市です。ビジネスマンとしても非常に興味深い都市でもあります。

観光都市としても、市内にそれほどの見どころはないようですが、ビーチリゾートの開発がすごいようです。

ホイアン行きの車からも、大型のホテル、ゴルフ場などたくさん道沿いにありました。

なんにしても、この気候ですから、(ハノイには全く感じられない)リゾート感は高いですね。

さて、ホテルをチェックアウトし、ダナンに向かいます。

行きは、空港からのメータータクシーでした。ホテルで、タクシーを呼んでもらうことに。

ホテルフロント曰く「ダナン、ホイアン間は、$20と決まっているので、ホテルの車はどうですか?」

「やはり、そうか。来るときはメーターでVND50万だったから、$20の方が安いね。」

「メーターで来たんですか?」

やはり、来るときは、メーターは回っていたものの、固定のVND40万(約$20)を払えばよかったんだ。。。

そして、ホテルの車は、なんとメルセデスのセダン。

「予約時に行ってもらえれば、空港に迎えに行ったのですが」

はい、勉強になりました。もし、次に来ることがあれば、そうしましょう。

黒のメルセデスで、やや豪華な気分を味わいつつ、ホイアンを後にし、ダナンに向かいます。

先に書きましたが、今回のホテルは、新しかったし、スタッフの感じもよかった(フロントも、レストランも。若くて可愛い子が揃って←おいおい)。それと、ボーイというかおじさん、そしてこのリムジンの運転手も落ち着いていました。(ホテルによっては、お前は友達か?って、うるさく絡んでくるものなので)

行きは気づいていなかったのか、道が違っていたのか、

ダナンに近づくと、右側は海岸線、ビーチが見えます。




リゾート感高いですね。次に来るときは、是非、リゾート型滞在としたい。

運転手には、ダナン博物館に着けてもらうよう話していたのですが
(上の方から、川沿いをくだるように(正しくは、上が河口なので、ハン川を上るように)観光しようと思い)

橋が通行止め。

自転車のレースやっています。

なので、下の方の大きな橋を渡って、市街地の方へ。

でも、また途中で通行止めです。

運転手からは「この先、すぐだから、ここでいいか?」と。

地図で現在位置を確認しようと、右手にみえる、なんか龍のような橋を指して


「これは、ソンハン橋?」

「そうだ。」

「なら、すぐ先が、ダナン博物館か。いいよ。」

とメルセデスと別れました。

下の方(上流)には、先ほど渡ってきた、たぶんグエンヴァンチョイ橋が。


通行止めというか、一時的に、レースの一段が通り抜けるまで、車や人の往来を停めているので、しばらく待てば、車でも移動できたようです。

信号なんて守らないベトナム人も、さすがに警官がうようよいるので、おとなしく道の両端にいます。


先導のバイク?マラソンと違って、もの凄いスピードで通過していきます。


続いて、当のレース中の自転車。これも速い。


で、この後、堰を切ったように、道路を走る車やバイク、道路を渡る人の群れが、一気に交差していくのでした。

さて、道も渡れるようになったので、行動再開。

後ろにあるのが、ソンホン橋ってことは、、、と歩くものの、

ダナン博物館らしいものは一向に見つかりません。

行き過ぎてはいけないと、通りを行ったり戻ったり、

鬱陶しいほど、バイクタクシーに声をかけられ(それを無視して)、右往左往。。。

大きな通り名は把握できるので、この通りに間違いはないのですが、路地が地図と一致せず、現在位置がなかなかつかめません。

しかたなく、すでに汗だくになりつつ、チャンフー通りを上っていくことに。

すると、、、

ダナン大聖堂?


青空に映えて美しい。でも、自分の感覚では、後ろのはずでは。ソンハン橋より南にあるはずなんだから。

ハン市場?


ということは、間違いなく、ダナン大聖堂だし、ハン市場。

思っていた場所(ソンハン橋の北)ではなく、ソンハン橋の南にいる模様。

とすれば、さっきのドラゴン橋は何?

運転手の言ったことは?

思い出しました、ベトナム人は、わからない時は、Yesと答える人達であることを。

「これは、ソンハン橋?」という質問がわからなかったんだろうね。で、答えは、Yes。。。

それにしても、とすればあの橋は何?

私のガイドブック(2011~2012年版)の地図には、載っていないって~

橋ってそんなに早く建設できるもの???

全くもって、謎。

さあ、気を取り直して、当初の目的地、ダナン博物館に向かいます。(現在位置もわかったことだし)

いろいろ大型の建物が建設中ですね。


おお、あったあった。ようやくたどり着きました♪


ガイドブックには、オープンし立てで、展示物はまだ少ないような事がかかれているけど、さてどうですかね~

外は、お堀があって、城壁みたいです。日本でも、地方都市のお城の内側に博物館が建っているように、ここも何かの史跡の中なのかな?


砲台がみえますが、この場所の由緒はわからず。

博物館の建物は立派。


中は、、、気に入りました♪

確かに、展示物はそんなにある訳ではないですが、

ジオラマや模型がたくさん。ハノイの民族学博物館のようなテイスト。

出土品の壷とか見るより、ジオラマで、昔の生活風景とかを感じたり、模型で当時の建物や船とか見るほうが、私には楽しいです。

展示品のいくつかをお楽しみください。








この写真はなんだ?ビーチに怪獣出現?














このダナン広域のジオラマ。よくできているのですが、残念ながらケースが汚すぎ。ちゃんと掃除しろよ。








さて、ベトナム戦争のコーナーに来ると、ジオラマや展示物の雰囲気が一転します。








写真は、、、痛いね。




でも、ホーチミンの戦争博物館の展示に比べれば、まだ、、、

あちらは、一度行ったけど、ホラー好きの私ですが、酷い写真に気分が悪くなりました。現実ですからね。

最上階は、民族系の展示。

おやっ、カフェか?と思ったら、これも展示物でした^^;






ホイアンで楽しんだ民族舞踊は、本当はこういうのを被るのかもね。






ホーチミンの戦争博物館のは、枯葉剤で奇形となった嬰児のホルマリン漬けだけど、こちらはダナン近海の魚のホルマリン漬け。


上下が一致していないところに、ベトナムを感じました^^;

ガイドブックの低評価に反して、いやいや興味深かったですよ♪

さて、外はかわらず炎天下。。。

でも、川沿いの道は、風が気持ちよい♪


これが、”本当の”ソンハン橋。いつか、夜のライトアップを見てみたいものです。


ハノイでもたくさん見かける、無計画な歩道と横断歩道の関係。


川沿いには、彫刻オブジェがたくさん見られます。




彫刻と言えば、無駄に彷徨ったせいで、チャム彫刻博物館を見る時間がありませんでした。

チャンパ遺跡(ミーソン)から出土したものが集められていると(ガイドも、ダナンに集められているので、ミーソン遺跡現地では見ることができないと言っていたし)。

充実した旅行でしたが、唯一の心残りです。

次回(あれば)は、ビーチリゾート滞在、そして帰り際にチャム彫刻博物館だな。

それにしても、この橋はなんなんだよ~。これは心残りというか、謎。


ハノイに戻ってからも、あえて調べていません。謎で置いておくために。まあ、最近のガイドブックや地図には、載っているのでしょうけどね。

最後は、ダナン空港。




バーガーキングもあるし、きれいな空港です。

ハノイの、ノイバイ空港は、もう少しなんとかならないものですかね。一国の首都の空港が、あんなしょぼくて、汚くて。。。

隣に新しいの作っているけど、さて、いつ完成するかな。

さぁ、次は最終回、お食事編です。

ホイアン&ダナン(ミーソン遺跡)

2013-04-27 18:46:35 | ベトナム生活あらかると
ずいぶんとのんびりUPしておりすみません。

いろいろ忙しくm(_ _)m

さて、ホイアン&ダナン旅行の第三弾はミーソン遺跡(世界遺産)です。

ホイアンからのツアーを申し込みました。

ハノイでよく使っている旅行会社の方に、ホイアン街歩き中にパンフを戴き、参加です。

声をかけられた時、ハノイで見たことある人だなぁと思ったのです。

申し込みに行った時、「ハノイにいませんでしたか?」と聞いたら、その通り。

「私も、ハノイでおみかけしたと思って、声をかけたんですよ。」と。

それは、セールストークでしょうけど。

英語ツアーは扱っていないということで、少し値段高めですが、日本語のミーソン遺跡半日ツアーを申し込みました。

二日目の朝、ガイドがホテルに迎えに着ました。

連休中でもありますし、てっきり”(ハノイで)いつもの鮨詰ワゴン”かと思えば、

セダンで、ツアー客は、私ともう一人の日本人の男性。

ミーソンまでは、車で一時間程度とのこと。

ミーソン遺跡の歴史の話などを、ガイドから聞きつつ、お互い自己紹介。

うちのお客様でした^^;

私同様に、三連休なので観光に来たと、単身赴任も同じ。

プライベートではありますが、名刺交換したりして、お客様なので(少しだけ)気をつかいましたが、

気さくな方で「ハノイに戻ったら、食事でも是非。」とツアー後別れました。

さて、そのミーソン遺跡ですが

細かい説明は、ガイドブック等にお任せしますが、

長い期間において栄えた交易都市のようです。

ガイドの「金国に追われて」なんて説明のあたりで、

おお、チンギスハーンの頃か、と少しイメージがわきました。
(反町隆史の映画で、松方弘樹が金国の国王で、元に滅ぼされていなかったけ?)

一時間弱で到着です。

それにしても今日も暑い。。。

入口の立派な建物ですが(一応、世界遺産の入口ですし)、空の青さがお判りになるかと。


前日真っ赤に焼けた、額と首が今日も痛い。。。

世界遺産のマークだそうです。


ガイドがチケットを買うために、一旦車を停め、運転手の長~いトイレの後、また車で登ります。


ここからは車の乗り入れはダメという駐車場で降りて、数分、山道を徒歩で登ると


遺跡が見えてきます。


この山は、神聖な山だそうです。ガルーダの形をしているからと。


わからんでもないですが、「お菓子の”ひよこ”みたいですね(笑)」と、同行者と。

ベトナム戦争で破壊されたサイトも多いのですが、比較的きれいに残っているサイトを見学。


観光客は多いですね。そして、何度も言いますが、、、暑い。



ボムクレーター。こんなに近くに落ちて、よく無事でしたね。


以前、ラオスでも散々見ましたが、ベトナム戦争の傷って、、、まだまだ実感できます。



同じ建造物でも、時代毎の補修が見られるとのこと。

上の方は、きれいにブロックが組まれ、時間が経って、風化と共に一体化しているものの


下の方の積み方、つなぎ方は雑。


同様に、建造物も、時代によって、文化、その時の国教(宗教)の影響がでているようです。


祭壇?だとか。前を向いて入って、出るときは、お尻からでなければならないとの説明。誰も守ってはいませんけど。




中が展示室になっているものもあり。






小川の水がきれい♪






レリーフがきれいなのは、ヒンズー教の影響だとか。














これは、”男性のシンボル”?










ツアーにありがちな、本命の観光ポイントでの自由時間は短時間。30分程度で、ミーソン遺跡を後にします。


もっとも、これ以上いたら、熱中症にかかるかも^^;

案の定、ホイアンに戻る途中、シルク工房で長い時間を過ごし(当然、何も買わない)、ホイアンに戻ってきました。

丁度、民族舞踊が見られる時間(そういう建物があって、観光客がたくさん座っていたが)にあたっていたのに、ガイドに急かされて、帰路に着きました。

まあ、そんなもん。

でも、遺跡そのものは、アンコールワット、ボルブドゥール、プランバナンとかの、同種の遺跡に比べれば、小さいものですが、見応えがありました♪

次は、ダナンの紹介です。
(来週のディエンビエンフー旅行までには、本旅行記は終えます。たぶん)

ホイアン&ダナン(ホイアン見どころ)

2013-04-24 21:37:01 | ベトナム生活あらかると
街歩き編で、ホイアンの街並みの雰囲気を知っていただいてからの、各見どころ紹介です。

しかし、見どころと言っても、ガイドブックに説明がある、入場料をとる、施設の紹介なので、厳密には見どころと言えるかどうか、、、

家の中をみるだけ、みたいなものでもありますので^^;

それに、それぞれが小さい家なので、地図を見ながら、順番に、と思っても、つい通り過ぎたりしてしまうので、地図の左から順に、という訳ではありません。

そして、それゆえに、街中を行ったり来たりして、余計日に焼けたとも言えます。

まあ、始めましょう。

まず、観光チケットを買う必要があります。

5枚つづりで、12万ドン(500円程度)。

一ヶ所立ち入るごとに、一枚、丁寧にはさみで切り離されます。
(ミシン目でもなく)

ばら売りはしてくれないので、6ヶ所見るとしても、2セット、10枚分を買う必要があります。

後で、説明しますが、私は2セット買って、3枚余りました。

チケット売り場は、街中にいくつかあります。

エリア左端のホテルからの出発ですので、グエンティーミンカイ通りの入口にあるチケットブースで、まずは1セット購入。

来遠橋(日本橋)へ向かいます。

# 早速、馮興家はすっ飛ばしました。

①来遠橋(日本橋)


16世紀に日本人によって建てられた橋。

どんだけ凄いのか、と期待してはいけません。小さな橋です。

素通りはチケット不要ということで、散々往復しましたが、最後の最後で、チケット切られました。

そもそも、素通りと、観光と、どう区別するのか?

入り口に像がありますが、これを写真撮ったりしていると、チケット切られるのかしら?


②廣肇会館




ヤマタノオロチならぬ、九頭竜です、


来援橋のたもとにあるので、観光客多し。


③廣勝家


ベトナムで一般的な、間口が狭く、奥に長い「うなぎの寝床」の典型。




観光名所ではあるものの、普通に、人の住んでいる家なんですよね。

台所(?)があったり、お年寄りが奥で昼寝していたり。


④貿易陶磁博物館




いろいろ飾ってあります。名前の通り博物館っぽくはあるものの、実は、ここも民家。写真の奥の方に注目。


ミシンがあって、お土産モノを作っているようです。


窓からみると、洗濯物が干してあったり。


ここに限りませんが、ほぼ全ての家で、採光のためか、中庭があっていい感じです。


・中華会館(チケット不要)




⑤福建会館






それにしても、天気のいいのがわかるでしょう。まさに炎天下。


見どころは、ぶら下がった渦巻き線香


火がついていて、線香の煙と、香りがうっすら立ち込め、中華な雰囲気です。


装飾は派手。そこも中華な感じ。






庭の狛犬(?)首輪(飾り?)が面白いと思いましたので、一枚。


ここにも、濃いピンクの花が。きれいです。


・市場


⑥関公廟

市場の向かいにある寺。関羽が祀られてあります。






ガラスがあるせいで、反射してみえにくいのですが、ここの関羽さんは、けっこうごっつい。


⑦潮州会館


ガイドブックには、「訪れる人は少なく・・・」とありましたし、位置としては右端の方ではあるのですが、個人的には一番見応えがありましたね。

彫刻、レリーフが素晴らしい。




これ、日本髪ですね。




これはなかなかと思って、建物内だけではなく、外の装飾にも目をむけると、これもなかなか♪




中庭四隅の”金魚”はご愛嬌でしょうか。


・バーレー井戸


そんなに見たかった訳ではなかったのですが、ガイドブックの地図では、絶対たどり着けないような、路地、民家の庭先にあって、見つけるのにずいぶん苦労しました。その達成感のみです、はい。

別の回で紹介する、ホイアン名物料理は、この井戸の水でないとダメなんだそうで。

苔は生えているし、雨水直接入りますけど。


でも、本当に全ての店で食べる、ホワイトローズが、この水で作られているとしたら、衛生面で結構痛い気がしますね。

⑧陳祠堂

女の子が英語でいろいろ説明してくれるのは有難かったが、奥がみやげ物屋になっていて、売り込みの方がややしつこくて残念。

位牌(のようなもの?)だそうです。




ここまで、地図を左から、右へ、上の方をまわって、スタート地点へ、のような行程でしたが、次は、思わず通り過ぎたり、場所がわからなかったところの探索です。

⑨馮興家

来遠橋のたもとなので、見逃しようがないと思いつつ、来遠橋に目を奪われて、最初は素通りしてしまいました。


ほら、二階のテラス(?)からは、来遠橋が。


建築様式は面白いですね。


⑩進記家


これも建築様式、それとうなぎの寝床的な雰囲気、室内の装飾が見応えありです。








観光と言うより、団体様のお休み処的な雰囲気もあり。


⑪ホイアン歴史文化博物館




⑫伝統民族コンサートと手工芸ワークショップ


午前と午後に、一回ずつパフォーマンスがあります。

司会の女の子。出し物の合間、合間に登場し、ベトナム語と英語で説明するのですが、私は、彼女の左手(マイクを持っていない方)が、フリッカージャブのようにゆれるのが、気になって気になって^^;


楽団の皆様。


踊り。踊り子さんはやや年配^^;


歌。


踊り(その2)。隈取りが残念ながら安っぽい。最前列で見ていたのですが、この男性、やや照れている感じ(隈取の下の表情)があって、微笑ましかった^^;


踊り(その3)壷を頭に乗せるのが伝統舞踊らしい。最初の踊り子(やや年配の)さんが衣装を替えて再登場。




20~30分くらいでしたでしょうか。入場チケットだけですし、見応えはありました。うまく時間を合わせて、こちらに立ち寄りたいですね。

ガイドブックには、夜、別の場所で、この舞踊をより本格的に行うようなことが書いてあり、このパフォーマンスの最後にも、どこどこで夜9:00からやります的な案内があったのですが、二晩かけても、何故か(お店が)見つからず、心残りでした。(写真をみると、衣装が、もっとセクシーな感じだったし。あれ、でも、踊り子さんが一緒だとすると、、、失礼しました)

ちなみに、この司会、踊り子の皆さん、この後、私服に着替えて、バイクで颯爽と帰っていきました。夕飯の用意とかあるのでしょう。

2階では、手工芸品が売られていたり、


刺繍の絵なんですが、モチーフが変だよね。このクマだか、ネコだかの服である必要はどこに。。。(隣のキリストさん(たぶん)も同様)

通りにある別の店ですが、こんな感じならわかるんだけどね~


・ガイドブックには、ホイアン民族博物館なるものもあったのですが、これかなぁ、、、開いていないね。


⑬サーフィン博物館


これも灯台もと暗し、なぜ気がつかないのだろう?私ってアホなの?ってくらい場所がわからずさ迷いました。

これも、来遠橋のたもと、廣肇会館の向かいなのですが、何故、気づかない。。。

ちなみに、波乗りのサーフィンではありません。

サーフィン文化というのがあって、かわらけなどが展示されてあります。




ここに限らず、博物館と言っても、どこも二部屋、三部屋程度のものですから、さくっと眺めて終わりです。

個別にじっくりではなく、街並み全体を楽しむのが、ホイアンの楽しみ方ですね、やはり。

さて、番号を振ったのは、チケットが必要な施設です。

改めて数えると、13ありましたね。

でも、私のチケット消費は、何故か7枚。

別に誤魔化した訳ではありませんよ。

昼時に周っていると、チケットを切るひとが(昼ごはんや昼寝で)いない。

貿易陶磁博物館は、奥で寝ていて、起すのは悪いなと思ったし、

ホイアン歴史博物館他、昼時、本当に誰もいないんだもん。他の観光客同士、顔を見合わせて、入ってもいいのかな~って感じで。

それと、進記家や、サーフィン博物館だったかな、人の出入りが多くて、団体様に続いて入ったりすると、入口の係員が、手で「さっさと行け」合図だったり、はなから、携帯電話に夢中で、こちらがチケット差し出しても無視されたり。

最後の最後に、ホテルに帰るために、来遠橋を通する際に、チケットを求められなかったり、求められても、脇の板の橋を渡ったら、更に一枚多く余ったね。

でも、チケットは余したけど、10枚(2セット)のお金は払っているから、いいよね。

では、次回は、ミーソン遺跡です。

ホイアン&ダナン(ホイアン街歩き)

2013-04-23 20:48:44 | ベトナム生活あらかると
昨日のアクセス数が多かったようで、期待させて裏切ったような罪悪感に、、、すみません。連休明けでいろいろ忙しくてm(_ _)m

日焼けの痛みも治まりつつあり、ようやく旅行記を開始します。

その前に、今、雨が降っています。この時間に雨が降るのは久しぶりな気が。

日中は、蒸し暑くなったし、明確に季節の変わり目を迎えたのかもしれません。

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さて、”フン王の命日”という祝日が金曜日にあたっていたので、週末絡めて三連休のベトナムでした。

どこに行こうか、バンコク、ルアンバパーン、いやいや旬のヤンゴンか、などと、迷いに迷って、結局国内旅行。

折角、ベトナムに住んでいるんですからね。

ホイアン&ダナン

ホアインは旧い街並みが情緒豊かで、ランタンも美しいというし、ちょっと足を伸ばせば、ミーソン遺跡なる世界遺産も(ホイアン自体も世界遺産)あるし、東西回廊の起点のダナンも発展著しく、その鼓動も感じてみようと。

アクセスは、飛行機でダナンへ。

ハノイからは、一時間くらい。

あっと言う間に到着です。

飛行機から見下ろす景色は、きれいな海岸線と、近代的な建物。

おいおい、ハノイより都会じゃん。しかも、リゾートっぽくもある。

アパートを出るときは、Tシャツじゃ寒いな、と思っていたのですが、

真っ青な空と、まぶしい太陽。

おいおい(二度目)、同じ国か?!

ホーチミンより、日差しきついし、暑いんじゃないの?!

到着するまで、まずはダナン市内を観て、ホイアンに向かうか、ホイアン直行で、帰りにダナンを観て買えるか、迷っていましたが、

なんか、これでダナン市内歩くのきついかな?と思い、ホイアンに直行することに。

結果的には、ホアインも暑いので、ホアイン街歩きもしんどいものではあったのですが。

事前情報では、ダナン空港からホイアンまで、タクシーで30~40分。固定の40万ドン。

空港出口にいるマイリンタクシーを捕まえましたが、

「固定?それともメーター?」

「メーター」

あれ?そうなの、まあいっか。と乗り込みます。

当初、ドライバーが、クラクション鳴らしまくり、飛ばしまくりで、これは早く着くのではと思ったのですが、途中から

「ワタシハニホンゴヲベンキョウシテイマス」

「そう、それは凄いね」

「BOV$&(TYCR$(」

「何言っているのかわからない」

「アニハニホンゴノセンセイデス」

「へぇ~、で君も勉強しているの?」

「N!#%&OAUG&%」

「だから、なんだよ。前見て運転しろよ」

携帯に記憶させた文章を読んでいるだけ。

で、運転は携帯見ながらだし、

なんか喋っては、後ろを見て、私の反応を求めるし

かと言って、日本語で返しても、英語で返しても、まっっったく通じていない。

がっくーーーんとスピードが落ちて、一時間近くかかりました。

挙句、ホテルの場所はわからないし(住所見せてもたどり着けないし)

で、メーターは50万ドン弱。

自分で探すからもういいよ、と50万ドン渡して降りたら、ずいぶん喜んでいたので、

これは、ひょっとして、やはり、40万ドン固定だったのでは。まあ、ええわ^^;

ともかく、ホアインには無事着いたのですが、

やっぱり暑い。この、雲ひとつない青空。青空がなく雲しかみえないハノイと大違い。


予約したのが、新しいホテルだったので、ガイドブックには載っていないし、

電話して、今いる場所を伝えても

「橋を渡って、右だ。」

くらいの説明で埒が明かず(橋は、ひとつじゃねえんだぞ)

結局、何度か行ったり来たりした通りを、端まで行って、なめるように歩くことに。

で、ありましたよ、反対側の端に(苦)。たぶん、この間に、しっかり日焼けしたね。

Littel Hoi An Boutique & Spa


HPや情報ページで見ると、結構な値段なのですが、Agodaでは激安でしたね。オープン特価みたいで。

きれいなホテルでした。






口コミには悪いことも書かれてあったのですが、よかったですよ。来遠橋(日本橋)にも近いし。

スタッフも、若い可愛い女の子が揃っていて。←おいおい

チェックインは、14:00と言われ(その時、11:00)、荷物を預けて、街歩き開始です。

にしても、暑い。

しかも、ハノイの曇天&高湿度とは違う、青空&きつい日差しで、ハノイに慣れた身にはきついです。

見どころ各所は、次の回で紹介しますが、今回は街の雰囲気を感じてください。

グエンティーミンカイ通りを左の方から攻めます。(この通りを進むと、来遠橋)


ランタンが下がっていますね。夜はきれいだろうな、と思いつつ。




来遠橋(日本橋)については、次の回で紹介します。

見どころを訪問しながら、食事したりビールを飲んだりしながら、ぶらぶら歩きます。
(その間も、顔や首筋が、赤く焼けていくのでした)

川には、船が係留されています。

クルージングと言うと大げさですが、観光用の船や、レストラン、食堂になっている船もあります。






デコレーションされたメインの橋。


この濃いピンクの花はなんでしょうね。結構、あちこちにあって、強い日差しに映えてきれいでした。


広場にあった、何かの像。


見どころと銘打ち、入場料をとるようなものではなくても、街並みは情緒豊かです。

コンバースショップとかは論外ですが、ランタンが並んでいるのは、観光客向けの売り物とはしても、いい雰囲気です。


ランタンの骨。




カムナム橋(右のはずれ)から見たトゥボン川。


きれいではないですが、ゆったりした流れがいいですね。

そう言えば、古都フエもこんな感じだったかと。

いい加減、おでこや首筋が痛くなって、日が翳ってきました。

一旦ホテルに戻り、日が暮れて、ランタンに火が灯ってから、出直しましょう。

と、その前に、

ガチョウ?


夕飯で、食べに来ようかな^^;(そういう癖は、、、仕方ない。ベトナムに住んでいる以上)

ランタン屋さんの並んだ通りです。


火が灯る頃はきれいでしょうね。


さて、昼の部が終わり、夜の部です。

同じように歩きますので、上の写真と、下の写真を見比べて、ホアインの情緒を楽しんでくださいね♪
(iPhoneの撮影なので、限度はありますが)

グエンティーミンカイ通り。人通りが少ないですが、趣は十分。








夜の来遠橋は、よく言えば”幻想的”。でも、もう少し派手にライトアップしてもいいんじゃないかね、地味^^;


川を挟んだ景色です。


ランタン屋さんの並んだ通りは、夜店の屋台も出て(アクセサリばっかですが)、人通りも多く、


ランタン屋も華やかです。










レストラン等のランタン飾りつけもきれいです。






川面に移るランタンの明かりも、きれいでしょ。




メインの飾り付けられた橋の上は、ただでさえ記念撮影大好きベトナム人ごった返しです。


それと、何ヶ所かある広場では、アトラクションも。

何か歌とか踊りの大道芸のような、、、ベトナム語ゆえわかりませんでしたが、観客(ベトナム人)は、おじさんとおばさんの掛け合いに大盛り上がり。


これは、変なレリーフがあった広場ですが、お面で目隠しして、吊り下げられた焼き物を叩き割れるかのゲーム(スイカ割りのような)


眺めていると、これが結構、ヒットするんですよね。実は見えている?あるいは観光客を釣るサクラ?

チャレンジした欧米人の男が、失敗して連れの女性に叱られていました。
「なんで、私の指示をきかないの!!!」「聞こえなかったよ。。。」

と、初日の世は更けていくのでした。

でも、一人だし、一日通してずいぶんビールも飲んだし、歩いて疲れたし、すでに顔と首筋はやばい炎症を起している気がするし、

ホテルに帰って、さっさと寝ました。次の日は、ミーソン遺跡ツアーを申し込んだし。

しかし、本ブログでの次の回は、街の見どころ紹介です。

乞うご期待♪

# 明日アップできるかは、明日の仕事の状況次第です。すみません。

プロローグ

2013-04-21 20:05:20 | ベトナム生活あらかると
まだ、旅行記を始めていないので、プロローグと書きましたが、

旅行を終えての現在の状況なのでエピローグとも言えます。

写真をめっちゃ撮りましたので(iPhoneながら)、その選定に時間がかかると思われます。

明日から、追々語っていくつもりですが、会社員ですし、明日は連休明け(しかも、日本は連休ではない)ですので、明日からは無理かも。。。

で、プロローグというかエピローグですが、、、

ホイアンも、ミーソンも、ダナンも暑かった。

これほどとは思わなかった。

日焼け止めを塗らずに、ビーチでうっかり寝ちゃった訳でもないのに、

ただ、ホイアンという旧い街並みを歩いただけなのに、

真っ赤に焼けました。

おでこ、首筋、激痛です。

赴任以来、スタッフの「社長らしく、ビシッとキメて欲しい」のお言葉により、一年半ネクタイを締め続けましたが、明日は無理かも。

それにしても、何かつける薬はないのか?

と、薬箱(本社が、一年に一回無造作に送ってくれる。目薬とかも入っているが、いるかそんなもん。)を漁ると、、、


ない。


いや、この”メンタム”ってのはどうだ?(リップクリームではない)

皮膚の炎症、、、塗りこんでください。これだ。

痛くて、塗りこめない。。。

でも、塗る。

余計、沁みて痛い。。。

失敗。

なんで、こんなことに。。。(←自明)

速報 ダナン(2)

2013-04-21 13:18:19 | ベトナム生活あらかると
暑さと道に迷う事との戦いだったホイアンおまけにダナン旅行。

日に焼けておでことうなじが痛い(ーー;)

詳細は別途。

着いた時は、気にしていなかったけど、ダナン空港キレイ、、、


ハノイがいけてなさ過ぎ。。。

現在までの変遷

「料理と散歩と仕事で海外」として、タイトルの通り、趣味の料理と散歩、そして出張する海外の情報を掲載していましたが、ハノイ赴任となり「ベトナム生活あらかると」でベトナム生活、近隣の国への旅行模様などを掲載するようになり、一時、仕事が忙しく更新が滞りましたが、2017年末に帰任し、2019年から改めて「池上優游涵泳」として、知識探求、スローライフを紹介しています。

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