池上優游涵泳

「料理と散歩と仕事で海外」「ベトナム生活あらかると」改め、「池上優游涵泳」として日々を綴っています。

Kindle端末の使い分け

2019-05-03 13:19:06 | Apple

奥さんの退院に付き添って帰ってきました。

まあ、無事なのはいいのですが、私としては、振り回された感が大きいので、スッキリした顔で、最後の最後まで荷物持ちをさせられた挙句、

帰ってくるなり、水回りが汚れていないか、洗濯物がたまっていないかチェックされると、流石に頭にくる

が、、、今日のところは、我慢、我慢。

 

WEBの記事で見て、なるほどな〜、と思ったことが

「令和」を018と呼んで、令和1年に18足せば、西暦2019、逆に西暦から018(れいわ)を引けば和暦になると。

令和が発表になってひと月、意外と、気づくのに時間がかかりましたね(私も気づいていなかったけど)

 

さて、カテゴリーのひとつ「Apple」を始める際に、「Appleというカテゴリーでしたいこと(2019.1.16)」で

iPad mini2(以後、iPadと略します)を買うきっかけは、Kindle本を読むには、4Sは小さすぎた。と書きましたが

 iPadにKindleアプリを入れ、小説、漫画をダウンロードして、車移動や、飛行機移動の友にしていました。

 

しかし、(当時)一時帰国の際、ビックカメラに在庫があったのがそれだけ、ということもあったのですが、

私のiPadは、一番容量の小さい16GBモデル(OSやアプリも容量をくうので、実際に使える容量はもっと少ない)

 

それでも、写真はiPhoneだけで、iPadにはサムネイルしかおいていないし、Kindle本も小説ならいくらでも入るだろうという認識でした。

しかし、いざiPadでKindleを読み始めると、もちろん、大好きな歴史小説、時代小説は読むのですが、雑誌、漫画もどんどん買うようになってきました。

 

さらに言うと、紙の本で買うより、なんと「大人買い」が簡単なことか。

あっという間に、容量オーバーです。特に漫画は、小説より読むスピードが速いので

ハノイからホーチミンのフライト時間の2時間、ほぼ毎回発生するディレイ(遅延)に備えても、7、8巻は読んでしまいますし、

何を読むかはその時の気分なので、全巻ダウンロードしておきたいのです。

(小説なら、2、3時間で読み切ることはないですし、読み切る前に、他を読み始めることもほぼないので、1、2冊あれば十分なのですが)

 

さて、iPadのHDDを増やす訳にもいかないし、と悩んでいたら、そのタイミングで、Kindle端末のマンガモデルが発売されたのでした。

32GB、Kindle本だけで!

漫画なら700冊入る、という触れ込みに、見事につられて買ってしまいました。純正のカバーも一緒に注文。

まあ、それが不幸だったのですが、、、

 

東京出張時に、自宅に届いていたのをピックアップし、さあ、これからはKindle端末を持ち歩いて、いつでもどこでも、どの本でも読める、と意気込みました。

 

確かに、読めます。

これまで購入した本は、小説であれ、漫画であれ、カラー写真満載のゴルフ雑誌であれ、全部、格納できました。

が、超おおおおお使いづらい。

 

iPadのように、滑らかにスクロールさせることができず、1ページずつめくる仕様。

リスト表示なら、7冊表示、グリッド表示(サムネイル)は、6冊。

どっちにしても、1ページずつめくって、読みたい本を探すのです。

 

で、一冊選んで開きます。閉じると、リスト表示の最初のページに戻ります。

で、また、1ページずつめくらねばなりません。

フォルダに入れた本の場合、そこまで進んで、自分で読み半端の本を選ばねばなりません。

 

ここで重要な事に気づきました。

iPadはタブレットですが、Kindleは「本」なんだと。

「本」はページをめくるものですよね。

また、iPadは横置きにし、2ページ見開きにして、それを機内の座席テーブルにおいて、お手手はフリーで読めます。

が、Kindleは横置き不可です。純正カバーのせいでもあるのですが、自立もしません。

そうですよね、「本」は横向きに読んだりしませんね。

机の上で立てて、読んだりしたらお行儀が悪いですし、ページがぱらぱらめくれて読めませんね。

そうです、「本」は手にもって読むものです。

 

ですから、飛行機に乗っている時間、読める近さ(高さ)にKindle端末を手にもって、読むのです。

紙の本より、重いです。かなり腕が疲れます。

リクライニングしていると余計疲れるので、姿勢を正して読みます。

 

「本」なんですから

 

ただ、フロントライトはとても目に優しく、暗い機内でも、寝室でも、適度な明るさで読めます。

小説の時の、フォントは滑らかで、読みやすいです。

これは字を読む「本」なんです。

 

タブレットではなく、まして人生を楽しくすることを目的としたAppleでもないので

ページめくりの操作性はよくありません。

画面の切り替えでの、ちらつき(遅さ?)は、いらつきます。

 

容量としては、漫画も沢山格納できるので、マンガモデルと名付けられているものの

「本」としての文字(フォント)のきれいさがメインでしょうから

感覚的にも、白黒の画像は、なんか粗い感じがしてなりません(切り替えの時だけかもしれませんがね)

また、iPadでは、指二本で拡大ができるので、吹き出しの文字が小さくても、拡大して読めます。

しかし「本」であるKindle端末は、拡大などしません。

読めるところまで、目に近づけるか、ハズキルーペを買いましょう。

 

ということで、

小説は、Kindle端末で、

漫画は、よく読むものはiPadで(でも、一応全冊Kindle端末には入れておく)、

雑誌などカラーで大判なものは、画面の大きいKindle for PCで読む

という運用になりました。

 

が、サイズの小さい小説などのKindle本は、容量の大きく、画面も大きくなったiPhone7で読めばいいので、

もはや、Kindle端末を使うのは、せっかく買った「意地」ですね。

そもそも、iPad mini2を買うときに、Kindle端末分の金額を上乗せし、大容量のモデルを買っていれば、などと考えても仕方ありません。

ただ、あの目に優しい、フロントライトとフォントは、布団に入って、本を読んで眠気を誘うには完ぺきで、

そこだけはAppleには置き換えられないものだと高く評価しています。

そう考えると、日本人の読書は、通勤電車の中など、気が急いていることが多いことに対して、

欧米人の読書習慣は、ドラマや映画でみかけるように、ベッドに横なって(枕でリクライニングして)、リラックスして、

であるとすれば、欧米でKindle端末の評価が高い理由の一端を理解できたかもしれません。

もっとも、海外出張、海外赴任先での飛行機、車移動がなくなった現在、通勤電車の中ではradikoなので、

本を読むのは自宅がほとんどとなり、

基本的にはMacの前に座っているので、Macさえあれば本は読める状況、

モビリティはあまりキーではなくなったかな(電子化によるモビリティは当たり前でもありますし)

でも、寝る前のKindle端末の柔らかいフロントライト、この情趣だけは続くような気がしています。

ではでは。


「Numbers」で私的家計簿を作る(後編)

2019-03-04 15:10:53 | Apple

こんにちは。

家計簿をつくりながら「Numbers」の扱い方を勉強する後編です。

カテゴリー別にいくら使ったのか、集計テーブルを作ります。

表を作ります。

行、列の挿入はエクセルのUIと同じく、セル上でクリックして、前とか後とか、上とか下とかに挿入できますが、列なら右端、行なら下端の二重線をクリックすれば、行も列も拡張できます。

この表の仕様は、Pagesで表をつくっても、メモで表をつくっても同じですね。

エクセルではまっさらな状態では無限に行と列がありますが、Numbersでは必要に応じて、ワードやパワポの表の様に追加します。

「スプレッドシート」というより、「表」とか「テーブル」としてみる分には、Numbersの方が“らしく”て好みかな。

さて、集計テーブルでは、サブカテゴリー別、使った月別に集計、合計します。

集計表

先に作った、メインカテゴリーとサブカテゴリーの一覧(マスタ)を、列の見出しに張り付けます。
(手入力したデータと、集計する時の条件がずれないようにします。テーブルで管理できれば、この心配はないのですが)

条件で集計する関数にはSUMIFというものがあります。

SUMIF(範囲, 条件, 合計範囲)

・範囲は、支出テーブルの「メインカテゴリー」「サブカテゴリー」そして月別にするための「日付」です。
・条件は、食費などのメインカテゴリーのリスト、外食などのサブカテゴリーのリスト、そして日付は、直に初日と末日を指定してもいいのでが、それも面倒ですので、日付テーブルを作ります。
・合計範囲は、支出テーブルの「金額」の列です。

日付テーブルは、このように、各月、初日と末日を入れました。

カレンダー

しかし、今回、条件が複数ありますので、

使用するのはSUMIFS(最後に複数形のSがつく)になります。

SUMIFS(合計範囲, 範囲1, 条件1, 範囲2, 条件2, 範囲3, 条件3・・・)

順番に注意ですが、合計範囲が最初にきて、あと、条件を加えていきます。

・合計範囲は、支出テーブルの「金額」の列です。
・範囲1が支出テーブルの「メインカテゴリー」列、条件1は、集計テーブルの「メインカテゴリー」列と一致です。
・範囲2が支出テーブルの「サブカテゴリー」列、条件2は、集計テーブルの「サブカテゴリー」列と一致です。
・範囲3が支出テーブルの「日付」列、条件3は、その「日付」が、日付テーブルの「初日」行以上です。
・範囲4が支出テーブルの「日付」列、条件4は、その「日付」が、日付テーブルの「末日」行以下です。

それをセルに設定していきます。

セル(左上の、1月の食費の食料品)を指定して、(関数挿入)のマークをクリックするか、=(イコール)をタイプすると、関数の入力モードになりますので、右の(なんちゃら)から、SUMIFSを選びます。

関数2

関数1


関数式が表示されるので、「合計範囲」をクリックしたら、支出テーブルの「金額」列を選びます(列を選択)。
(エクセルは、行のアルファベット、列の数字が最初からスプレッドシートに出ていますが、Numbersの表では、表を選択したときに、表そのものからはちょっと離れたところで、行のアルファベット、列の数字が表示されますので、そこをクリックして選びます。)
同様に、範囲2に支出テーブルの「メインカテゴリー」列、条件2に集計テーブルの「メインカテゴリー」列を
範囲3に支出テーブルの「サブカテゴリー」列、条件3に集計テーブルの「サブカテゴリー」列を選びます。

その際、後から、他のセルにも、びぃーーーっと反映させることになるので、エクセルでは行、列の固定を“F4”で行いますが、ここでは、範囲、条件で選んだセル番号についている▼印をクリックして、固定するかどうかを指定します。ここまでは全て、列を固定します。
(個人的には、F4を複数回押して、$が挟まるのを確認するのが好みに合う、というより慣れか)

関数3

次に、日付の範囲を指定します。ここは、ちゃんとできるまで四苦八苦しました。

“等号”の場合、入力は不要なのですが、“不等号”は自ら入力しなければならないのですが、どうにもうまく行かず、、、

で、いろいろ調べて分かったこと(勘違いしていたこと)は

不等号(>=、<=)は”_”(ダブルクオーテーション)で括らねばならないこと、そして、条件の方に&(アンド)をつける


関数挿入の際に右手に表示されるガイドが紛らわしかったのは、”>=2017/10/1”のように、直接指定の例は、条件の値含めて”_”(ダブルクオーテーション)で括っていたので、その条件値だけ、日付テーブルのセルに置き換えればいいのではないかという勘違いでした。

条件値にセルを指定する場合、正しくは、

”>=”&(B3) B3は条件値のセル

でした。

不等号などを直接入力する時、アプリが固まったようになったり(一旦セーブして、オープンすると入力できるようになったり)、なんか、マニュアル操作が入るとうまく行かないのがMacらしいとでもいうのか、とにかく苦労しました。

ともあれ、このような数式を入れるに至りました。

関数4

で、黄色のポチをひっぱって、数式をテーブル全体に反映させます。

縦横の合計は、SUMで合算すればいいです。

集計表2

ということで、簡単な家計簿ができました。

グラフとかも簡単に作れるので、コツ(できる限界?)さえ掴めば、プライベートユースでは手ごろなアプリでは。
出来上がりの印象も、同じものでもエクセルより、柔らかな感じですし。

最近のエクセルは、メニューが複雑怪奇、機能が多彩過ぎ、一体、何割のユーザが何割の機能を使っているのでしょうかね(本当に財務で使っている方以外で)

昔受けたデザインシンキング(ビジネス視点のロジカルシンキングではなく、デザイナー的視点のクリエイティブな思考で問題を解決する)の研修で、「アップルの目標は、人々の人生を豊かにすることである」と聞いた憶えがあるのですが(例えば、必要な機能は何かではなく、使って楽しいという体験を与えるにはどうすべきか)

であれば、私は、多機能で優れているゆえ、使い方に悩む優等生のエクセルより、(機能が少ないゆえ)直感的に使いやすく、出来のよくない子に「そんなこともできないかあ。じゃあ、自分(人)が代わりにやるか」と愚痴っている方が楽しくて、ちょっとだけ人生が豊かに感じるかも。(会社でも、優秀な部下は扱いにくく、ちょっと抜けているくらいが付き合い易いかな)

ではでは。

追伸

Formで入力できるので、iPhoneからでも登録できます。

フォーム


「Numbers」で私的家計簿を作る(前編)

2019-02-28 16:18:46 | Apple

こんにちは。

ちょっと間をおきましたが、Apple純正アプリを使いこなそう企画は続いています。

ただ、比較のために勉強しているGoogleにも詳しくなってきて、「Google Maps」「Google カレンダー」だけでなく、「バックアップと同期」に、ちょっと浮気したりしていますが、

もとい、これからしっかり「Numbers」を習得したいと思います。
 
さて、表計算ソフトでやってみたい、プライベートユース代表は、やはり家計簿ではないかと。
 
自分で商いをしていて、収入も細かく帳簿につける訳ではなく、

収入は、給与の手取り総額でいくら、の月一データのみであれば、

家計簿の基本は、支出の記録、何にいくら使ったの把握でしょうから、そういう簡単なものをつくってみたいと思います。
 
テーブル設計

  • 支出記録テーブル
  • 集計テーブル(カテゴリ、月別)

1. まず、「エクセル」で作ってみる
 
では、Numbersで試行錯誤する前に、仕事で使い慣れたエクセルでお手本を作ってみましょうか。
 
まず、支出記録のテーブルを作成します。

シート上でテーブルを定義していきます。ここでは支出記録というテーブル、入力項目として列名をそれぞれ定義します。
 


まず、誰でも考えることと思いますが、メインカテゴリーはリストから選びたいですよね。そして、そのリストで選んだものに応じて、サブカテゴリーもリストから選びたいですよね。
 
そこで、同じシート上に別のテーブルを作ると、縦横(列、行)のスタイル(幅とかフォントとか)に影響を受けるので、別シートに、メインカテゴリー、サブカテゴリー(カテゴリー項目毎)のマスターテーブルを作りました。
 


そして、支出記録テーブルの、メインカテゴリーのセルで、「データ」メニューから「データの入力規則」を選び、「入力値の種類」で“リスト”を選びます。



そして、カテゴリーシートのメインカテゴリーテーブルの選択肢の範囲を選択します。



そうすると、メインカテゴリーが、設定したリストから選べるようになります。



次に、サブカテゴリーですが、サブカテゴリーのセルで、同様に「データの入力規則」を選び、「入力値の種類」で“リスト”を選ぶのですが、「元の値」には
 
=INDIRECT(B2)
 
と入れます。



これは、B2のセルに入ったデータ名と同じテーブル名のテーブルを参照するということなので
(カテゴリーシートで、サブカテゴリーの各テーブルの名前を、正しく定義しておかないといけません)
 
メインカテゴリーに“食費”を入力して、サブカテゴリーのセルをクリックすると、“食費”テーブルの選択肢が表示されます。


 

“エンタメ”を選べばこのようになります。



次に行う集計テーブルの作成を考えれば、メインカテゴリー、サブカテゴリーは固定しておきたいですが、品名もリストから選ぶようにするかは、どの程度詳細に記録するか、集計したいかによります。テーブル数、項目数も指数的に増えますし、リスト化すると「入力規則」ですから、リスト以外を入力できなくなるので、試案のしどころかと。
 
店舗(買い物をしたお店)などは、自由に入力できた方がいいでしょうね。しかし、よく行くところは、簡単に入力できることに越したことはないので、



右クリックして「ドロップダウンリストから選択」を選ぶと、過去に入力したものが選択肢としてでますので、そこから選ぶのもいいでしょう。
 
さて、同じように、支出記録テーブルをNumbersで作っていきましょう。


2. ところが、「Number」で作るとなると
 
エクセルでは方眼になったシートの上に、行、列、そして表(テーブル)を定義しますが、Numbersは、まっさらのシートに、表(テーブル)をひとつずつ作っていきます。



シート上のレイアウトも自由ですし、エクセルのように、同じシート上、上下、左右に、別のテーブルを作ると、スタイル(セルの幅、高さ、スタイルなど)の影響を受けますが、Numbersは表が独立しているので、見やすく並べても、影響を受けることがなく、それでいて、テーブル、シート間の参照や、更新の反映は、エクセル同様にちゃんとできます。
 
作り方は、メニューにある「表」を選んで、まず作って、表の名称を入れ、列のタイトル行は何行、左の行のタイトル列は何列という具合に、ヘッダ(とフッタ)を作成し、列の名称、行の名称を記入します。

支出記録は、上のヘッダ、列だけ定義すればいいですね。
 
それではまずは、一応、エクセルで作った、メインカテゴリーテーブル、サブカテゴリー毎のテーブルもつくります。



そして、支出記録テーブルでメインカテゴリーをリストから選ぶようにしたいのですが、、、

別テーブルのリストを参照することはできません。(最初のNG)
 
セルか列を選んで、スタイルをドロップダウンとして、ここで、リストを作っていきます。一応、順番は変えることができます。ただ、恐ろしいのは、時間をかけてたくさん登録したのに、そのセル(列)を誤って消してしまったりすると、泣くに泣けません。
 


そして、INDIRECTで、メインカテゴリーで選んだ名前のテーブルから、サブカテゴリーのリストを得るなんて高等な真似もできません。

サブカテゴリーもリスト化したければ、全メインカテゴリーの全サブカテゴリーを登録していきましょう。。。
 
INDIRECT関数って、Appleのサイトでは使える関数となっているんですけど、こういう使い方はできないようです。(次のNG)
 
ちなみに、エクセルであっても、Office Onlineでは、この関数は使えないようです。

さらに、ファイルサイズの制限もあり、検証用に作った5MBのファイルが開けませんでした。

お金払って使いなさいってことですね。
 
じゃあ、過去に入力したデータから選べないか、と色々やってみたのですが、これもできなそうです。(三つ目のNG)
 
すなわち、ドロップダウンから選ぶようにはできるけど、

  • マスタテーブルを作って、選択肢を管理できない。登録は手間がかかり、オペミスは最悪の結果を招く。
  • メインカテゴリとサブカテゴリーを関連づけることはできない。サブカテゴリーを全部登録するのは超手間。
  • 過去の入力データから選ぶという省力化もできない。できるのは予測入力ぐらいか。

で、個人的な解決案ですが、

  • メインカテゴリーとサブカテゴリーの一覧表を作る。
  • 最初のうちは、そこからコピペ。登録件数が増えてくれば、過去の入力パターンからコピペ。

実は、昨年一年間、Zaimで、家計簿をつけてみた感想としては、

  • カテゴリーを設定する時、不必要な網羅性を求めてしまい、結局、使わないカテゴリーが大半になる。
  • 店舗など他の項目含めて、7割方は、ほぼ決まった組み合わせなので、慣れれば、それほどの手間にはならない。

ちなみに昨年一番多かった入力は、食費(メイン)、酒(サブ)、金麦(品目)、3,501円(金額)、OK(店舗)でした(金麦500mlひとケース)。かなりの頻度でまるまるコピペできます。
 
また、この後作成する集計テーブルで、条件検索する際に、タイポで集計がずれることを避ける意味でも、マスターテーブルを作って、そこをメンテするのがいいでしょう。
 
それと、各列(セル)の様式を確認しておきましょう。
 
画面右の”フォーマット”で、”セル”を選んで、
 
”データフォーマット”を見ると、デフォルト「自動」となっていると思いますが、
 
日付は、お好みですが、私はYYYY/MM/DDに。

集計の条件にもなるので、様式は統一しておきましょう。

金額のところは「通貨」にして、円を指定し、財務っぽく、3桁のカンマ区切りにします。



さて、支出記録テーブルができ、ここまでが前編です。
 
後編は、集計テーブルを作ります。
 
ではでは。


OCNのIMAP移行と、私的「メール」の”仕分け”の使い方

2019-02-19 19:00:39 | Apple

こんにちは。

今日は、雨が降る降る言っていましたが、夕方、ようやく降ってきました。

今朝、うっかり傘を持たずに出てしまったのですが、出先からの直帰で、ことなきを得ました。

さて、ようやくOCNからメールサービスの移行が完了しました通知が来ましたので、

先週末は、OCNメールのPOPからIMAPへの設定変更を行いましたので、その顛末です。

iCloudのメールは元々、IMAPですし、

Gmail、Yahooメールは、すでにIMAP移行済みで、すべてのメールサービスを「メール」で確認している状態ではあります。

そして、20年間メインで使って、もっとも受信量が多いにも関わらず、POPで受信し、複数端末それぞれで、不要なメールを削除したり、仕分したり(できなかったり)したものが一括管理できるようになります。

一応、簡単に違いを整理してから、実際の設定、移行後の“私的”運用を話していきたいと思います。


1. POPとは

POPは、プロバイダーのメールサーバに届いたメールを、端末にダウンロードしてメールを見る仕組みです。

端末のディスク容量が許す限り、ダウンロード、保存できるので、パソコンなどでメール管理すること、1台の端末しかメールを使わない場合に適しています。



しかし、複数端末で同じメールを見るためには、設定でメールをサーバに残すことにしないと、最初にダウンロードした端末にしか、そのメールは存在しないことになります。

従って、複数端末を利用する場合、結局、複数端末それぞれにコピーが存在し、サーバにもメッセージが残ることになります。(ダウンロードから何日後に削除という設定もできますし、自分でダウンロードする端末の順番を決めておき、最後の端末では、ダウンロードの際に、サーバにメールを残さない設定にするという運用もできなくもないですが、かなり心もとないですよね)


2. IMAPとは

IMAPは、サーバにあるメールを端末にダウンロードせずに、サーバ上でメールを管理する仕組みです。

複数の端末から、サーバ上のメールを参照し、開封状態、仕分フォルダなども共有できるので、複数端末でメールを同期させるのに適しています。



どれかの端末で、メールを削除すれば、他の端末でも、サーバにアクセスできれば、削除が反映されます。インターネットに接続できない環境でも、最後に更新した状態は確認できます。

まあ、メモやEvernoteの端末間の同期と同じような感じですね。

ただ、自分のメールアカウントのサーバ上の容量が、限度になるので、それを超えないよう、管理する必要があります。(パソコンが数百GBの空きがあっても、メールアカウントの容量制限が5GBなら、パソコンでも5GBがMax)

あと、POPに比べると、メールアプリで、サーバに更新をアクセスする時、未ダウンロードの有無だけでなく、変更の有無を確認するのに、通信量が多くなる、時間がかかる恐れもありますね。

ただ、そのマイナス面は、インターネットのブロードバンド化やサーバの性能向上で改善され、ゆえに、IMAPが増えてきたのかもしれません。

IMAPは新しい技術ではなく、元々あったものが、周辺環境の整備にともなった運用性が向上し、広く使われ始めた、という事です。


3. OCNメールサービスの変更点

今回、OCNメールは、IMAP対応以外にいくつかの変更点がありましたが、

メールボックス容量が1GBから10GBへ拡大。これはIMAP対応に合わせてですかね。

ただ、今まで1GBだったとは、気にしていなかったのですが、意外でした。“今時?”って容量ですね。まあ、まめにスパムやプロモーション系のメールを削除してきた甲斐があったのでしょうか。

あと、カレンダー機能、タスク管理機能がなくなったようですが、

使ったことはありませんでしたが、OCNは、アプリがあった訳でもないですし、需要もなかったのでしょうか?

でも、MVMOとしては、それらのサービスとアプリがあってもいいのではないかと、他方、そういうのサービスがないから安いんだ、とも言えます。

あと、ActiveSync方式が使えなくなる。ActiveSync?まあ、調べなくてもいいでしょう。


4. OCNのIMAP設定

Yahoo、Gmailは、それぞれWebで設定すれば、そうなる、というもので、その後、iPhone、iPad、Macそれぞれのアカウント連携のところで、メールのスライドボタンをONにすればよかったのですが、

OCNは、というと、これも面倒なことはなく、”アカウントの追加”で”その他”を選び、新しくメールアカウントを追加するのは、POPの時と一緒で、POPではなく、IMAPのタブを選んで、受信サーバをimap.ocn.ne.jpにすれば、IMAPのOCNメールアカウントが追加でき、問題なく受信できました。

既存のPOPのアカウントをIMAPに変更することも考えましたが、タイミング悪く、POPで受信したばかりのメールが漏れるのではないかと思い、IMAPを新規につくって、POPを削除する手順をとることにしました。

また、過去の受信メールもIMAPで見られるようにするにはどうするか、事前に、いろいろな方の移行経験談を、Webで調べて、次のようにやってみて、うまく行きました。

  1. まず、MacでIMAPアカウントを作成し、何件かの新しいメールがダウンロードされたことを確認しました。
  2. POPアカウントでダウンロードしていたメールを、全件、IMAPアカウントの受信フォルダにアップロードしました。(仕分していたフォルダでのアップロードは出来ませんでしたので、仕分けはし直しです)
  3. MacのPOPのアカウントを停止しました。
  4. iPhoneでIMAPアカウントを作成し、Macからアップロードしたメール含めて、メールがすべて見られることを確認しました(件数比較)。
  5. iPhoneのPOPアカウントを停止しました。
  6. iPadでIMAPアカウントを作成し、iPhone同様に、メールがすべて見られることを確認しました(件数比較)。
  7. (どこからでもいいのですが)Macで、不要なメールを削除し、iPhone、iPadでも同期されることを確認しました。
  8. 最後に、POPアカウントをそれぞれ削除して完了しました。(削除までしなくてもいいのかもしれないけど、POPでダウンロードしたメールが残って、ディスク容量を無駄にするかも、と思い)

なお、Windows時代、OutlookでもThunderbirdでも泣かされたポート番号設定については、

受信の993はデフォルトで推奨設定どおりにできますが、

送信は、デフォルトでは587が設定され、OCNの設定情報では“※SSL利用不可の場合:587(非推奨)”とあるので、指定された465に変更しようとするも、”検証中”という表示まま固まるので、587のままにしています。IMAP移行とは関係なく、ですけどね。

(まあ、最近、私用でメールを送る機会が極端に少ないですね。LINE、Messenger、WhatsAppなどのメッセージアプリがほとんどで、メールは、もっぱら“企業”からの受信だけですから)


5. 仕分の方法と運用

Appleの「メール」での仕分機能は、iOSではできず、Macではできる、というものです。

POPでは、当然のことながら、Macにダウンロードされたものを、Mac上で仕分けるものなので、iPhone、iPadに反映されるはずものないのですが

さて、IMAPは、サーバ上でのメール管理ですので、Macで設定したら、iPhone、iPadに反映されるのか試してみました。

Macの「メール」での仕分の仕方は、

  1. 仕分先のフォルダを作成します。
  2. 環境設定で、上記フォルダに、メールを移動(コピー)するルールを作成します。

なので、まず、仕分先のフォルダを作るのですが、

Macに限らず、iPhone、iPadも「メール」アプリを起動した時の、メールボックスの構成は(例えば)

メールボックス
-----
全受信
iCloud
OCN
Yahoo
Gmail
★VIP
〇フラグ付き
-----
ICLOUD
------
受信
下書き
送信済み
迷惑メール
ゴミ箱
アーカイブ
-----
Gmail
-----
(省略)
-----
Yahoo
-----
(省略)
-----
OCN
-----
受信
下書き
送信済み
Chats(何故か、以下英語)
Contact
Sent
Trash
-----

のように受信メールの一覧パートと、メールアカウント毎の詳細の、二段階構成になっています。

で、新しいフォルダはどこへできるのか、というと

下の方の、メールアカウント毎のOCNの下に作られます。

フォルダはMacの中ではなく、OCNのIMAPサーバに作られることは、これでイメージできましたので、iPhone、iPadにも新しい仕分先のフォルダは出来ていることを見て、

Macで仕分ルールを作ってみると、それぞれ仕分先のフォルダにメールが移動されることが確認されましたので、一応、意図通り、共通に仕分けできることはわかりました。

ただ、問題は、上の方の、”全受信”はメールアカウントに関係なく、受信したものを一覧で見られるので、非常に重宝していたのですが(特に、iPhoneでは)、

仕分ルールに該当したメールは、この“全受信”および“OCN”から、下の方のアカウント毎のフォルダに移動されてしまいます。

上の方の、“全受信”の下の、OCN、Yahoo、Gmailの順番は簡単に変更できるのですが、

下の方の、アカウントの順番は、どうやら、作成順のようで、簡単には変更できず、上にもってきたい順番毎に、作り直さねばならないかもしれません。

OCNのIMAPアカウントは、最後につくったため、メールを受信した時、仕分対象のものは、アカウント一覧の下の方にいってしまい、気づかぬ恐れがあります。(ちょっと作り直すは、リスキーな感じがあり、試してはいません)

従って、“私的”運用方法ですが、メルマガやプロモーションのメールは、見逃したところで困ることはないので、それらは仕分ルールを作って、仕分先フォルダに移動させるものの

二段階認証、アラートなど、即時確認を要するもの、買い物、決済の通知など見落としてはまずいものは、“自動で仕分けない”、そして、一旦、確認、即応すれば、取っておく必要はなくなるので、“手動削除する”という運用にしようかと。

そして、その後、月曜、オフィスでiPhoneの「メール」を開いて、気づいたのですが、

仕分ルールはMacで受信時に機能するものなので、Macが立ち上がっていない日中、オフィスにいてiPhoneでメールを確認する時は、まだ“仕分されていない”ので、

メールボックス上方の、“全受信”(または、アカウント毎の一覧)で、新着を確認することができることがわかりました。

これなら、iPhoneの小さめの画面で見落とす恐れはなく、

夜、自宅でMacの「メール」を起動し、自動仕分けさせれば、iPhone の“全受信”も翌日に向けて、すっきりさせられます。

また、自宅で、Macの「メール」で最初に受信したものの、画面が大きいので、仕分先フォルダに新着があることに気づくことができるでしょう。

まあ、こんな感じで使ってみて、不便が生じれば、追々考えていくことにします。

ではでは。


「カレンダー」連携のまとめ

2019-02-06 20:00:00 | Apple

こんばんわ。

朝から雨でしたが、散歩はやめられず、傘を差しつつ、皇居3/4周しました。

自分でも、どうなんだかな?とは思うのですが、人間は習慣で生きる動物ですから。

でも、午後には止んで、こんな自然の芸術を見ることができました。



さて、先週の「カレンダー」連携ですが、Mac、iPhone、Yahoo、Googleの関係が、いちいちはっきりしていなかったので、ちゃんとまとめてみました。

まぎらわしいの三者の関係をまとめてみます。

カレンダー連携設定の有無を〇×で表しています。

連携可否
  連携カレンダー
設定端末 (A) iCloud (B) Yahoo (C) Google
(1) Mac  
(2) iPhone   ×
(3) Yahoo  
(4) Google ×  


(1) Macで、YahooとGoogleとのカレンダー連携を設定しているので、Macで、YahooとGoogleのカレンダーを併せて見られます。

(2) iPhoneでは、Yahooカレンダー連携が不可であるので、Yahooカレンダーは見られず、Googleカレンダーのみ見られます。

(3) Yahooカレンダーでは、iCloudとGoogleカレンダーの連携を設定しているので、iCloudとGoogleカレンダーを併せて見られます。

(4) Googleカレンダーでは、iCloudのみ連携設定できるので、iCloudのカレンダーは見られるが、Yahooカレンダーは見られない。

各端末における、連携の意味は、自分のカレンダーを連携相手に公開するという意味であるので、

表を縦に見て、(B) Yahooのカレンダーが見られるのはMacのみ。

逆に、(A) iCloud、(C) Googleは(設定次第ではあるが)、どれにも見せている。

なお、この範囲において、唯一、Yahooがカレンダーを公開しているMacに対しては

  • Yahooカレンダーで入力した予定
  • Yahoo TVで登録した視聴予定

は、表示されるものの

Yahooカレンダーが連携している、別の会社のサービス(JRの新幹線、ヤマト便)、自社の他サービス(スポナビ、天気、占い)は、Yahooカレンダーに表示されても、Macのカレンダーには表示されません。

Yahooカレンダー直接のものだけ反映されるようです。

とはいえ、他カレンダー、他サービスとの連携という点においては、Yahooカレンダーが一番網羅的ですね。
(Yahooが、他カレンダーに公開していないからですけど)

ではでは。


Yahoo!、Googleとの「カレンダー」連携

2019-02-01 20:00:00 | Apple

こんにちは。

今日もAppleカテゴリーのトピックです。

皆さんはテレビは観ますか?

周囲の意見を聞くと、

  • 自宅ではAmazonプライム、Netflixなど動画配信サービスを観ることが多い
  • ニュース番組とかは?と聞くと、それはニュースアプリで、
  • バラエティーは?どれも似たようなものだし、意識的に観るものはない、
  • ドラマは?リアルタイムで観ず、録画されたものを後で、

と、オンデマンドにライフスタイルが移行していて、

テレビ自体を観る機会に加えて、観るとしてもリアルタイムではないようになっていそうですね。

そんな話を聞いていると、うちは割と観ている方だな、とちょっと驚きました。
(動画配信サービスに加入していないし、録画装置ももっていない、ということを影響し)

現金派で、普通の人と一線を画すうちの奥さんは、ここでも一線を画すBS派なのですが、映画、二時間サスペンスがお好きなようで、週末、二人掛けソファに横になって、だらだらご覧になられています。

私は、日本のドラマやバラエティーが観られない、海外赴任が長いせいか、日本のエンタメに興味が薄く、俳優、歌手、芸人の流行に疎く、興味もないのですが、自然、生物を扱ったドキュメンタリー、歴史ミステリーなどをよく観ます。

奥様は、暇な時に、テレビをつけたらやっているものを眺めているのですが、私の場合、テレビ番組表から一週間分ぐらい探して、観たいと思ったものを「カレンダー」に登録します。
(毎週何時、とか決まっていない特番がほとんどですし、ちゃんと最初から最後まで観たい)

当初、番組表は、Yahoo!テレビ.Gガイドを見て、そこから「カレンダー」に手打ちしていたのですが

何かの折に、“自動登録”できるような話を聞き、ネットでやり方を調べてみたところ、

Yahoo!テレビ.Gガイドで観たい番組の詳細を開くと、



“カレンダーに登録”というリンクがあり




これをクリックすると、Yahooカレンダーに登録する画面が現れ、




保存すると、Yahooカレンダーに現れます。



ただ、開始時間は正しいのですが、終了時間は、自分で正しく入れる必要があります。まあ、開始時間さえわかれば、終了時間を正確に登録するまでのことはないのかもしれませんけどね。まあ、そこは私の性格では、正確でなければ気が済まないのです。

 

Yahooカレンダーをメインに使っている人はこれでいいのですが、私はAppleの「カレンダー」を使っていますから、この2つを連携させなければなりません。

 

Macの「設定」、「パスワードとアカウント」で

 

「アカウントの追加」を選ぶと、iCloud、Exchange、Google、Yahoo! Aol.、Outlook.com、その他が表示されます。



元々、OCNのメールアカウントを使っている(昔、賃貸アパートに、フレッツOCNを引いた時から)、この「アカウントの追加」機能の存在はしっていたものの、メールのアカウント管理としか認識していませんでした。

Yahooはアカウントを持っているので、Yahooを追加してみます。メール、連絡先、カレンダー、リマインダー、メモが連携できます。



が、メールは、POPでダウンロードすると、ストレージの容量をくってしまうのと、余計な営業メールが届き始めるで、WEBメールのままでいいや、と、カレンダーのみ共有することにしました。


すると、「カレンダー」の左上に、Yahooカレンダーのリストが追加され、先ほど、登録したテレビ番組も「カレンダー」内に表示されました。




これで見逃すことや、予定をバッティングさせるともなくなると、ちょっと気分がよくなりました。

ついでなので、Googleも同様に、連携させてみました。



Googleで連携できるものは、リマインダー以外、Yahooと一緒です。

「日本の休日」カレンダーも、自動で追加されたので、Macの「カレンダー」ではダブってしまいました。

要らないカレンダーは、リストのチェックを外せばいいのですが、Googleのカレンダーは使っていないので、連携自体を解除することにします。

 

この際、Googleアカウントを消さずに、連携するサービスだけ、チェックオフにすれば(今回、全部オフ)

アカウント一覧で“停止中”と表示され、連携されません。(上の画像のように)

まあ、簡単にできるものです。

では、iPadとiPhoneも、と思ったら、

iPhoneでは、Yahooとカレンダーの連携ができません。メールとメモだけです。



これでは、登録したYahoo!テレビの番組予定を、iPhoneでみられません。

iPadも、連携できるサービスは、iPhoneと同じでした。

(同じく、Yahooのカレンダーはありませんでした)

う~ん、ここでも、OSによる仕様の差が、、、

 

Googleは、スケジュールの連携もできます。このYahooとGoogleの違いは、、、

しかし、Googleカレンダーの設定で、iCloudへのアクセスを許可すると

iPhoneのシンプルな「カレンダー」に比して、なんと美しいカレンダーが

しかも、登録したタイトルから予測して、アイコンを変えてくれています。



Yahooカレンダーアプリも、一か月表示もできますし、Yahoo系の他のアプリとも連携しており、

占いが表示されたり、買い物でTポイントが多くつく日が登録されたり、ヤマト便の配達情報とか

画面のテーマも変えられ、

こちらも、iPhoneの「カレンダー」が、Yahooカレンダーを読み込めないのに、Yahooスケジュールからアクセスを許可すれば、iPhoneの「カレンダー」の内容は、Yahooカレンダーに読み込まれます。(つまり、Yahoo側がアクセスさせていないということで、Apple側は、(ユーザがよければ)YahooもGoogleも、どうぞどうぞ、ということなんですね)

 

まあ、連携は仕方なく、ビジュアルですが、イケてるGoogle、Yahooに比べて、iPhone「カレンダー」は、私好みになんと“シンプル”(殺風景)なのでしょうか。

 

それでいいんです。そこがいいんです。

なお、YahooとMacが連携しても、Mac(iCloud)を経由して、Yahooのテレビ番組が、Googleカレンダーに表示されることはありません。

じゃあ、YahooとGoogleを連携させて、三角関係に、という機能はみあたりませんでした。

じゃあ、Googleでテレビ番組をGoogleカレンダーに登録できたりは、、、

Chromeからならできるアプリがありました。


”Yahoo!Japanテレビの番組詳細画面にある、Yahoo!カレンダーへの登録ボタンを、Googleカレンダーへの登録ボタンに書き換えます”というのは、なんとなくなあ、、、

でも、そういう需要はあるんですね。Googleも、Googleテレビなどというテレビ番組表をメニューに加えて、カレンダーと連携させればいいのに。

あと、メールの連携についてですが

調べてみると、GoogleもYahooもすでにIMAPに対応していて、WEBメールとして扱わなくても、ローカルのディスク容量を圧迫することはなくなりました。

また、メインで使っているOCNも

 

昨年3末に、”【重要】OCNのメールリニューアルに関するお知らせ”なるメールをもらい、

来月末までには、IMAP対応するようなので、そのタイミングで、まとめて「メール」アプリでみられるようにしたいと思います。

IMAPになったら、iPhoneの「メール」ではできない、メールのフォルダ管理は、サーバ側でできるようになって、ローカルにも反映されたりするのかな?(Macの「メール」はフォルダも、仕訳もできますが、Macローカルだけで、iPhone、iPadではできない、設定が共有されないのが解消されませんかね)

では、OCNがIMAP対応した際に、Yahoo、Googleも含めての設定変更について、

そもそもIMAPもちゃんと勉強しなおしてご紹介したいと思います。

ではでは。

 


私的「カレンダー」と「リマインダー」の使い方

2019-01-31 20:00:00 | Apple

こんにちは。

Appleカテゴリーのトピックで、今回は「カレンダー」と「リマインダー」についてです。

スケジュール管理とタスク管理は、表裏一体な感じですから、一つのアプリにするか、連携して欲しいと思うのでは私だけでしょうか。

なお、これらのアプリもiCloudで同期をとっておくと、iPhone、iPad、Macで同じく情報を共有、管理できます。

といいたところですが、端末間、OS間で仕様が異なるところもあるんですよね。それらについては、都度お話しします。

1. 「カレンダー」の基本機能

「カレンダー」は文字通りカレンダーですので、予定を入力するものですね。

アラーム機能もあり、しつこいくらい、リマインドしてくれます(苦)

自分でカレンダーの種別(個人、会社、家族etc)を設定できますし、Mac、iPadでは、“日本の祝日”カレンダーを表示することができます。しかし、iPhoneでは出てこないんですよね。何故でしょう?(でるのかもしれないけど、ずっと設定の仕方が分からないでいます)

あと、いろいろな情報源から、Siriが勝手に、誕生日とかホテル予約とかの情報を引っ張ってきて、表示してくれます。(その仕組みはよくわかっていませんが)

当たり前の機能ながら、時間帯、終日イベント(単日、複数日)としての登録ができます。

そこで、以前「メモ」のところで書きましたが、タスクを終日イベントとして登録(タスクという名のカレンダー種別で)していたことがありました。

これは、「カレンダー」と「リマインダー」を同時表示できない、と言いますか、「リマインダー」に登録したものを「カレンダー」が表示してくれればいいのに、それをしてくれないので、「カレンダー」の機能だけでタスク管理をしていたのです。

そのようなことができる連携アプリとしては、Fantasticalというのが有名らしいのですね。

iCloudと連携するようなので、「カレンダー」「リマインダー」で登録した情報をまとめて管理できる感じです。ただ、ちょっとお高いようです。

まあ、「カレンダー」だけでタスク管理しても、(予定として)アラームも表示してくれるので、タスクの予定(期限)として認識することに問題はありませんし、

これも「メモ」のくだりで書きましたが、期限を(月表示で)俯瞰的に認識することもできます。(「リマインダー」だけだと、このイメージが実現しない)

ただ、元々がタスク管理機能ではないので、繰り返す(週次、月次)設定はできても、繰り越す(今日完了しなければ明日、のように)ことはできませんので、貯まったタスク(一日イベント)を、マニュアルで、翌日にずらす作業が発生します。

Macなら、マウスで動かせるのですが、iPhone、iPadだと、アイテムを開いて、ぐるぐるぐるーってやつで、日付を変えねばならない面倒さがあります(本来は、日時をタイプする手間を省く機能が、この使い方では仇に)

まあ、ベトナム駐在時から、ごく最近まで、タスク管理はこうして「カレンダー」で行ってきたのですけどね。

2. 「リマインダー」謎の仕様
 
「リマインダー」の活用をちゃんと考えてみると

  • タイトル:タスク、リマインドすべきこと
  • 指定日時で通知(アラーム日時):期限より先にリマインド、または、作業開始日時
  • 期限:予定日、完了すべき期限、またはポイントなどが失効する期日
  • 繰り返し:月次や週次ですべきこと、または、定期的なイベント(TOHOシネマズデーとか)
  • 指定場所で通知(場所):その場に行っている時点で通知は不要と思うのだけど、買物の場所などを登録する使い道はあるが、個人的には、タイトルに“買物@△□マート”のように記載した方が分かりやすいと思う。
  • 優先度:これはプライベートではあまり意味がないかな。
  • リスト:タスク(やるべきこと)、リマインダー(期限のみ認識)、イベントなど種別(これが「カレンダー」と連動すればね)
  • メモ:やることの詳細、買い物のリスト、注意事項

があるので、「カレンダー」で、長期的な期限はダブルで設定しておくにしても、短期的なものは「リマインダー」で管理できると考え、

タスクは「カレンダー」から、買い物リストは「メモ」から、「リマインダー」に移して使うことにしました。

ただ、返すがえす、「カレンダー」に「リマインダー」の項目を表示してほしい(アプリ連携して、同画面に表示して欲しいな)

ところで、「リマインダー」を、当初、使っていなかった理由があったんですよね。

「指定日時で通知」はあっても、それとは別に「期限」が設定できると思っていなかったのです。

それで、例えば、3/31が期限だけど、3/1からは意識しておくこと、のような場合、3/1の方を「指定日時で通知(アラーム)」にセットし、期限の3/31は、タイトルに書いて、「カレンダー」にも登録していたのでした。

しかし、こうすると、短期的なもので期限がずれると、タイトルを書き変えなければならず、これはこれで、日付と時間をぐるぐるぐるーっとするより面倒。

ところが、ある時、「期限」を設定できる登録の仕方があることおに気が付きました。

iPhoneの「リマインダー」でのアイテム表示は、“リスト”毎のタブと、“日時設定あり”のタブがあり、

アイテムは、例えば“タスク”と命名した“リスト”のタブで、+マークを押して、アイテムを登録するのですが、



それを“日時設定あり”で表示すると、アラーム日時でソートされ、アラーム日時でグループ化された一覧となります。



(”期限”というリストは、期限のみリマインドするためのアイテムで、後で詳述します)

最初、“日時設定あり”は参照機能であると思っていました。
 
その“リスト”タブからの登録の時、「指定日時で通知(アラーム)」はあるのですが、「期限」はないのです。


 
ところが、“日時設定あり”のタブにも、+マークがあることに気づきました。



“当日”のところの+マークから登録すると、「期限」はないのですが
 
“明日”のところの+マークだと、「指定日時で通知(アラーム)」に加えて、「期限」が設定できるのです。



しかし、“明日”が期限またはアラームの指定日時のアイテムがないと、“明日”のグループがなく、“明後日”以降には、+マークがつかないのです。

したがって、「指定日時で通知(アラーム)」に加えて、「期限」を設定したい場合は、“日時設定あり”のタブの、“明日”の+マークから登録する。

“明日”のアイテムがない時は、ダミーで“明日”がアラームの指定日時のアイテムを作って、“明日”のグループを無理やり作って、そこの+マークから登録すれば、「期限」が設定できるのです。
 
必ず、“明日”何かしらやることにしておかないと、「期限」付きのタスクは、他に登録できません。

一体、何なんでしょうね。バグでしょうか?

“リスト”タブからの登録で、何故、「期限」が設定できないのか、さらに、何故、“日時設定あり”のタブの“明日”期限のグループからでないと、「期限」設定できないのか、しかも、一旦、登録したアイテムに「期限」を加えることが何故できないのか、どう考えても理由はわかりません。

また、iPhoneで気づいたので、Macでもできるのか確認しましたが、Macではできません。

まず、“日時設定あり”は参照のみで、そこから登録はできません。



それ以外の「リスト」から登録する場合、アラームの「日時」と「場所」はでますが、やはり「期限」は設定できません。



ただ、iPhoneから登録した「期限」付きのアイテムを、Macで開くと、ちゃんと「期限」はあるんです。



また、「期限」のあるアイテムと、「期限」はないが「「指定日時で通知」でアラーム指定したアイテムが混在した状態での、
 
“日時設定あり”でのソートの仕方は、「期限」があれば「期限」の日時、「期限」はないが「「指定日時で通知」であればそのアラーム日時を参照してソートされます。

また、一覧で見たとき、いちアイテムが複数行で表示されますが、一行目はタイトルですが、二行目は、同様に「期限」があれば「期限」の日時、「期限」はないが「「指定日時で通知」であればそのアラーム日時が表示されます。「期限」とか「アラーム」とかの記述なく、日時そのままで(“日時設定あり”は日でグループ化されているので、時間のみ、“リスト”毎に表示すると、日時が表示されます)



(タスク(6)の9:00は期限、タスク(2)の9:00はアラーム)

「期限」設定に関しては、そのそも謎の仕様ですが、同じアプリでありながら、OS間の謎の違いです。

しかし、そういう“何故”を気にしてはいけないんでしょうね。Appleでは。

3. 仕様の差異はともかく、結局の私的な使い方は

ともあれ、現在は、登録はiPhoneから(時にはダミーを作って)期限もアラームも設定し、場所は“買物@△□マート”のようにタイトルに書くことにし、

長期的な期限は、「カレンダー」に再掲するものの、

”期限”というリストを作り、”タスク”は短期的な〆切や予定を示すリストとして、”期限”は、数ヶ月先の期限、支払期限やポイントなどの失効日を忘れぬようにするためのリストとしています。



まあ「リマインダー」で短期のタスク管理、「カレンダー」と併用しての長期の期限の管理ができているのが、私的「カレンダー」と「リマインダー」の使い方です。

ではでは。


「Pages」はワープロだから・・・

2019-01-23 20:00:00 | Apple

こんにちは。

先に、「メモ」ではパスワード管理を行わず、「Pages」で行うことにしています。と書きました。

Apple純正アプリの機能を使いこなすというのであれば、パスワード管理は、キーチェーンに登録し、Touch ID(指紋の薄い私はパスコード)で行えばいいはずなのですが(で、キーチェーンの使い方をレポートすると)

でも、なんか心配なんですよね。

セキュリティーは大丈夫だと思っています。

でも、何かの理由で、消えてしまったら、そして、思い出せなかったら。

キーチェーンを信用しない訳ではないのですが、登録や入力が自動というところ、マニュアルと自動の境目のあたりが、何か心配なところ、というか自信のないところで、

「あれ?パスワードエラーでるけど、いつ違ったの?」って時に、参照できるものが欲しいとでも言いますか。

機能、使い方は理解した上で、後は、好みというか、拘りというか、の問題ですね。

まあ、プライベートのiPhone、iPad、Macは、キーチェーンの自動入力でいいのですが、キーチェーンから自動入力できず、ID、パスワードを確認する(入力する)状況もありうれば

そもそもキーチェーンに登録しない、仕事で使うシステムやサービスのパスワードもありますし、
(一応、BYODとして認証されているので、自分のiPhoneをオフィスに持ち込みます)

秘密の質問とかも、記録しておく必要がありますので、

管理ファイルを作っており、
(それこそ、それがなくなったら、と考えればキリがないんですけどね)

「メモ」の回で、「Pages」に記録し、パスワードをかけてiCloudに載せていることを書きました。(iCloud上は暗号化されている)

まあ、必要の都度、ファイルを開いて必要なパスワードを確認しており、そこには、何か問題があるわけではないのですが、

ちょっと改善できないものか、と思う事のひとつが、

“ファイルの横幅”

「Pages」は“用紙サイズ”を決めねばならず、まあ、A4であったり、レターだったりする訳です。(通常の用途、このアプリが何のためにあるのかを考えれば当たり前ですね)

ワープロって、最終的には印刷するものだったし、

まず、紙が世の中にあった訳だから、規定された用紙サイズに、ワープロで文書を作っていたんですよね。

だから、ページ設定で、”用紙サイズ”を選ばねばならないのはわかりますが

ペーパーレスの時代、ページ設定に”画面サイズ”があってもいいのではないか。

それは、「Keynote」「パワーポイント」で画面に写せば?と

いやいや、画面であればいいというのではなく、レイアウトの決まったビジュアルなものを表示することでもなく、

文章を、画面(スマホ、タブレット、ディスプレイ)で読むための最適化をしたいのです。

(なんか、「マップ」もそうでしたが、私が求める機能は、求める相手を間違えているのか、そもそも私の使い方が普通じゃないんでしょうね)

例えば、文書ファイルをMacで開く場合、

Macの画面は横幅がありますので、余裕をもって開きます。

しかし、iPhoneで開くと、横幅は収まりきらないので

スワイプしながら(右に隠れたところを)見ることになります。

あるいは、縮小して、画面とファイルの横幅を合わせることもできますが、全体の縮小なので、読めないほど文字が小さかったりします(まして、微妙なトラップを入れたパスワード文字列ですし)

WEBサイトのように(htmlのように)、見る画面に応じて、自動的に、折り返してくれないものか

そのようなことはできないだろうか。

また、“ページ区切り”もあるので

(そうならないようには作りますが)IDなりパスワードが、ページをまたぐと、これも読みずらいものです。

こう考えると、「メモ」はよかったのですが、

パスワードがひとつというのと、編集した時の保存のタイミングの課題(本来、自動なのは使い易さのはずが、かえって仇となり)があり、

それら”私的”に本質的な課題に対しては、読みにくいから、と「メモ」に戻す考えにはなりません。(あくまで”私的”)

html形式で保存する手もありますが、これはパスワードをかけることも暗号化もできず、「メモ」よりNGです。

「Pages」の用紙サイズで、A4とか紙のサイズではなく、iPhone7とか画面サイズが指定できないかとも思いましたが、当然、そんな選択肢はありません。(「Pages」はワープロだっちゅうの)

でも、何とかならないものか、何か手段はないものかなぁ、、、とあれこ調べていたら

画面サイズにあわせて、レイアウトを変更できるって、“電子書籍”に近いのでは?と気づきました。

そうです、上に書いた”文章を、画面(スマホ、タブレット、ディスプレイ)で読むための最適化”をしたのは、電子書籍ですよ!

さらに調べると、EPUBという電子書籍のフォーマットがあり、なんと「Pages」で出力できると!

パスワードもかけられると!!

ページは存在するので、「メモ」や“html”のように切れ目なく、縦スクロールはできませんが、

そこは編集の仕方で何とでもなるマイナーな課題で、メジャーな課題である端末毎に横幅は最適化させることは解決しそうです。

おっ、これは(感)、と思ったのですが、

世の中、そんなに甘くはない。

電子書籍のフォーマットなので、「iBook」で開くことになります。
(そこが「Pages」で”出力できる”と表現されいる所以)

開くことはできますが、“編集”はできません。(よくよく考えれば、これも当然ですね。)

となると、「Pages」で編集する“原本”が必要になります。

結局、この原本を管理し、変更の都度、EPUBに出力(変換)し、クラウド上に置くという運用になります。

う~ん、、、

「Pages」で開いて、小さい画面で隠れた部分をスワイプする(あるいは、サイズを合わせるか)のが手間か

原本として「Pages」で管理し、更新の都度、EPUBで出力し「iBook」で開くのが手間か

どっちもどっちですね。

とりあえずは、現行の「Pages」運用を続けながら、別なソリューションはないか探そうと思います。

このジレンマは続きそうです。

ではでは

-----

追記(2019/1/31)

「Pages」のファイルを、EPUBに出力してみましたが

EPUBの規格としては、パスワードをつけられるのですが

「Pages」からの出力では、パスワードはつけられませんでした。

「ブック」できれいに表示されますし、

iCloud自体が暗号化されているので、気にしなくてもいいのかもしれないのですが、

う〜ん、、、「Pages」でパスワード付けての運用かな。。。


私的「メモ」の使い方

2019-01-22 20:00:00 | Apple

Appleアプリに関する第二回は、「メモ」の私的使い道についての考察です。

仕事で使うPCはWindowsで、私は「テキスト」をよく使います。

考えを整理するために、考えたことや、事実をあれこれタイプして、それらをもとに、コンテキストをまとめた上で、「Word」や「Power Point」の様式に落としていきます。

それと、タスク(To Do)も、Outlookの機能を使うのもいいのですが、テキストのファイル名を、期限+タスク名にして、デスクトップに並べています(詳細は、テキストの本文に、あれこれメモります)。

付箋紙を貼っている感じです。で、そのテキストファイル(付箋紙)がデスクトップからなくなれば、ハッピー!であると(昔、そんなアプリもありましたね)

他方、プライベートで「メモ」(またはWindowsの「テキスト」)は、何に使っていたかというと、

  • 買い物リスト
  • 家の仕事(片付けとかごみ捨てとか)
  • パスワード

など。

どうやら、私にとっての「メモ」は、タスク管理が主たる用途でした。

「メモ(テキスト)」は、あまり機能がないゆえに、機能別に最適化された使い方に縛られず、柔軟性がありますよね。

では「メモ」の機能をキーワードに、どんな風に使っていたかを振り返ってみます。

1. 「メモ」機能のおさらい

・箇条書き、チェックボックスなどのスタイル

買い物リスト、タスクリストの見た目を箇条書きにできます。



ただし、メモ一枚(ファイル)が、ひとつの束(一回の買い物、一連のタスク)となるので、メモ一枚全体での完了、未了を管理することになる。

または、完了したものは削除して、未了のタスクのみ残して更新する使い方なら、箇条書きは見た目がいいですね。

チェックボックスでは、メモ一枚を、タスクの一覧とした場合、個別タスクの未了、完了の管理ができ、買い物リストとしても、買った、買っていないの管理ができます。



ただし、どんどん増えてしまうこと。未了と完了を分ける(ソートする)ことは、自動ではできないので、ちまちまとコピペで、未了を上に、完了を下に移すことになるのが面倒(なら、箇条書きのところで書いたように、完了は消してしまった方が楽)

なので、あくまで、買い物リストの「メモ書き」のイメージで使っているときは、チェックボックスで管理する必要もなく、一回の買い物で、必要なものをリスト化し、買ったものはリストから削除し、毎回、同じメモを使いまわしていました。

しかし、これなら、「メモ」アプリではなく、「リマインダー」アプリの「タスク」を使っても一緒だし、買い物の履歴(実行済みとして)も残せるのでいいかと思い、

「タスク」のタイトルに、“買物@店名”とつけて、「タスク」内のメモ欄に、買うべきものを並べて、期限かアラームを買い物をする日にします。



そうすれば、メモ一枚が、一回の買い物リストと同じ運用になるので、買い物リストは、「リマインダー」アプリに移すことにしました。

ただ、期限のあるタスクは、「メモ」や「リマインダー」だけではなく、「カレンダー」の“終日イベント”にも登録していました。

カレンダー全体の中で、期限を意識ことができるので。

ただ、繰り延べは自動でしてくれないので、期日が過ぎたら、一日ずつ、ずるずる、ずらすと。。。ちなみに、表も扱えます。

「メモ」では表も作れます。仕事で「テキスト」を使っていると、表でメモりたいと思うことはたまにありますが、私用で「メモ」を使う時、表で残したいと思うシーンはまだありませんね。

Evernoteも表が作れますが、パソコンからのみ。アプリからは作れない。

・パスワード

メモに、いろいろなシステムのパスワードを記録しておくと、iPhone片手に、パソコンにパスワードを入力できて便利なので、メモに記録していたことがあります。

メモにパスワードがかけられて、暗号化もされるようなので、使い方としては有効。

参考:Appleサポートの「iPhone、iPad、iPod touch、Mac でメモをロックする

しかし、パスワードが「メモ」共通で一つというのと、後で述べるiCloud同期による失敗から、現在は「Pages」で管理し、パスワードをかけて、iCloudで共有しています。

「メモ」の良さは、起動の軽さ、開くのに時間がかからないところですが、パスワードを確認するシチュエーションでは、多少「Pages」の軌道に時間がかかっても問題ないですし、そもそもPagesの軌道は早いです。また、ファイルにパスワードをかけていてもTouch IDで開くので、手間いらずです。

その点では、Evernoteもいいと思いますが、One Noteはメモとしての使い勝手はよくないでしょうね。

余談ですが、Windows、MS Office、なんであんなに起動が遅いんでしょうね。と言うより、Appleが早い。そして、そこはアドバンテージのひとつと言えますね。

・iCloud同期

「メモ」はローカルにも保存できるのですが、iCloudに保存しておくと、Mac、iPhone、iPadで共有できます。

即時に同期されるので、Evernoteのようにバッティングが起きず、すぐ同期されます。

ゆえに、誤って修正してしまった時、戻せないものと、以前は信じていました。

実際、パスワードを「メモ」で管理していた頃、iPhoneで、誤って、消してしましたものをUndoできす、Mac、iPadにも同期されて、消してしまったパスワードが思い出せない、、、と落ち込んだことがありました。

この頃、iCloudで同期されたものは“Undoできない”と思っていたんです(苦)。

よく考えれば、MacであればメニューからすぐにUndoできるのでそんなことはないのですが、iPhoneでのやり方を知らず、“シェイク(2回iPhoneを振る)”でUndoできることを覚えたのは、もっと後になってからのことでした。

さらに、ホームボタンをトリプルタップすることを、Undoに割り当てることを知り、iPhoneでのUndoは完璧になりました(笑)。

参考記事:iPhoneでテキストやメールなどの削除を取り消して元に戻す

その点においても、メモはメモであるので、丁寧に操作すべきものは、「メモ」ではなく、「Pages」とすべきかと。

ちなみに、Evernoteは、ローカルにも保存するので(画像とかHPとか保存すると、ローカルのデスクスペースを多く使ってしまうという難点あり)、複数端末からの利用(無料なら2台までとはいうものの)で、更新のバッティングが起きます。「One Note」はOne Drive上のファイルなので、iCloudで同期する「メモ」と同じです。

・フォルダ分け

は、できますが一階層のみ。
Evernoteはノートブックにノートを綴じるイメージ。

One NoteはMSらしくフォルダ管理ができます。

まあ、メモですから。実体のメモ、ノート、ノートブック、フォルダをそれぞれイメージすると、まあ、そんな感じになるよな、と納得。

・写真やホームページを貼る

Evernoteの優れた機能として取り上げられることがあります。このまるまる貼り付けられることがローカルのストレージを圧迫するんでしょうけど。

「メモ」も共有機能で、写真やホームページを新規または既存のメモに貼りつけられますが、写真は「写真」、ホームページはブックマークでいいんじゃないの?という気がします。

ホームページも部分的にテキストを保存するなら、コピペでいいし、写真とか、表とか、様式がついたものなら、わざわざ「メモ」つかわず「Pages」「Word」または「PPT」がいいんじゃないのかな、と思います。

メモに写真を貼るシチュエーションっていまいち思いつかないのですが、

「設定」>「メモ」で、「ロック画面からメモにアクセス」にしておき、

・ロック画面からスワイプして、すぐ写真が撮られるが如く、すぐメモりたい欲求に加えて、
・そのメモの対象を写真をとって、メモを入れる(「“写真”に保存」をオンにしておけば、「写真」にも保管される。)

のかな?と一瞬思いましたが

ロック画面から、コントロールセンタにスワイプして、メモの新規を選んで、Touch IDで開いて、、、ロック画面からTouch IDでロック解除して、メモ開いて、新規を選んで、、、って、全然ショートカットしていないような。

写真に至っては、ロック画面から、コントロールセンタにスワイプして、メモの写真を選んで、Touch IDで開いて、、、より、ロック画面でスワイプして写真を撮るので、いいのでは。。。

でも、どうしても、メモに写真を「その場」で載せる必要性があるんでしょうね。

写真を撮って、プレビューで表示して、手書きで、何か書き込んで保存する。
それよりは、メモで写真撮って、写真だけでなく、余白の上にも、手書きでメモる。

それは、、、謎は深まります。

が、調べてみて、一応、そういうことができるという知識はつきましたので、本カテゴリーの目的は達成したのかと。

2. 結局、私は「メモ」をどう使うのか

あらためて、あれこれ考えてみると、「メモ」に高機能を望むと、高機能な別のアプリがあり、そこの線をどこで引くかは、個人個人の使い方や好みでしょう。

では、私はどうなのか、と言うと、

タスク管理(買い物リスト含む)を、「リマインダー」に移し、パスワード管理は「Pages」にしたら、私の「メモ」はそれこそ、シンプルなメモのみとなりました。

生活情報、備忘録、思いついたレシピなど、フォルダも数個で、まさにRollbahnのメモ帳の如くです。不要になったら消していきますし。

最後となりますが、「メモ」にない機能として、タグがあります。Evernoteの”売り”のようです。

仕事で、プロジェクト名、顧客名をタグにするとか、レシピ集として、材料、調味料をタグとして、大量のメモから、該当する情報を検索するのであれば、タグの利点があるのかもしれませんが、

私のプライベート利用では、そこまでは、、、という感じです。

一応、「メモ」も検索はできるので、ハッシュタグのようにキーワードをつけておけば、似たような検索はできますしね。

ではでは

なお、「マップ」に続いて「メモ」についてあれこれ語ってみましたが、

これはあくまで、私が調べた範囲で、私なりの理解と、私的な使い方を、あれこれ考えてみての話です。

きっと、間違い、勘違いはたくさんあるはずですので、マニュアルのようにはとらえないでくださいませ。

よろしくお願いします。


私的「マップ」の使い方

2019-01-17 20:00:00 | Apple

こんばんわ。

「Apple」なるカテゴリーを作り、そのアプリを使いこなそう企画の第一弾は、「マップ」です。

簡単なところから、と言いますか、何気なく、一番使っているかもしれないですし、そういうものから効率よい使い方を確認していくことが趣旨なので(iMovieとか、GarageBandとか、一度も使っていないものは、、、)

1. 「マップ」に求めること

直感的には、地図ですから、

(1) 現在位置を示して、周辺を確認すること
(2) 目的地を検索して、行き方を確認すること

ですね。

それで十分な毎日ではありますが、私としては、これに加えて

(3) 現在地から、目的地までの道順を自らアレンジして、それに沿って歩く
(4) 複数の目的地(経由地)を指定して、その行程を示して、それに沿って歩く

も実現したいですね。

どちらも似たような感じですが、(3)は道順のアレンジ、(4)は全体の行程を示すことで、画面に示された道順をみながら、その道順の上を、現在位置の矢印でなぞるように歩くことをイメージしています。

(歩きスマホにならぬよう、歩きながらではなく、必ず立ち止まって、順路の線上にいるか確認していますよ、もちろん)

まず(3)についてですが、目的地までの経路を示すと、最短距離なのか、最短時間なのか、アプリが勝手に決めてしまいます。

仕事で使うのであれば、それが適当だと思いますし、普通に考えれば、便利、このアプリ頭いい、と言うところですし、

画面上に、現在位置と目的地が収まる程度の距離であれば、直感と違う道順でもそんな問題はないのですが、

私の場合、散歩やウォーキングのコース、更には旅行先での観光コースを作ることが目的であったり、数キロぐらいは平気で歩いて移動するするなか、寄り道、道草できるような処があれば、道順に設定したいですし、道標(目印)があれば、間違えのないよう表示させたい、

そんなのを俯瞰的に見渡せるルートマップを作りたいのです。

言ってみると、せっかくのナビゲーション機能なのに、そのナビの仕方は自分で決めたいという、

それって、わかってんならナビ要らないじゃん、てことだし

なのに、自分が指定したようにナビしろ、とアプリに求めている、面倒なお客さんですね。(でも、タクシーに乗った時なんか、そうしたくないですかね)

さて、そして、これは「マップ」でできるのか、と、いろいろ調べて、いじくりまわした私の結論としては「できなくはない」です。

2. 「マップ」でできぬこと、できること

決定的に叶わぬは、「マップ」は、あくまで2地点間の経路を示すものなので、どこどこ経由で、と、自分で設定はは出来ず(せっかくの、ナビ機能だしね)、疑似的に行うことになります。

すなわち、目的地も経由地も道標も、全部、目的地に設定して、現在位置から目的地、その目的地に着いたら、そこを現在位置にして、次の目的地に向かうことを繰り返すことになります。

ですので、一枚の地図に全行程、道順を示すことはできません。

が、やれないことはない、という感じです。

2.1 よく使う項目

目的地ですが、地図上に登録されているランドマークは、「よく使う項目」に登録します。

右上の i のマークから、「場所を追加」>「よく使う項目」>「場所または住所を追加」します。

「よく使う項目」は、「編集」で、表示する順番を変えることができるので、まわる順番にしておけば、その目的地着いたら、その現在位置から、次、次、という具合に、道順を示しているかのように使うことができます。

ただ、ここから「場所または住所を追加」できるランドマークは、Appleが地図情報として登録しているものですので、道順として示したい「いつも犬が寝ている家の角」のようなものを登録はできません。

2.2 マークされた場所

そのような場合、地図上で、該当する場所を長押しすると、ピンがドロップされ「マークされた場所」となります。

そのままでも、その「マークされた場所」への現在位置からの経路は示すことができます。

また、メールなどで共有できるので、待ち合わせ場所の共有などに活用できます。

では、道順として使うにはですが、ハートマークの追加をクリックすると、「よく使う項目」に追加されますし、名前をつけることもできます。通り名などの候補が表示されますが、先ほどの「いつも犬が寝ている家の角」のような登録の仕方もできます。

なお「マークされた場所」は、「履歴」にも残りますので、先ほどの「場所または住所を追加」で、「位置情報」の「履歴」から登録する事もできます。

ピンをドロップする機能を使えば、「よく使う項目」のリストに、「時間があれば立ち寄る〇〇」と目的地と目的地の間に登録しておくとか

「三差路を、間違えずに左」とか、ナビ風に登録しておくとか、ナビゲーションのように使うことができます。

また、「現在地をマーク」というのはありますので、実際に行った先で、何か発見した時や、備忘として記録しておきたいとき、「現在地をマーク」して、ハートマークの追加をクリックし、場所の名前というか、簡単な記録を残してもいいかもしれません。

2.3 結論としてはナビっぽく使う

ということで、「マップ」では、(4)で求めるように、地図上で行程を見渡すことはできませし、その上をなぞりながら歩くこともできないのですが、「よく使う項目」よって、道順をひとつひとつナビゲーション的に示す使い方ができます。

3. 「Google Maps」との比較

さて、「マップ」でできることを確認したうえで、じゃあ、「Google Maps」ではどうかというと、全行程を地図上で示せます。

「マイプレイス」の中で、地図上で、場所の登録と、行程(順番)を設定できます。

最初のレイヤで、場所を登録していきます。(地図上(◯で囲まれた)、1、2、3、、、)

次のレイヤで、その登録した場所を、行きたい順番に登録します(地図上、A、B、C、、、)

そうすると、場所がつながって、行程ができます。おそらく、地点間の行き方は、「マップ」同様、最適化された道順を採っていると思います。

そして、細かい道順の補正のために「マップ」では「マークされた場所」を「よく使う項目」に登録して、リストとしてナビのように表示させましたが、

「Google Maps」では、地図の上から「ラベル付け」を行い、それを、道順に加えていけばいいのです。

地図の画面では、線で道順が示され、

「地図の凡例を表示」をクリックして、画面を切り替えれば、リストとしてみることもできます。

池上七福神のマイマップ(Macの画面)です。



「マップ」では、「よく使う項目」をグループ分けして、コースの名称などをつけることはできず、管理としては煩雑になっていきますが、「Google Maps」では、コース名を付けたマップをそれぞれ保存することが可能です。

ただ、「マイプレイス」の登録は、パソコンからのみで、スマホからはできないようなので、完敗とは言い難い(負け惜しみ)ものの、行程(コース)を図示できる、さらに、それを公開できる(「マップ」では、「マークした場所」をメールなどで限定的に共有)のは、地図アプリとしては大きな差ですね。

なので、お正月の七福神巡りは、Macの「Google Maps」で作って、iPhoneで見ながら歩くことにしました。

ただ、池上七福神も東海七福神も、地図付きパンフが置いてあったし、現在位置から迷うような場所でもなかったので、「Google Maps」でルートマップを作って遊んだだけでした(^^)

なお、昨年末ぐらいのニュース記事で、Apple「マップ」の精度が格段に上がってきているとか報道されていましたね。

昔は、更地みたいな地図で、「Google Maps」とは比較できないようなものでしたが、確かに、最近は情報が増えてきましたし、場所によっては、建物内のお店の配置まで見られるようになっていますし、機能面もそのうち追いつきますかね。

ではでは。


現在までの変遷

「料理と散歩と仕事で海外」として、タイトルの通り、趣味の料理と散歩、そして出張する海外の情報を掲載していましたが、ハノイ赴任となり「ベトナム生活あらかると」でベトナム生活、近隣の国への旅行模様などを掲載するようになり、一時、仕事が忙しく更新が滞りましたが、2017年末に帰任し、2019年から改めて「池上優游涵泳」として、知識探求、スローライフを紹介しています。

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