最近、ズボンが短くなった。
あれ?足伸びた?って浮足立ったが、
なんてことはない。ウエストの位置が上がったのだ。
これはオバサンになってみないとわからない。
昔は胴の一番細い部分は腰骨の上あたりだった。
それがどんどん脂肪がついてきて、みるみる腰を埋めてきやがった。
いつのまにかあばら骨のあたりまでのし上がってきたようだ。
だからオバサンの履くズボンは、はき込みが深いのか。
胸の下がウエストだからズボンのはき込み丈が長くて不格好なんだ。
体重は変わらないのに体型だけは見事に変化していく。
上半身にしてもそうだ。
貧弱な上半身なので永遠に7号サイズだと思っていた。
違う・・・。
二の腕は着実に太くなっている。
その分、胸板がますます薄くなっている。おいっ!!
下半身はもう7号とかじゃおさまらない。
11号くらいじゃね?
ではなぜ体重に変化がないのか?
それは骨が軽くなっているからだろう。
それとも筋肉が減ってきているからか・・・。
あ、そうそう身長は縮んでいるよね。
わぁーやだなー。
もう10年前の服とかは、
デザインとかじゃなくてサイズが合わなくて着れないよ。
また、ヤングのブランドはオバサンを拒絶する。
トップスは腕が窮屈だし、
ボトムスはウエストからヒップにかけてのラインが合わない。
唯一の逃げ道は、1つ2つ大きいサイズを選ぶってこと。
まだミセスのブランドは着たくない世代なのだ。
「アンタイトル」や「組曲」などのブランドにしがみついておきたいのだ。
さて、先日カタログを眺めていて、
オバサンでも違和感なさそうなおしゃれなショーツを見つけた。
値段も手ごろでユーザーの評価もいい。
さっそく買おうと思いネットを操作してみた。
デザインは8種類。
気に入ったデザインをクリックすると、
サイズを選ぶ画面ではLLしか出てこない。
あれ、操作間違えたかなと思い、
今度はサイズから選んだ。L!!
するとデザインが2つしか残らなかった。
どぎつい赤とスカイブルー。
これって風水とかジンクスを信じる人向けのカラーじゃね?
え、Lサイズでまともなデザインは残ってないのか?
他のデザインでも試してみたが、軒並みLサイズのショーツは完売。
あのさー!!いつも思うんだけど、
LLサイズとかXLサイズって常に売れ残るよね?
イオンの衣料品売り場でもXLサイズの服しか残ってないよ?
売れ残るんだから作る必要ないんじゃね?
だって実際にXLサイズ相当の女性って、
絶対に大き目のLサイズを探して買っていると思う。
だから提案。
LLとXLの表記を『少し大きめのLサイズ』ってしたらどう?
これなら太めの女性も躊躇なく変えるし、
他人にも「私はLサイズかな」って堂々と(?)言える。
そうすると太めの女性は無理して(?)Lサイズを購入しないだろうし、
サイズの在庫に偏りが減ると思う。
その辺をもっと流通業界は知恵を絞ってくれなきゃ困る。
あとサイズも S M L LL・・・ではなく、
スミレ、マーガレット、リリー、カサブランカとかにしたらどうだろう?
もちろん表記は花のマーク。
マーガレットがリリーに変わったとしても、
残念な気持ちにはならない・・・と思う。
こんな提案はいったいどこに持ちかけたらいいのかな?
とりあえず、今度会った時に友達に提案してみよう。
まわりまわって流通のドンとかに届くかもしれない。