カッパの女房

縁あってASDのカッパさんの嫁になりました。
カッパさんの飼い主・・・いや嫁として日々修行中です。

フクの休日 前編

2023-02-25 09:12:30 | おでかけ・イベント

 

休日はいつものように私と一緒に遊べると

思い込んでいたカッパさん。

そんなカッパさんに「別行動したい」と申し出ると、

一瞬傷ついた顔になったものの、「いいよ」と言ってくれた。

その後「どこ行くの、ねえどこ行くの?」としつこく聞いてくる。

「どこでもええやろっっ!!!」と怒鳴りたいのをこらえ、

○○方面かな・・・と適当にごまかす。

本当はスケジュールはしっかり決まっているのだ。

あとは時刻表で細かな移動を確認するだけだ。

 

さて当日は、

スーパー銭湯のサウナで身体を整え、

人気のうどん屋で名物うどんを胃に収め、

お寺で護摩供養を見物する。

その後目当てのカフェで癒される。

お土産にその近辺のスイーツやパンを買って帰る。

の予定だった。

でもうどん屋は30分は待ち時間が出る模様。

祝日だから1時間待ちかも知れない。

お店のサイトを見たら先着限定で予約できるらしい。

ただし500円余分にかかるのだ。

1時間待つか500円払うか・・・。

20代の若者なら待つ方を選ぶだろうが、

私はもう50代後半のオババだ。

優遇されてもいいだろう。と500円で予約した。

ただし12時30分からだ。

11時30分の席は先に売れていたのだ。

さて、移動手段。

スーパー銭湯は頑張れば自転車で行ける。

でもその後うどん屋まで自転車で行くのはきついし、

最後のお寺から家に帰るには無理がある。

 

路線バスでスパ銭に行く方法もあるが、

帰りのルートにバスを乗らなければならない。

時間とお金の無駄だ。

結局、スパ銭はあきらめて電車でうどん屋へ直行することになった。

当日、カッパさんはルンルンと自分の昼ご飯の用意を始めたが、

まだ家にいる私を不審に思ったようだ。

なんかいたたまれなくなり、11時過ぎに家を出た。

うどん屋へは11時40分に着いた。

客が6、7人ほど並んでいる。

予約せんでよかったんじゃね?

仕方なく周辺をウロウロ探索することにした。

しかし何も見どころの無い繁華街だ。

これが梅田や心斎橋ならあっと言う間に1時間は過ぎただろう。

ローカルな駅だ。

同じ道をグルグル回ってようやく予約の時間になった。

さっきよりも行列が伸びている。

客を一瞥だにせず店に堂々と入っていった。

500円払ったのだから当然のこと、おほほほほ・・・。

スタッフに予約の旨を告げると

「ご予約のフク様、ご来店されましたーーー!!」と

大きな声で叫んでくれた。おいおい。

予約していたとは言え、席は普通にカウンター。

特別なシートでもなんでもない。

とりあえずネットで研究したメニューを注文した。

待つこと20分(←だから行列ができるんだよね)

オーダー受けてから時間がかかると言う口コミがあったので、

スタッフに『注文通ってますか?』と聞くような不作法をせずにすんだ。

かけうどん(1.5玉)と野菜のかき揚げを注文。

とり天がおすすめメニューのようだが、

多くの女子は野菜のかき揚げを注文していた。私もそうだ。

女子はかき揚げが好き

ただ一人客は意外に少なかった。祝日だったからかな。

人気店だけあって、実に美味しいうどんだった。

出汁も家庭では出せない旨味がある。

関西は美味しいうどん屋が目白押しなので、

もう香川県に行く必要はないかな。

お店を出る時に店主がわざわざ出てきて

「ご予約ありがとうございました」と私に言ってくれた。

これも500円の特別感だ。

今度は予約せずに並んで食べようと思った。

夏限定のメニューをぜひ味わってみたいものだ。

コメント
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