ゴジラー1.0を観た
ずいぶん前の話だ。
今頃その話するのか・・・って思った?
旬はとっくに過ぎてるのに、すまんね。はい。
今年の3月ころかな。
まず先にカッパさんが観て
「絶対、観た方たいいで!」と言ったので、
私も近くの映画館ですぐ観に行った。
いいストーリー展開だった。
負傷もなく帰還した日本兵が冷遇されたかどうかは知らないが、
肩身の狭さなどの気持ちをうまくすくい取っていたと思う。
ただ戦争経験者がこの映画を観て、
スッキリしたとは思わないだろうな。
敗戦はハッピーエンドではないのだから・・・。
私はこの作品のゴジラの進化に驚いた。
無敵の強さだ。
しかし「アレレ?」とも思った。
遠い遠い昔、私はモスラ対ゴジラを観た。
映画館のリバイバル上映で観たのか、
テレビで観たのかは定かではない。
子どもながらに感動したのは覚えている。
ザ・ピーナッツのモスラの歌は、
当時みんな歌っていた。ほんとだよ。
あと、千林の映画館で別のゴジラの映画を観たことも
覚えている。
ゴジラが大阪城の近くで暴れているときは、
私は居ても立っても居られない気持ちだった。
いつ、この映画館を襲いに来るのか?
映画なんか観ていていいの?
そこまでゴジラ来てんだよ!とね。
とにかく当時の怪獣映画は画期的だったよね。
でもね、おかしいんだ。
-1.0のゴジラって戦後まもなくなのに、
私が観ていたのは、年代的に後のゴジラなんだよね。
なのにそんなに強くないんだよね。
モスラの幼虫にやられちゃうんだよね。(ネタバレごめん)
ゴジラは恐ろしい武器を装備しているのにね。
後のゴジラは本気で戦ってなかったとか?
子ども相手に手を抜いて、負けたふりしただけかな?
と、まあヤボなことをぼやいてみた。
それをカッパさんに言っても、
「だから?」ってな感じで、つまらなさそうに流された。
だね・・・
もしかしたら、だ!
山崎貴監督のことだ。
バージョンアップしたモスラで
「モスラ対ゴジラ」をリメイクして、
年代の矛盾点を払拭してくれるんじゃないかな、
モスラは環境破壊や戦争など、
人間の横暴さに警鐘をならすシンボルとして描かれていた。
地球の平和のために山崎貴監督の力を借りて、
ぜひ蘇ってほしいものだ。
アメリカのアカデミー賞でオスカー獲ること間違いなしだ。
PS.山崎貴監督は私と同じ年齢で、今年還暦を迎える。めでたい。