結婚してよかったな・・・て思うときⅡ

少子化問題はさておき

個人の生き方レベルで考えると

今の時代、結婚しなくてもいいと思う。

訳のわからん他人に価値観、考え方などを

合わせて生きるのって、そりゃあ、もう大変だわ。

窮屈でわめきちらしたいよ。

もし私が自分の仕事に誇りを持って、

独りで十分生活できる収入を得ていたら

結婚なんてしなかったと思う。

かなしいかな、私はろくでもないキャリアを捨ててしまい、

その後、自分が小者だと気づいたとき

「結婚」と言う道を選んだ。

自分ひとりでは大成しなかった。

だけど、パートナーと二人なら成功とはいかなくても

満足のいく生き方ができるんじゃないか、と。

今、まだその夢を追っている途中。

で、なんで結婚してよかったかと言うと

自分というものを初めて違う見方で見れたから。

私ってこんなに未熟だったんだ・・・と気づいたから。

今までは反省のない人生だった。

今もあまり反省はしていない。

でも、相手が間違っていると思うより

「ある意味正しい」と歩み寄ることができるようになった。

「えーーおかしい」「ちがう、ちがう」

いつもカッパさんに対してこう思っていた。

でも、３日ほど立ってふっと思い返してみると

「カッパさんも、ある意味正しかった」と思うことがある。

人間誰しも固定観念を持っていて

それを崩したくはない。

でも、結婚はみごとに固定観念をバキバキ崩してくれる。

完膚なきまでに叩きのめされる。

自分の方が正しいと思うことの方が９０％。

でも、こういう考え方する人もいるんだな・・・

と新鮮な気持ちになる。

しかし、これが幸せなのかどうかは別。

私にとっては、結婚というものは大きな発見の連続である。

そして発見と引き換えに、日々修行を積まされているようなもの。

幸せかと言うと“？？？”なかんじ。

でも、これでよかったんだ・・・と思う。

結局、人間は修行が好きなんだな。

もうすぐ結婚記念日。なんとか今年も持ちました。

結婚してよかったな、って思うとき

結婚してよかったな・・・て思うとき。

それは、友人と楽しく食事をしているとき。

私は気の置けない友人と

楽しくおしゃべりしたり、

カフェでまったりしたり

あるいはお酒でにぎやかに過ごしたりするのが

人生で一番しあわせな時だと感じています。

でも、独身のときは、そういう楽しい時間でも

ふと寂しさが心をよぎったりしたもんです。

先の見えない不安・・・。

楽しいと思っていればいるほど

独りになったときの不安が大きかったりしたものです。

でも、左手に指輪をはめたときから

そんな不安や寂しさが吹き飛んでしまい

おおいに友人達とのおしゃべりを

心の底から楽しめることができました。

友人としゃべりながら

「あぁ、私は幸せ者だな・・」としみじみと

実感したりするのです。

もちろん、

家に帰れば、寂しさは襲ってきませんが

ちょっとしたイラだちが襲ってきますよ。

というのは食卓の上にはカッパさんが喰い散らかした残骸が

散らかってたり、

コップも５つ６つ汚してたり、

さらに（飲めないくせに）ビールも空けてあったりします。

私の虎の子のハーゲンダッツのアイスクリームも

たいらげてたりしています。


それでも、独身の時には味わえない

楽しい友人とのひととき。

それは宝石のように光り輝くステキな時間です。

だから、カッパさんの悪行三昧にも

目をつぶることができます。


もうすぐ結婚記念日。

いつまでカッパさんの世話が続くかわかりませんが

とりあえず今年一年はがんばってみます。