12/17(日)遅過ぎるかと思ったのですが、ツレと関東でも一番遅いと言われている千葉県の紅葉を見に市内矢那の高蔵寺通称高倉観音と、請西にある長楽寺を訪ねました。まず訪問したのは高蔵寺。ここは真言宗豊山派の寺院で、板東三十三観音霊場第30番札所です。通称高倉観音と言われ、用明天皇の代(585~587年)に徳義上人が創建したと伝えられています。
到着したのは午前9時半頃。朝あった雲が切れて富士山が良く見えます。近くにいたお寺の方が、「そこの霊峰富士展望口から、富士山が良く見えますよ」と教えて下さったので、覗いてみました。丸い穴が丁度額縁のようで、まるで日本画のような景観でした。
お寺の周りの木々も紅葉真っ盛りです。その下を正装した親子が足早に通り過ぎていきました。法要の時間が迫ってきたようです。
境内の左側に小さな池があります。周りに昨日の強風で落ちたイチョウの葉がビッシリと敷き詰められ、池にも葉が浮いていました。その下を大きな錦鯉が優雅に泳いでいます。これもまた一幅の日本画のようでした。
30分程境内と駐車場付近を回ってみました。何時もなら紅葉は終わっている時期なのですが、今年は温暖化で異常気象です。そのせいで高倉観音の紅葉もまだまだ見頃です。