3/22(金)ツレと袖ケ浦市高谷の延命寺を訪問、お彼岸に行われた百地蔵参りを見てきました。時間は午前10時半頃です。延命寺の百地蔵は5~6年前から写真撮影をしてきました。雑木林の中にお地蔵様があるので、毎年光線の加減が良い午後に撮影してきましたが、今回は午前中の撮影に挑戦です。
午前中も結構良い光が差し込んでいました。影が微妙に複雑で面白い百地蔵を撮ることが出来ました。
ここを神亀元年(724年)に創建したと伝えられる行基上人は、奈良時代に迫害されながらも全国で布教活動を行い、各地に600ものお寺を建てたという伝説の人物。その後権力者に認められて「奈良の大仏」建立の責任者に抜擢され、日本で最初の「大僧正」の位を贈られた偉人です。
お地蔵様のお顔を残してお札が貼られています。お顔の部分にも貼られていたようですが、雨や風で剥がれてしまったようです。
トップの写真と上の写真は、百地蔵が置かれた裏山の中腹くらいの場所です。右端の木が不思議な形をしていますが、何年か前の台風で幹が折れてしまった山桜です。大分痛んでいますが、新しい枝が出茂って茂って来ました。山のパワーを貰って回復したようです。
30分位で裏山を一回り。結構きつかったのですが、降りてくるうちに元気が出てきました。やはりここは隠れたパワースポットです。
裏山の出入り口には、お地蔵様や石仏が何体も置かれています。沢山貼られたお札の陰から、お地蔵様に「ご苦労さん」と声をかけていただいた様に感じたのは気のせいでしょうか?そして石灯籠の横には黄色い水仙が咲いており、それが風に揺れてとても綺麗でした。