2/19(日)ツレと木更津市大寺にある上総大寺廃寺跡を見て来ました。ここは以前木更津市の教育委員会の主催で見学会が行われ、総勢50人位の人数でバスでこの周辺の遺跡を周りました。その時ツレと2人で参加したのですがこの上総大寺廃寺で、不思議な石灯籠を見ました。その時は忙しかったのでそれっきりになっていたのですが、最近思い出して再訪してみました。
その石灯籠の様な物は、上総大寺廃寺後に建てられた熊野神社の社殿前に置かれています。大きさは横1m位高さ50㎝位でしょうか?スケールを持っていなかったので、大雑把な感覚です。面白い形をしています。特に下部には4つの車輪の様な物があるのです。最近注目されているUFOのよう。
あまり神社の事に詳しくないので、このような石燈籠?があるのか分かりません。またほかの神社でも見た事は無いので、チョット興味を惹かれました。
この熊野神社周辺には奈良県飛鳥の四大寺のひとつ。河原寺があり、その寺は七世紀後半に造られた上総国最古の寺院と言われています。この寺院には木造の層塔(5重の塔?)が存在し、古代には大伽藍が備わっていたようです。右上の穴の開いた石は、左の図の露盤に当たるもので、このような塔が実在したことの証左です。この周辺は奈良時代、相当栄えた場所だったようです。