最近自宅の庭にスズメが来なくなりました。余ったお米や鳥の餌を庭に置いておくのですが2~3日経ってもそのままです。環境省は2003年から住民や全国の研究者と協力して里山に生息するスズメ等の生態系の変化を調査しています。それによると2022年までのデータを分析すると、106種類の鳥類のうち16種の鳥が、絶滅危惧種の基準に相当する年3.5㌫以上のペースで減少しているそうです。
具体的には、スズメが1年で3.6㌫減少していたほか、セグロセキレイが8.6㌫減っていると言うことです。トップから下に5枚ほどの写真は、木更津市郊外の自宅近くで2021年12/27に撮影したものです。私もこの写真以降はこのように沢山のスズメは見たことがありません。
何故こんなにスズメたちが減ってしまったのでしょう。大きな要因の一つに巣を作る場所が減ったことです。スズメは本来は軒下の隙間を利用して巣を作っていたのですが、近年の住宅はそういう隙間がなくなり子育てが出来ずに減少したとの由
さらに環境省によると、温暖化によって生息に適した地域が減少したり、里山やその周辺の管理が行われず環境が変化してしまった事が減少の要因としています。上下の写真は2017年12/20撮影。
畑から飛び立つスズメの群れと庭の白いフェンスに規則正しくとまっているスズメも2017年12/20に撮影したものです。
電線にとまっているスズメは2017年12/13、15時頃撮影上下とも。
上下の2枚は2017年12/25に自宅の側で撮影したスズメたち。最近見かけるのはムクドリばかり(ムクドリは、都市部で増加しているそうです)スズメやツバメが増えて以前のように庭に来るのを待つ今日この頃。