8/9(火)ツレと袖ヶ浦市の農業公園・ひらおかの里に、田んぼの案山子を見に行きました。着いたのは午前10時10分頃。駐車場から広大なエントランス広場に行った時です。広場に緑色の波が押し寄せていたのです。
側にはひらおかの里の係員が沢山いました。その中の人の良さそうなオジサンに聞いてみました。これは何でしょうか?と。
オジサンはにこやかに「お正月のお飾り用の稲わらだよ」と答えてくれました。そして軽トラから見本の稲ワラを持って来て見せてくれました。
そのワラは少し緑がかっており、よく見る完全に渇いたワラとは別物でした。こうして作ったワラを使うと、お飾りの寿命が全然違うとの由。また女性の方も沢山参加しており、要領よく作業をこなしていました。
そこに新たに2台の軽トラが稲わらを運んできました。この稲わらを専用に作るための田んぼがあり、早く植えて稲穂を付けないうちに刈りとるそうです。凄く手間のかかった稲ワラです。
こうして作った稲ワラは、毎年12月にひらおかの里管理組合の方達が、市内の小学校(対象は5年生です)を訪問します。そしてこのワラで正月用の「お飾り」の作り方を教えているそうです。袖ヶ浦市の農業に対する姿勢は素晴らしいですね。木更津市も見習わなくてはならないと思いました。