11/12(木)久しぶりに初冬の木更津の港を巡ってきました。畔戸漁港、金田漁港・新町船溜り、最後に袖ヶ浦市との境に在る牛込漁港を訪ねました。ここも殆ど人影がありません。潮干狩り場の駐車場に車を停め、海中電柱の並ぶ岸壁に来てみました。
すると左側の海苔舟が係留されている船溜りから、1隻の漁舟がスピードをあげて出てきました。向かうのは海苔の育成場のようです。棒が何本も林立するその場所には、水色の防水服を着た漁師の姿が確認できました。
すると育成場の方からも舟が、港の方に向かって航行してきました。育成場からの帰り舟です。
この舟には2人乗っていました。御夫婦の様です。
海苔の育成場近くには海中電柱がまだ残っています。珍しい景観です、ジブリ作品「千と千尋の神隠し」の一場面を思い起こします。またそれを見守るようにお地蔵さんもあって、ちょっとドラマチック。
牛込漁港の近くには三井アウトレットや観覧車キサラピア等があり混雑しています。しかし漁港では寒い海を相手に漁や海苔の育成作業が続いており観光と厳しい作業、正反対の光景が展開されている今日この頃.......。そして底引き網漁船の向こうには、アクアラインも見えていました。木更津の港らしい風景です。