10/5(土)は小雨が降るあいにくの天気でした。しかしこの日が新富津漁港、海苔の種付け(陸上採苗)の開始日です。今年は何時までも気温が下がらず10月に入ってからの海苔の種付けです。
この日雨が降っていたので、私たちは行くのをやめようかどうしようか迷っていたのですが、8年も続けて撮影しているので、意を決して出発しました。それに隣の大貫漁港でも種付けが行われていると新聞に出ていたので、そちらにも行くことにしました。
海苔の種付けとは、直径約2mの水車に網を巻き付け、海苔の胞子の入ったプールを潜らせ胞子を網に付けるという作業。手間と緻密で根気のいる仕事です。しかし8年も通っていると顔見知りの方も出来てきます。お疲れのところを、沢山の方がニッコリとポーズをとってくれました。
恐縮なことに、私たちが忘れているとこっちも写真を撮ってと声をかけてくれる漁師さんもいます。ありがたいことです。
変わった髪型の方に素敵なヘアーですねと、感想を言うと嬉しそうに「ありがとうございます」という声ががかえってきました。
仲のいいご夫婦のツーショットも撮らせていただきました。
「俺も撮ってよ」と言われた顔見知りのおじさんです。また何時も顕微鏡のところで胞子を見せていただく方も、毎年決まったポーズで撮影しました。そして撮影した方から来年プリントしてきてと言われながら、大貫漁港に向かいました。