9/3(日)は子供づれで家族が稲刈りに来ると言うので、ツレとひらおかの里・農村公園を訪問しました。この日は午前11頃にひらおかの里に入ったのですが、子供を連れた方たちが沢山来て稲刈りをしていました。
稲刈りをしていたのは、弥生時代の田んぼと言う看板が立っていた所です。ここに10~20人位の家族が稲刈りをしていました。家族づれと言っても子供は未就学児で、殆ど親が稲刈りをしていました。
この日も気温が高く、熱中症にならないように組合員が「給水を欠かさないでください」と声をかけていました。子供は稲刈りよりカカシの方が気になるようでドラえもんや動物のキャラクターを見つめていました。私たちはこの後近くの阿部地区の春日神社で行われる、鹿島人形を見に行きました。
鹿島人形と言うのは、阿部地区の春日神社の秋祭りに、9月の第一日曜か第二日曜に奉納される行事です。ただコロナ禍で、2019年以来中断されていたのですが今年はコロナも収まったので開催されると思い行ってみました。
下の写真は2019年に奉納された鹿島人形です。この時は奉納された後すぐに台風が来て、強い雨や風で人形がダメージを受け、少しヘタレています。
この奇習は阿部部落・春日神社の秋祭りの行事として、古から伝わっています。毎年9月中旬に行われ、男の人形、女の人形ともに腰に2本の竹の刀を差し、男には槍、女には薙刀を手に持たせています。この人形を鳥居の両側に立てかけ無病息災・五穀豊穣を祈った後、集会場でお祝いの宴が開催されます。ただ奇妙なのは、右の手足は4本と決められており、病や戦いで失ったと言われ、不思議で怪奇な物を表現しています。
私たちが阿部地区に着いたのは12時頃、近くのお宅にちょうど鹿島人形の関係者が在宅していたので「今年は鹿島人形の奉納はあるのですか」と聞いて見ました。その方から「残念ながら今年も中止です」と言う答えが返ってきました。来年は何とか開催したいと言う事でした。残念です。来年に期待をかけてツレと自宅に戻りました。