竹心の魚族に乾杯

Have you ever seen mythos?
登場する団体名、河川名は実在のものとは一切関係ございません。

ラストスパート!

2007年03月21日 | 番外編「湖」
週末天気が悪そうなので、計画前倒しで急遽O湖へ。メダカサイズを乗せるための穂先がまだないが、前回のIceFish :-programエボ2を紙ヤスリで簡単に削って間に合わせることにした。


今日は天気も良く風も穏やか。しかしどういうわけか釣り客が少ない。前の晩削り込んだ修正版エボ2で開始する。エサは黄色の目印。
だが、すぐにこれは使い物にならないことが分かった。誘うたびに穂先が暴れてピタッと止まらないのだ。なんでなのかとよく見ると中心軸が若干ずれている。それも縦方向よりも横方向に振動しているからバット部分の微妙な振動が伝わって変曲点で共鳴しているのだろう。とりあえずオモリを大きくしてブレを抑制しようと試みたが全然ダメ。残念ながら今日のテストもこれにて終了。いつものクタクタ極軟ホスボンに交換。

このホスボンの穂先はバット部分が弱いので、アワセも効かないし誘いもどうしても甘くなってしまう。握りの下の方にスタビライザーをかまして、穂先が曲がった時に下から支えるようにすれば、それ以上曲がらないのでアワセが効くようになるかもしれない。でも、それだったら何も道糸を巻き付けて穂先に固定する必要ないんじゃないのか。ガイド付きの穂先の方が途中に穂先に邪魔されない分、かえってアワセが効くんじゃないのか――。食い気のなくなった魚達を目の前にしながら、頭の中はもうすっかり来シーズンに向けての対策をしている。

その間、竹心の穂先にはまるっきりアタリがないが、周りの人たちはポツポツと釣り上げたようで、中でもふかせ釣りの2張りはすでにツ抜け達成。宙釣りに大差をつけている。
朝の地合も過ぎてアタリが途絶えたのか、「来ない」「食わない」という声がだんだんと多くなってきた。飲みながら一休みしている人が多い。公魚が表層に浮いているらしく、みんなで穴の中をのぞき込んでいる。
水中を覗いてみた人の話によると、かなりのヒネが氷直下に浮いてきているようだ。そんな状態でもいくらかは食い気のあるサカナがいるだろうから、タナを底付近に決めた。もうだいぶ日が高いので目印をやめてラビットウォームを付けてみる。すると突然穂先にピクピクとアタリがあってミニサイズをゲット。「来たよ」と言ったら周りも真剣に穂先を振り始めたがどうやら単発だったようだ。
すぐに次のアタリがあったが、これはまたしてもヨシノボリ。これで3回連続ヨシノボリを釣ったことになるが、今日は結構いいアタリだったので微妙に水温が高そうな感じだ。

昼寝タイムを過ぎ、1時を回ったが全くアタリがないまま時間が過ぎていく。ラビットウォームを全部むしり取ってブドウ虫の皮をつけてみる。するとなんとすぐにアタリがあって1尾。だが群れの足は速く、魚を外してすぐに仕掛けを投入してももう遅い。群れは通りすぎてしまったのかアタリが出ない。どうもO師が寝ていたり、休憩していると釣れることが多いような気がする。O師が真剣に振っていると竹心の穴には魚が寄って来ない?

しばらくして次の群れが来てしっかり止まるアタリが出たが、今度はアワセが早すぎて底バレしてしまった。そして幸運にもすぐ次のアタリが出たが乗せられない。群れの先頭の魚はアタリが大きいが、次の奴はアタリが小さいようだ。そして3番目以降はほとんど食わない。この辺りはナブラ撃ちと一緒のようだ。

それからは断続的ではあるが群れが入ってくるようで、時折思い出したようにわずかに穂先が止まるアタリがある。周りでも「チョンで終わり」「次がない」との声。竹心もこの小さなアタリを取りたいのでさっきからずっと垂直鬼アワセをしているのだが一向に掛からない。
そんな状態がダラダラと続き、暗くなるに従ってさらにアタリが小さくなる。適当なところで終了した。

アタリ×20回ぐらい、バラシ×1、メダカサイズ×1、ヒネ×2、ヨシノボリ×1。
竿:極軟ホスボン18cm、道糸:カメレオン8X、幹糸エベレストBBB 0.4号、エダス:ライカ川釣り0.2号2cm、針:袖0.1号(金)×5。エサ:ブドウ虫。


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