竹心の魚族に乾杯

Have you ever seen mythos?
登場する団体名、河川名は実在のものとは一切関係ございません。

釣れなくてもサーフへ

2009年10月12日 21時25分55秒 | 番外編「海」
4時開始。浜に出てみると風も弱く完全なる凪。こんな日はめったにあるもんじゃない。迷わずまだ先日の感触が残ってる86エギングロッドでマイクロワームを引く。
自作中通しキャロの14gで中層~ボトムを丹念に引く。
どうやら浅いようだけど、着底の感触ははっきりしない。


夜明けを迎え、わずかなチャンスタイム到来。速めのリトリーブでミノーを引く。年々ナブラの継続時間が短くなってきている。ジグではチャンスがあっても食わせまで持ち込むのが厳しい。ミノーはあまり飛距離が出ず、サラシ中心。秋の朝焼けが気持ちいい。


とりあえずミノーへの青物の反応はなく、再びエギングロッドに戻る。グラスミノーはとりあえずピンク(ヘッドはマジックミニ0.9g)。


陽が昇るに釣れて潮色が思ったほど良くないことが分かってくる。グレーでやや濁り。そして空気は乾燥しきって澄んでいる。条件は良くない。

ここで回遊魚はほとんど期待できないと判断し、はやばやとワームから餌に換えてしまう。一応傍らのシーバスロッドにはジグを装着して突然のナブラに備える。

潮が澄んでいれば1投目のフォール中に何らかの反応があるはずだけど、やっぱりそれもない。
まずはシロギスのアタリをとるため、ボトムを引きずるようにさびく。

横サビキ用に加工したシンカーのため、柔らかいロッドでも軽快にさびける。ソリッドティップも余計なバタつきがなく、有効に機能している模様。とにかくラインスラックが全く出ないというのはいい。
シンカーも先端が尖らせてあるので底質がよく分かる。
5号のシンカーで十数秒と、かなり浅い模様。


周囲を隈無くキャストして探ってみるものの、反応は皆無。そこで横サビキから縦フォールのパターンに切り替える。

ここで重要な事実が判明。リグを大きく跳ね上げるようにロッドを操作しているはずが、なぜかオモリが底を擦る感覚がする。それもシャクリとシャクリの間、自分の頭の中のイメージではフォールしているはずの“間”のところでゴトゴトと伝わってくるのだ!

ここでポイントは2つ。1つは、自分では大きく跳ね上げているつもりが、実際にはほとんどリフトされていないという点。もう1つは、水の界面抵抗により、自分の想像以上にラインが湾曲し、シャクリとリグの動きにかなりのタイムラグが生じているという点(ガイドが小さいから飛ばないけど、それでも最低50m以上投げている)。そうすると、自分がアクションを入れた、その瞬間に食ってきたと思えるバイトでも、実際にはその一つ前のアクションに反応していたケースがあるということになる?

これは完全に予想外だった。自分では充分すぎるほど細いと思っていたファイアーラインの3lbでもこれなのだから驚き。ファイアーラインの3lbといえば、ワカサギ用の0.3号とほぼ同等なのだから。ロッドも、ティップが太すぎるぐらいの方がちょうどいいのかも。


これまでも、リフト&フォールと横サビキを組み合わせるパターンが有効なケースがよくあるような気がしてたけど、これはリグの横移動とロッドの横移動がたまたま同期していたということになるのかな?

8フィート6インチでさえこうなのだから、これが7フィート6インチだったらどうなるのかと考えてしまう。縦フォールのパターンの時では、ほとんど釣りにならないのでは?
レングスだけでなく、手首だけでのシャクリにも無理がありそう。ロッドに掛かるラインの抵抗は相当な重さだから。


結局メゴチが1尾来ただけでほとんど反応はなく、ゴミが流れてきた時点で川水が入ってると判断、終了。



[時間]4時~10時
[釣果]メゴチ1尾。
[道具]ARESドリームスビジオDRV-806S、ファイアーライン3lb、リーダー:グンター2.5号、PPパイプ天秤、ハリス:トヨフロンLハード1.2号、オモリ:Feシンカー5号
[餌]ジャリメ

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