Lee's Diary

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37歳で医者になった僕~研修医純情物語~  最終回  *感想*

2012-06-20 | 春ドラマ(2012)感想
* 「僕が医者を続けるただ一つの理由」 *

前回の放送で かなり気持ちが萎えちゃって 正直サッパリ期待していなかった最終回なのだけど
やっとのことで 私が観たかったストーリーを観ることができたコトには とりあえず満足。

教授代行として かねてから暖めていた改革に乗り出す森下(田辺誠一)のエピソードが面白かったなぁ。
「患者にとっては理想的な医療ですけどね。」
「病棟は立ち行かなくなりますよ。医者だって霞を食って生きてるわけじゃないんですから。」
と 森下の改革案に対して相澤(真飛聖)と中島(鈴木浩介)がボヤく言葉や
「君が医者として理想を追い求めてこられたのは、准教授という立場にいたからだ。
政治の世界に身を投じれば、それが許されないことが分かってくる。」
という 森下に向けた佐伯(松平健)の言葉が印象的。
「新見先生、気をつけたほうがいいね。この男は私より理想が高いぶん、冷酷だからね。」 という佐伯の言葉や
「不愉快な男だ。」 と 吐き捨てるように言う森下の様子
「なるほど・・この立場になるとよく分かるよ。紺野先生、君はとても面倒だ。」 という森下の言葉も面白い。
高い理想を持っていても 立場が変われば理想を追い求めるだけではすまないこともある・・
立場が変われば 今まで見えてこなかったものが嫌でも見えてくるようになる・・
そんな 森下の変貌っぷりや 彼の中に新たに湧き上がる苦悩 森下と紺野の対立する様子などは
もう少し時間をかけて見せてほしかったなぁ・・・・。
前回の引っ張りに引っ張り続けた下田のエピソードよりも そういった部分をもっとタップリと観たかった。
まあ それでも 「若い者は青臭いことを言いたがるからねぇ」 by佐伯
「若くなくてもいるだろ、青臭い奴が」 by新見
「青臭いのは若さの特権だ。」 by森下
「青臭いのは自分を変えようとしている人の特権ですよ。」 by沢村 ・・・ と
紺野の代名詞とも言える青臭さについての会話は なかなか面白かったし
ベタではあるけれど2年後の様子も爽やかで ラストシーンで描かれた患者の安心したような表情は印象的だったし
(最終回だけを切り取ってみれば) 思っていた以上に好みのストーリーだったコトは嬉しい。

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