* NHK土曜ドラマスペシャル 2012年6月16日放送 *
(どこで見たのだか忘れてしまったのだけど) 確かサスペンスドラマという触れ込みだった気がするのだけれど
サスペンスというよりは 人の死・・ 愛する人に先立たれた者の想い・・ といったことが描かれたドラマという印象。
倉本(小日向文世)と妻・芳子(奥貫薫)のエピソードと 弁護士の山内(寺尾聰)と亡き妻のエピソードの重ね方が
あからさますぎるというか・・ 強引さを感じるというか・・
ドラマの核となっている設定に惹かれないため 正直それほど好きなドラマというワケではないのだけれど
阿蘇の風景はとても美しくって良かったわぁ。
寺部(山本耕史)曰く “砂漠のオアシス” “壮大な自然の循環”と評する泉の透明感や神秘的な感じは印象的。
“自然の循環の一滴”・・“甘露”な一滴を私も味わってみたくなるわねぇ。
恐らくこのドラマが最も伝えたかったのであろう 倉本の言葉も心に残る。
人は死が近づいているとき ひとつひとつ この世の未練を捨てながら死を受け入れる心構えをする・・
人は医療に頼らなくても 自分で命を閉じることができるのではないか・・
死が人の命を捕まえにくるのではなく 人の命が死を自分に引き寄せるのではないか・・
芳子は一滴の水を飲むことで この世とも自分とも別れる覚悟をしたのではないか・・
難しいことはよく分からないのだけれど これら倉本の言葉は 死についてというよりも
愛するものに先立たれてしまった者が 最愛の人の死を受け入れるための概念といった感じがするわねぇ。
倉本の話を聞き 表情を変えていく山内の様子が印象的。
妻の病気から逃げてきたという負い目を持ち続け 娘からも責められ続けてきた山内が
妻の死を ほんの少しだけ前向きに受け止めることができた瞬間・・ということなのかしら・・・。
最愛の人の死が近いことを知ったとき 自分ならどのように向き合っていけるだろう・・
そんなことを考えてしまうドラマだったなぁ。
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(どこで見たのだか忘れてしまったのだけど) 確かサスペンスドラマという触れ込みだった気がするのだけれど
サスペンスというよりは 人の死・・ 愛する人に先立たれた者の想い・・ といったことが描かれたドラマという印象。
倉本(小日向文世)と妻・芳子(奥貫薫)のエピソードと 弁護士の山内(寺尾聰)と亡き妻のエピソードの重ね方が
あからさますぎるというか・・ 強引さを感じるというか・・
ドラマの核となっている設定に惹かれないため 正直それほど好きなドラマというワケではないのだけれど
阿蘇の風景はとても美しくって良かったわぁ。
寺部(山本耕史)曰く “砂漠のオアシス” “壮大な自然の循環”と評する泉の透明感や神秘的な感じは印象的。
“自然の循環の一滴”・・“甘露”な一滴を私も味わってみたくなるわねぇ。
恐らくこのドラマが最も伝えたかったのであろう 倉本の言葉も心に残る。
人は死が近づいているとき ひとつひとつ この世の未練を捨てながら死を受け入れる心構えをする・・
人は医療に頼らなくても 自分で命を閉じることができるのではないか・・
死が人の命を捕まえにくるのではなく 人の命が死を自分に引き寄せるのではないか・・
芳子は一滴の水を飲むことで この世とも自分とも別れる覚悟をしたのではないか・・
難しいことはよく分からないのだけれど これら倉本の言葉は 死についてというよりも
愛するものに先立たれてしまった者が 最愛の人の死を受け入れるための概念といった感じがするわねぇ。
倉本の話を聞き 表情を変えていく山内の様子が印象的。
妻の病気から逃げてきたという負い目を持ち続け 娘からも責められ続けてきた山内が
妻の死を ほんの少しだけ前向きに受け止めることができた瞬間・・ということなのかしら・・・。
最愛の人の死が近いことを知ったとき 自分ならどのように向き合っていけるだろう・・
そんなことを考えてしまうドラマだったなぁ。
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