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Lee's Diary

ドラマが好き。
お気に入りのドラマの感想をつぶやいています。

プレミアムドラマ  プラトニック  第3回  *感想*

2014-06-30 | 春ドラマ(2014)感想
* 「娘の初恋」 *

濃密なストーリーだったわねぇ。
めくるめく野島伸司ワールド・・といった感じ。
社会や家庭で報われない人ほどカタルシスを欲しがる・・だとか
思い返して泣いてしまうようなセンチメンタルな夜は、何もない夜と比べればずっと素敵なのだ・・という主張だとか
「自分だけの大切な夜です。あなたはそれを奪おうとした!」・・という感情的な台詞だとか
「生きていることと、ただ生きていることとは違うんです。まるで違う。」・・という、もっともな意見だとか
押さえつけた想いはマグマのように煮えたぎり、心が崩壊してしまう・・という考えだとか
いやぁ・・青年(堂本剛)ったら語る、語る。
語りまくるのねぇ。
この感じ、このメンドクサイ感じ・・いいわぁ。
思わず聴き入ってしまうような台詞の数々・・いいわぁ。
「やがて心が崩壊してしまう。」と青年が語り
「・・・求めているようだったから、本当の愛を。」という沙良(中山美穂)の語りがあってからの
青年の回想シーンが好き。
青年の涙に、彼が乗り越えてきた苦しみや痛みが、彼が抱えている寂しさや虚しさが、感じられた気がするよ。

ついつい心を許してしまうような青年の魅力は、青年が意図的に作り出しているトコロもあるように感じられるのも面白かったなぁ。
和久(小泉孝太郎)の気持ちが少しでも楽になるようなコトを言う青年・・策士だ~。
青年の言うことに影響されまくる和久の素直さが可愛い。
フォローする必要もない人品・・などという言葉を使って人を評価する傲慢さを、青年が垣間見せるアタリも面白い。
娘が傷つかないように、苦しまないように、先回りして娘を守ろうとする過剰さを見せる沙良にしろ、この青年にしろ、
回を重ねるごとに人物像に深みが出てくる感じを楽しめたよ。

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