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Lee's Diary

ドラマが好き。
お気に入りのドラマの感想をつぶやいています。

BORDER 贖罪  *感想*

2017-10-30 | スペシャルドラマ 感想
番組HP

しっかり「BORDER」のお話だったねぇ。

連ドラのラストは、衝動的にボーダーを超えてしまう話だったけど、
今回は、真実と嘘の境界線で立ち止まり、熟慮し、選択した印象。
石川安吾(小栗旬)が決断を下すまでのストーリーを興味深く見守ることができたよ。



いやぁ、、
それにしても、、
ミカ(波瑠)と立花(青木崇高)だけでなく、
赤井(古田新太)、スズキ(滝藤賢一)、サイモン(浜野謙太)、ガーファンクル(野間口徹)ら、
闇の世界で生きている人間たちまでもが、
石川を引き止めようとするとは思わなかったわ。


コレ、面白かったなぁ。
大好きなキャラクターであるスズキとサイモン&ガーファンクルの働きっぷりを堪能できたし、
石川と彼らの信頼関係を感じることができたし、
石川とスズキによる遺体捜索にはエンタメ感があったし、
楽しめたよ。


彼らが石川を引き止めようとした理由が分かり易く表現されていたのも良かった。
つまり、彼らは、石川安吾のコトが好きなんだろうな、、
というコトは感じてはいたけれど、

「僕たちの白馬に乗った騎士」だとか、
「僕たちが初めて信用した警察官」だとか、
「闇の世界に住む私達の希望」といった、

石川安吾に対する彼らの表現は、
石川に対する彼らの想いの強さと複雑さを感じさせるものだったよ。



「あなたが、ただの人殺しだということが分かったら、
 私達が責任をもって、この世界から抹殺して差し上げますよ。
 それまであなたは、正義を実践し続けなくちゃならない。
 闇の世界に住む私達の希望であり続けなくちゃならない。」

この赤井の言葉に、
闇の世界の住人の恐ろしさが感じられるのもいいよねぇ。
石川にとっての免罪符的なトコロも感じられるしね。




最も強く印象に残っているのは、石川が最後に見せた、選択と決意と覚悟。
やはり、コレが、このドラマの最大の見どころだよねぇ。
石川の強烈な正義感にクラクラしたわ。
「通過儀礼」を経たことで解放されたのだという、石川の心境は面白かったよ。
石川の強すぎる正義感は、闇の世界でないと扱いきれないのかもしれないわねぇ。


まあ、、なんにせよ、、
状況は全て整った、、、
そんな感じだよねぇ。

新たな境地に立った石川安吾の物語を観たいぞ~っ。


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この声をきみに 第6話  *感想*

2017-10-30 | 秋ドラマ(2017)感想
* 「もつれる二人」 * 番組HP

いやぁ、、、、、、、
面白かったわぁ。
とっても面白かった。


5話のラストエピソードを引き継いだ、
孝(竹野内豊)と京子(麻生久美子)の艶っぽい会話、、
雄一(戸塚祥太)の個性のこと、、
孝と定男(平泉成)の問題、、
「数学的媚薬」と「おじさんのかさ」の朗読と劇中劇、、などなど、、
なんか、えっらい盛りだくさんだったなぁ。


しかもさ、、
孝の講義の取り組みと、孝と邦夫(杉本哲太)の感情と、「おじさんのかさ」が、オノマトペで重なってるし、、
「数学的媚薬」と、雄一の個性が重ねてあるし、、
「おじさんのかさ」と、孝と、定男が重なり合っているし、、
様々な要素の重なりを楽しめるんだもの、、
なんか、えっらい見応えがあったよ。


しかも、しかもさ、、
そのどれもが魅力的なんだよなぁ。
どれもが好みなのよ。
なんか、えっらい高まるもんがあったよ。



特に印象的だったのは、「おじさんのかさ」の朗読シーン。
「おじさんのかさ」の読み聞かせは、観たことも、したこともあるんだけれど、
朗読でやっても、あんな風に素敵になるんだなぁ、、と思ったよ。
映像も素敵だったよねぇ。
あの映像によって、「おじさんのかさ」が、さらに魅力的になったように感じられたもの。



もう一つ、強く心に残っているのは、
孝が「あの夜のこと」で体験した感覚を言葉にするシーン。

「あの瞬間、四次元空間の迷宮の中に放り込まれたんだよ!」 だとか、、
「あんな危険な朗読で僕を困惑させた!」 だとか、、
「鋭敏な言葉を一つ一つ口にする度に、僕らはあの空間で、捻じれて、解けて、絡み合ったんだ!」 だとか、、

めくるめく言葉の数々に、くらくらしたわ。



「そういえば、何もしていなかった・・・。」 by孝
「ただ読んでいただけなのに・・・。」   by京子
「何故こんなに気まずい?(気まずいのよ。)」 by孝&京子

このクダリの
「誤ってセックスしたかのような緊張感」が漂う二人の様子もホント、好き。


そりゃあねぇ、、
あんな濃密なコトしてりゃあねぇ、、
こんな風になるよねぇ、、、、、。



「一種のエロスよ。」 by磯崎(片桐はいり)

ごもっとも~っっ。


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