いやぁ、、辛い展開だ。
おや?鉄平(神木隆之介)じゃないのか?
まさか、一平(國村隼)なのか?
いや、やはり鉄平なのか?
などと思いながら観ていれば、、、。
「俺は歩ける。大丈夫やけん」という言葉が切ない。
「幻覚や」という言葉が悲しい。
幻覚を振り払い、すぐさま愛する家族のことを思い出したというのに、、、。
炭鉱で働く人達の想い、
端島で暮らす人々の想い、
長として苦しい決断をする者の想い、
それぞれの想いが強く伝わってくるストーリーだった。
麻薬の闇取引のような花束の受け渡しが微笑ましい。
奥手な二人らしくて可愛いけれど、
あのボヤ騒ぎがなければ、関係が変化していたのではないかと思うと、これもまた切ない。