* 世にも奇妙な物語 ~21世紀21年目の特別編~ * 番組情報
すっごく面白い~♪ とか 新感覚なストーリーだわ~♪ といった物語を
毎回ひとつくらいは見つけられていた気がするのだけど
う~ん・・・今回は それほどまでにハマるストーリーは無かったのがチョッピリ残念。
「ドッキリTUBE」 出演:坂口憲二・ 野波麻帆
「ネットはテレビを越えるメディアになる。」 だとか
「時代が俺達を求めてるんだよ!」 などと豪語する“刺激中毒”の男・真壁洋輔(坂口憲二)の物語。
傲慢で 自分のコトをひたすら高く評価するいけ好かない男を坂口さんが好演していたのがいい。
今まで自分がやってきたことが自分の身に降りかかってくるという展開は面白かったのだけど
真壁を追い詰めるやり方が あまりにも容赦がなくって えげつないトコロはイヤだったなぁ。
面白いと思えたのは せいぜい落とし穴くらいまでかなぁ。
その後はドッキリではなくて 単なる暴力でしかないトコロが好きじゃない。
ただ ドッキリ企画の成功や驚異的なアクセス数を喜ぶ仲間たちの様子と
その驚くべきアクセス数を知って あの状況で嬉しそうな表情を浮かべる真壁の様子は面白かった。
完全に何かが麻痺してしまっている人たちに このシリーズならではのゾクッとする怖さを感じられたわぁ。
「分身」 出演:大森南朋・杏
“世にも奇妙な物語”というコトを忘れて楽しんでしまったストーリー。
今回の中では この物語が一番好きかも~。
お見合いで結婚した志保(杏)は 自分との結婚生活に本当に満足しているのか・・・
そんな不安な気持ちを抱いていた守(大森南朋)が ふと思いついた“あること”から展開されていく物語。
妻を裏切る行為に罪悪感を覚え もう止めなければと思いながらも止められない守の想いと
守との生活に幸せを感じていたのに 夫の思いつきによって次第に心が揺れ始める志保の想いは見応えがあった。
徐々にすれ違っていく夫婦の物語を普通に楽しんで見てしまっていたので
ラストの展開には逆に違和感を感じるほど。
でも“世にも奇妙な物語”としては あのラストは当然アリよねぇ。
「通算」 出演:松平健・ 山本裕典
“通算”っていう奇妙なタイトルに??だったのだけど なるほど~(笑)って感じ。
やたらと“通算”をお祝いされる刑事・山岡武(松平健)の物語ね。
生活のあちらこちらで 細かな通算数をはじき出してお祝いされるという奇妙な設定や
何だかよくわからない人形を投げる儀式だとか
キリの悪い数にはノリの悪い通算お祝いメンバーズの様子だとか そのシュールさはかなりツボなのだけど
シリアスな描写もかなり多めなので 見ているアタシは物語のシュールな部分を楽しんだらいいのか
誤認逮捕に絡むシリアスなストーリーを見つめていけばいいのか チョッと混乱して落ち着かない気持ちになる。
個人的には もう少しシュールさを前面に出してほしかったなぁという思い。
ただ 通算に絡めて山岡の悔恨を表現したり 山岡の記念すべき100人目の逮捕者のオチなどはとても面白かった。
「缶けり」 出演:永作博美
幼い頃の缶けりにまつわるホラーな物語。
かくれんぼをしていて そのまま・・などという設定はよく見かけるし ほとんど新鮮味は感じないのだけど
永作さんの恐怖の演技は ホントに怖そうで見応えがあったなぁ。
「PETS」 出演:谷村美月・国仲涼子
こちらは「缶けり」とは対照的に 新鮮な面白さを感じられた物語。
擬人化したサクラ(谷村美月)でかっ! 飼い主の桃子(国仲涼子)より大きいし~っ!だとか
可愛いんだか 可愛くないんだか・・・よく分からない風貌ねぇ などとサクラのコトをツッコミつつも
擬人化するのがサクラだけじゃないと分かったアタリからは 物語にグッと引き込まれてしまった。
国生さゆりさんが演じる年を重ねた雌犬がいい味を出していて良かったわぁ。
ペットブームへの風刺を利かせつつも チョッピリ泣かせるストーリーは意外に面白かった。
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世にも奇妙な物語 20周年スペシャル・秋~人気作家競演編~ *感想*
すっごく面白い~♪ とか 新感覚なストーリーだわ~♪ といった物語を
毎回ひとつくらいは見つけられていた気がするのだけど
う~ん・・・今回は それほどまでにハマるストーリーは無かったのがチョッピリ残念。
「ドッキリTUBE」 出演:坂口憲二・ 野波麻帆
「ネットはテレビを越えるメディアになる。」 だとか
「時代が俺達を求めてるんだよ!」 などと豪語する“刺激中毒”の男・真壁洋輔(坂口憲二)の物語。
傲慢で 自分のコトをひたすら高く評価するいけ好かない男を坂口さんが好演していたのがいい。
今まで自分がやってきたことが自分の身に降りかかってくるという展開は面白かったのだけど
真壁を追い詰めるやり方が あまりにも容赦がなくって えげつないトコロはイヤだったなぁ。
面白いと思えたのは せいぜい落とし穴くらいまでかなぁ。
その後はドッキリではなくて 単なる暴力でしかないトコロが好きじゃない。
ただ ドッキリ企画の成功や驚異的なアクセス数を喜ぶ仲間たちの様子と
その驚くべきアクセス数を知って あの状況で嬉しそうな表情を浮かべる真壁の様子は面白かった。
完全に何かが麻痺してしまっている人たちに このシリーズならではのゾクッとする怖さを感じられたわぁ。
「分身」 出演:大森南朋・杏
“世にも奇妙な物語”というコトを忘れて楽しんでしまったストーリー。
今回の中では この物語が一番好きかも~。
お見合いで結婚した志保(杏)は 自分との結婚生活に本当に満足しているのか・・・
そんな不安な気持ちを抱いていた守(大森南朋)が ふと思いついた“あること”から展開されていく物語。
妻を裏切る行為に罪悪感を覚え もう止めなければと思いながらも止められない守の想いと
守との生活に幸せを感じていたのに 夫の思いつきによって次第に心が揺れ始める志保の想いは見応えがあった。
徐々にすれ違っていく夫婦の物語を普通に楽しんで見てしまっていたので
ラストの展開には逆に違和感を感じるほど。
でも“世にも奇妙な物語”としては あのラストは当然アリよねぇ。
「通算」 出演:松平健・ 山本裕典
“通算”っていう奇妙なタイトルに??だったのだけど なるほど~(笑)って感じ。
やたらと“通算”をお祝いされる刑事・山岡武(松平健)の物語ね。
生活のあちらこちらで 細かな通算数をはじき出してお祝いされるという奇妙な設定や
何だかよくわからない人形を投げる儀式だとか
キリの悪い数にはノリの悪い通算お祝いメンバーズの様子だとか そのシュールさはかなりツボなのだけど
シリアスな描写もかなり多めなので 見ているアタシは物語のシュールな部分を楽しんだらいいのか
誤認逮捕に絡むシリアスなストーリーを見つめていけばいいのか チョッと混乱して落ち着かない気持ちになる。
個人的には もう少しシュールさを前面に出してほしかったなぁという思い。
ただ 通算に絡めて山岡の悔恨を表現したり 山岡の記念すべき100人目の逮捕者のオチなどはとても面白かった。
「缶けり」 出演:永作博美
幼い頃の缶けりにまつわるホラーな物語。
かくれんぼをしていて そのまま・・などという設定はよく見かけるし ほとんど新鮮味は感じないのだけど
永作さんの恐怖の演技は ホントに怖そうで見応えがあったなぁ。
「PETS」 出演:谷村美月・国仲涼子
こちらは「缶けり」とは対照的に 新鮮な面白さを感じられた物語。
擬人化したサクラ(谷村美月)でかっ! 飼い主の桃子(国仲涼子)より大きいし~っ!だとか
可愛いんだか 可愛くないんだか・・・よく分からない風貌ねぇ などとサクラのコトをツッコミつつも
擬人化するのがサクラだけじゃないと分かったアタリからは 物語にグッと引き込まれてしまった。
国生さゆりさんが演じる年を重ねた雌犬がいい味を出していて良かったわぁ。
ペットブームへの風刺を利かせつつも チョッピリ泣かせるストーリーは意外に面白かった。
★最後まで読んでくださって ありがとうございます★
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