不審な穴見つかった使用前の点滴は7個
横浜市の病院で入院中の男性2人が異物を混入され相次いで中毒死した事件で、不審な穴が見つかった使用前の点滴は7個に上り、死亡した2人以外の複数の患者の分も含まれていたことが、捜査関係者への取材でわかりました。警察は、ほかの患者に被害が広がっていないか詳しく調べています。
点滴に混入の消毒液、高濃度タイプか
横浜市神奈川区の大口病院で入院患者2人が相次いで中毒死した事件で、点滴に混入されたとみられる消毒液は高濃度で、通常は希釈して使うタイプであることが捜査関係者への取材でわかった。2人の容体は点滴の投与から6〜7時間ほどで変化しており、神奈川県警はこの消毒液が人の体に入った場合の影響などについて調べを進める。
捜査関係者によると、混入が疑われているのは、院内で空のボトル3本が見つかった消毒液「ヂアミトール」の高濃度タイプ。10%以上の濃度の「ベンザルコニウム塩化物液」で、強い殺菌効果がある界面活性剤が含まれ、通常は0・01〜0・025%程度に薄めたうえで、手指や傷の消毒などに使われるという。
いったい何個出てくるのでしょうかおそろしい~