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大きな揺れが

2016-10-22 23:26:14 | 日記

また大きな揺れが…不安な一夜 鳥取で震度6弱

写真・図版シートの配布が中断され、長い列ができた=22日午前9時52分、鳥取県倉吉市役所、高橋孝二撮影

写真・図版

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 鳥取県中部で21日に起きた震度6弱の強い地震。余震が続く中、住民たちは避難所や自宅、車中で一夜を明かした。また大きな揺れが来るのでは――。小雨が降る中、不安を抱えながら被災した自宅の修理に取り掛かる姿もあった。

 震度6弱を観測した鳥取県倉吉市の市立上灘小学校の体育館では、300人ほどの住民が毛布に身を包み、朝を迎えた。寒さが残る午前7時半ごろ、市の職員が「朝食が届きました」とアナウンスすると、住民は菓子パンを手に取り、安心した表情を見せた。

 親戚7人で避難した進木(しんのき)雅也さん(36)は、3人の娘にパンを配った。自宅は「へそから上のものは全て床に落ちた」。「いつ再び大きい地震がくるかわからない」と、1週間ほどは自宅と避難所を行き来するつもりだ。余震が続き、熟睡できなかったという長女の優磨(ゆま)ちゃん(12)は「おいしいけど、早く家でご飯が食べたい」とこぼした。

 午前9時半ごろには、同県米子市水道局の給水車が飲料水の提供を始め、住民らが容器を持って集まった。

 震度6弱の同県湯梨浜町が避難所を開設した高齢者福祉センター「東湖園」には、一時は50人以上が身を寄せた。高齢者が多く、朝は地元の住民から届けられた梨などを食べた。パート従業員の女性(68)は、ひざの悪い義母(92)らと避難。夜間に何度も余震が襲い、その度に「また来た」という声が部屋に響いた。女性は「あんまり寝ていません」と話すが、揺れが収まるまでは帰宅する踏ん切りがつかないという。

 震度5強だった同県三朝(みささ)町の町総合文化ホールの駐車場では、10台近くの車で車中泊をする人がいた。山下勇さん(58)は「ホールは人がいっぱいで気が休まらない」と、娘と2人で車の中で一夜を過ごした。毛布にくるまって寝たが、満足に足を伸ばせず、疲れがたまったという。「避難所で過ごすか家族と相談するが、余震もあるし、不安で迷っている」

 湯梨浜町の「ハワイアロハホール」の駐車場では十数台の車が夜もエンジンをかけ、車中泊をしていた。保健師らが「(ホールの)中は足を伸ばせますから、つらくなったら入って下さいね」と声をかけて回ったという。

 鳥取県などは22日、各地の避難所に保健師を派遣。車中泊はエコノミークラス症候群になる恐れがあるため、適度な運動や水分補給をするよう求めるチラシを配布するなどして注意を呼びかけている。

 同県北栄町国坂では、地区の住民ら約15人が集落内の広場にあるビニールハウスへ自主避難し、ストーブ2台を囲んで暖を取りながら夜を明かした。自治会長の山信幸朝さん(73)によると、15年ほど前に不要になったブドウ栽培用のものを譲り受け、設置したもので、普段は地区の行事などで使っていた。時折横になったり、車に行って仮眠したりしたが、余震があるたびに目が覚め、ほとんど眠れなかった。それでも「まさか地震で役に立つとは思っていなかった。ここなら何も落ちてくるものはないので、みんな安心していた」。明るくなり始めると、それぞれ自宅の片付けに戻ったという。

■市職員に詰め寄る住民も

 鳥取県三朝町では22日午前9時ごろから、小雨が降り始めた。屋根瓦がはがれ落ちた家屋が多く、住民たちはブルーシートを屋根にかぶせる応急処置に追われた。

 町役場には、朝から「雨が降る前に何とかしてほしい」「応急処置でいいのでシートのようなものを配ってくれないか」などの要望が相次いだ。町は備蓄分や同県岩美町から届いた大量のシートなどを配布。屋根の上での作業ができない高齢者のため、県に支援を要請した。

 倉吉市上灘町地区でも同様の心配が高まる。自宅で一夜を過ごした会社員の小谷勝夫さん(65)は小雨の中、自宅の被害を確認。「雨が降れば雨漏りしてしまう。それが一番心配だ」と話す。

 倉吉市は22日早朝、市役所で住民にブルーシート4600枚の配布を始めた。だが、午前8時ごろには底をつき、配布を一時中断。市役所周辺は配布再開を待つ住民でごった返し、「まだ配らないのか」と職員に詰め寄る場面もあった。

 市は県から届く予定の3千枚を待ちながら住民に整理券を配布している。整理券を手にした会社員男性(50)は「1時間半ぐらい待った」と疲れた顔つきで話した。

 避難所で一夜を過ごした会社員長栄強さん(49)は、21日にホームセンターでブルーシートを買った。業者に依頼しようとしたが注文が多く、すぐには対応してもらえそうになかったため、自力で応急処置をする予定だ。

 「熊本地震のように、さらに大きな揺れが来るのが怖い」。家の中は棚が倒れるなどして散らかったが、また大きな揺れが来るかもしれないと思うと、片付けは後回しだという。


風雨に警戒

2016-10-22 23:22:51 | 日記

鳥取、続く地震 避難1300人超、23日は風雨に警戒

 鳥取県中部を襲った最大震度6弱の地震の後も、震度1以上の揺れを観測した地震は22日夜までに160回を超えた。公共施設などに避難している人(22日夕時点)は1300人以上で、深夜にかけてさらに増える可能性がある。観光や農業でも深刻な被害が明らかになってきた。

【写真】ナシ農家の平尾一己さん(奥)の畑では、袋がけをしてあった晩生(おくて)ナシの「愛宕」が数多く地面に落ちていた=22日午後1時36分、鳥取県湯梨浜町、横山翼撮影

 県災害対策本部によると、22日時点での負傷者数は16人。震度6弱だった倉吉市で、倒れた墓石で腰などを打った90代の女性が22日に重傷と診断され、重傷者は2人になった。体調不良を訴える人もおり、湯梨浜(ゆりはま)町の避難所では22日朝、30代女性が救急搬送された。倉吉市役所でもブルーシートの配布場所でめまいを訴えた男性(62)が搬送された。

 行方不明だった三朝(みささ)町の男性(86)は22日朝、自宅裏で倒れているところを発見された。頭にけがをして衰弱していたが意識はあるという。

 住宅の被害は全壊3棟、半壊2棟に加え、屋根の瓦が落ちたり壁が崩れたりする一部破損が229棟に上った。最大約1万6千世帯が断水した倉吉市では水道が順次復旧したが、22日午後4時現在でも約1千戸で続いている。県内の水道事業者や自衛隊、松江市などの給水車計17台が活動にあたっている。

 気象庁は、1週間程度は最大震度6弱の強い揺れが起こる可能性があるとして警戒を呼びかけている。鳥取地方気象台によると、県中西部は23日は昼過ぎから夕方にかけて雨が降り、風が強まるとみられている。

 気象庁によると、震度6弱以降、22日午後10時までに震度4を6回、震度3を20回、震度2を44回、震度1を97回観測した。


未知の断層

2016-10-22 23:17:52 | 日記

<鳥取中部の地震>未知の断層が原因 政府調査委見解

<鳥取中部の地震>未知の断層が原因 政府調査委見解

今回地震を起こしたと推定される断層

 政府の地震調査委員会は22日、臨時会を開き、鳥取県中部の地震は「これまで知られていない長さ10キロ以上の断層がずれて起きた」とする見解を示した。

 調査委は今年7月、中国地方の活断層を対象に、今後30年以内にマグニチュード(M)6.8以上の地震が起きる確率を公表。同県など北部区域の確率を40%と高く算定していた。

 北部区域にはM7以上の大地震を起こす恐れがあるとされる長さ20キロ以上の主要活断層はないが、M7級の鳥取県西部地震も同様に地震前に断層の存在が知られていない場所で起きた。委員長の平田直・東京大地震研究所教授は「地表に活断層が現れていなくても、被害を及ぼす地震が起こる可能性は全国どこでもあるが、中国地方の北部区域はその典型的な例といえる」と話した。


日本列島

2016-10-22 08:32:29 | 日記

雪と真夏日が同居する日本列島 裏に台風の影

この極端な気温差、台風が一因となっています。台風21号と22号はともに大陸へ進み、日本への直接の影響はありませんが、暑い空気を北へ押し上げます。その暑い空気が北へ広がることで、北の冷たい空気を押し出す形となり、北海道に冷たい空気が流れ込んでくるのです。

 一方で、九州や四国など西日本には、台風が押し上げてきた暑い空気が入ってくるため、日本の北と南で極端な気温差が生まれることになります。

 北海道では来週にかけて、断続的に冷たい空気の影響を受け、何度か雪が降りそうです。
 また、来週には冷たい空気が少しずつ本州方面にも南下して、各地の暑さは一段落。朝晩は冷えるようになって、西日本や東日本でも秋が深まりそうです

にほんはどうなってるの~夏?冬?


列島壊滅

2016-10-22 08:16:40 | 日記

2019年までに富士山大噴火!? 列島壊滅に備えよ

 阪神・淡路大震災から20年の歳月が過ぎ去り、日本列島各地には、新たな災害の危機が迫っている。国の中枢を破壊する首都直下地震、人口密集地を津波と火災が同時に襲う南海トラフ地震に加え、富士山にも不気味な予兆がある。

 2万人以上の死者を出した1707年の宝永大噴火以来の異変を指摘する声が高まっているのだ。地震学者で、琉球大学の木村政昭名誉教授が語る。

「富士山では東日本大震災の後、マグマが上昇し、斜面や山麓に亀裂が入り、地熱が上昇するなどの異変が見られる。いつ噴火してもおかしくない状況で、19年までには噴火の兆候がはっきり表れてくると考えています。太平洋プレートが日本列島へ潜り込んでいくプレッシャーは、東北地方では東日本大震災で解消されたが、今はその北と南にかかっている。富士山だけでなく、御嶽山の噴火や昨年11月の長野県北部地震などの異変もそのためです」

 木村教授の予測では、次に富士山が噴火する場合、火口は北側の斜面。溶岩が富士五湖や自衛隊演習林の方向に流れ出し、登山客がのみ込まれる恐れがあるという。富士山から100キロほど離れた首都・東京も無傷ではすまない。防災・危機管理ジャーナリストの渡辺実氏がこう指摘する。

「噴火2時間後には東京でも降灰が始まる。火力発電所が灰を吸い込んで大規模な停電が起き、新幹線や高速道路など交通もストップします。火山灰にはガラス質が多く含まれるため、肺に吸い込めば病気の原因となり、目に入れば最悪、失明の危機もある」