うさぴょん

思いのままにマイペースに進む

ポジテイブに!!

気になることを発信!<自分で読んでなるほど~!!>

「活断層なくても起きる」

2016-10-22 08:11:50 | 日記

鳥取、なぜ大地震多い 気象庁「活断層なくても起きる」

 21日午後に最大震度6弱の地震が起きた鳥取県は、これまでも大きな地震が繰り返し起きてきた地域だ。震源付近に活断層は確認されていないのに、なぜ、起きたのか。

【写真】ひびが入ったオートキャンプ場の駐車場=21日、鳥取県北栄町、古源盛一撮影

 「今回のような地震は活断層がない所でも起きる」。気象庁では午後3時40分から青木元・地震津波監視課長が記者会見した。震源付近で明確な活断層が確認されていないことや、地下の浅い場所が押し合って起きる「横ずれ断層型」であることを明らかにした。

 気象庁によると今回の震源付近では、地震の約2時間前にマグニチュード(M)4・2の地震が起きたが、M4クラスの地震が繰り返しており、前震かどうかを区別するのは難しいという。発生後も震度1以上の地震が相次ぎ、青木課長は「活発な地震活動が続いている」と注意を促した。

 鳥取付近は中国地方でも地震活動が活発な地域ととらえられてきた。政府の地震調査研究推進本部は今年7月、鳥取県や島根県東部を含む中国地方北部で今後30年以内にM6・8以上の地震が起こる確率を40%と発表している。

 実際、過去にも大地震が起きている。1943年にはマグニチュード(M)6級の地震が2回起きた半年後、鳥取地震(M7・2)が発生して千人あまりが死亡。2000年の鳥取県西部地震(M7・3)では182人が負傷した。

 なぜ地震が多いのか。紀伊半島から四国沖の南海トラフ周辺では、陸側のプレートの下にフィリピン海プレートが沈み込み、プレート同士が押し合っている。

 西村卓也・京都大防災研究所准教授(地震学)のGPS(全地球測位システム)データの解析によると、中国地方の日本海側は瀬戸内側より年3~4ミリ東にずれ動いており、ひずみが集中しやすい地域がある。西村さんは「鳥取は地盤が比較的軟らかくひずみがたまりやすい。今回の震源付近はここ数百年はM7クラスの地震が起きておらず、ひずみがたまっていたと見られる」と指摘する。

 遠田晋次・東北大教授(地震地質学)は「山陰地方は常時、地殻がひずんでいる。地震がよく起きる地域が日本海側の内陸に帯状に広がっており、今回の規模の地震は起きやすい」と話す。

 中国電力によると、島根原発のある松江市では震度4を観測したが、運転停止中で異常は確認されていない。また、四国電力によると、震度3を観測した愛媛県伊方町にある運転中の伊方原発3号機も異常はないという。

 一方、原子力規制委員会と内閣府は、原子力事故合同警戒本部を初めて立ち上げた。原子力災害対策指針に基づき、原子力施設が立地する道府県で震度6弱以上の地震があると設置を判断する。今回は、鳥取県境に近い岡山県内に日本原子力研究開発機構のウラン加工施設「人形峠環境技術センター」があるため。

 機構などによると、施設は01年に運転を停止している。異常が確認されなかったことから合同警戒本部は約2時間後に解除された。


「活断層なくても起きる」

2016-10-22 08:10:30 | 日記

鳥取、なぜ大地震多い 気象庁「活断層なくても起きる」

 

 21日午後に最大震度6弱の地震が起きた鳥取県は、これまでも大きな地震が繰り返し起きてきた地域だ。震源付近に活断層は確認されていないのに、なぜ、起きたのか。

【写真】ひびが入ったオートキャンプ場の駐車場=21日、鳥取県北栄町、古源盛一撮影

 「今回のような地震は活断層がない所でも起きる」。気象庁では午後3時40分から青木元・地震津波監視課長が記者会見した。震源付近で明確な活断層が確認されていないことや、地下の浅い場所が押し合って起きる「横ずれ断層型」であることを明らかにした。

 気象庁によると今回の震源付近では、地震の約2時間前にマグニチュード(M)4・2の地震が起きたが、M4クラスの地震が繰り返しており、前震かどうかを区別するのは難しいという。発生後も震度1以上の地震が相次ぎ、青木課長は「活発な地震活動が続いている」と注意を促した。

 鳥取付近は中国地方でも地震活動が活発な地域ととらえられてきた。政府の地震調査研究推進本部は今年7月、鳥取県や島根県東部を含む中国地方北部で今後30年以内にM6・8以上の地震が起こる確率を40%と発表している。

 実際、過去にも大地震が起きている。1943年にはマグニチュード(M)6級の地震が2回起きた半年後、鳥取地震(M7・2)が発生して千人あまりが死亡。2000年の鳥取県西部地震(M7・3)では182人が負傷した。

 なぜ地震が多いのか。紀伊半島から四国沖の南海トラフ周辺では、陸側のプレートの下にフィリピン海プレートが沈み込み、プレート同士が押し合っている。

 西村卓也・京都大防災研究所准教授(地震学)のGPS(全地球測位システム)データの解析によると、中国地方の日本海側は瀬戸内側より年3~4ミリ東にずれ動いており、ひずみが集中しやすい地域がある。西村さんは「鳥取は地盤が比較的軟らかくひずみがたまりやすい。今回の震源付近はここ数百年はM7クラスの地震が起きておらず、ひずみがたまっていたと見られる」と指摘する。

 遠田晋次・東北大教授(地震地質学)は「山陰地方は常時、地殻がひずんでいる。地震がよく起きる地域が日本海側の内陸に帯状に広がっており、今回の規模の地震は起きやすい」と話す。

 中国電力によると、島根原発のある松江市では震度4を観測したが、運転停止中で異常は確認されていない。また、四国電力によると、震度3を観測した愛媛県伊方町にある運転中の伊方原発3号機も異常はないという。

 一方、原子力規制委員会と内閣府は、原子力事故合同警戒本部を初めて立ち上げた。原子力災害対策指針に基づき、原子力施設が立地する道府県で震度6弱以上の地震があると設置を判断する。今回は、鳥取県境に近い岡山県内に日本原子力研究開発機構のウラン加工施設「人形峠環境技術センター」があるため。

 機構などによると、施設は01年に運転を停止している。異常が確認されなかったことから合同警戒本部は約2時間後に解除された。


「予兆」? 

2016-10-22 08:05:04 | 日記

鳥取地震は南海地震の「予兆」? 「しばらくは同規模の余震対応を」

 鳥取で頻発する地震、MBSは去年、南海トラフ地震との関連性について取材していました。

 「鳥取に関しては微小地震が線上にならんでいるというところがあって、そういうところが長い目でみると大きな地震を起こす原因になるかもしれない」(鳥取大学大学院工学研究科 香川敬生教授)

 過去に何度も大地震が起きている鳥取県。1943年9月には震度6を観測する「鳥取地震」が県東部を直撃。戦時中のため家屋や施設の被害状況は詳しく公表されることはありませんでした。

 この地震を引き起こしたのは、鳥取市の西にある鹿野断層と吉岡断層でした。この水路はかつて真っ直ぐでしたが、鹿野断層が動き東にずれたといいます。このとき2本あわせて約8キロの断層が動き、約1200人が犠牲となりました。21日起きた地震について鳥取大学の香川教授は・・・。

 「鳥取県東部と西部は1943年の鳥取地震と2000年の鳥取西部地震とM7級が起こっている。中部はこれまでにM7級の地震がなくて、比較的M6級の地震が過去にも起こっている場所」(鳥取大学大学院工学研究科 香川敬生教授)

 では、鳥取での大地震は関西とどんな関係があるのでしょうか?

 「そういう大きい地震があった少し後に、南海トラフの巨大地震が起きている」(地震考古学者 寒川旭氏)

 南海地震は約100年から150年の周期で繰り返し起きている巨大地震です。地震考古学者の寒川旭さんが指摘するのは、南海地震が起きる前後に山陰や近畿など西日本で大地震が相次いでいるということです。

 歴史を振り返ってみると1925年に北但馬地震、27年に北丹後地震。36年には河内大和地震が起き、43年に鳥取地震が発生しています。そしてその翌年に東南海地震が、2年後に昭和の南海地震が起きました。つまり、鳥取で起きる地震は南海地震の発生が近づいていることを告げる「予兆」である可能性があるのです。

 京都大学防災研究所の西村卓也准教授は、全国のGPSの観測データを基にした調査で、山陰地方の地下に歪みが溜まっていることを突き止めたといいます。西村准教授は、鳥取から島根にかけて日本海に近い地域で地盤が1年に4ミリ程度東にずれていると分析。歪みがたまって地震が起きやすくなっていると指摘します。

 「もしこの歪が全て地震になったとすると、1000年に1回、M7クラスの地震が起こりうるような歪みの大きさになる」(京都大学防災研究所 西村卓也准教授)

 21日の地震について香川教授も同様の見解を示しています。

 「京大の西村先生とかGPSで測られていますけれども、鳥取県・山陰地域が東西にひずんでいる、ひずみつつあるということが原動力だと思う。しばらくは同じくらいの規模の地震が起こることを懸念した余震対応が必要」


震度6弱

2016-10-22 07:57:04 | 日記

<鳥取・地震>20人が重軽傷 3000人が避難か

 ◇震度6弱、M6.6 

 21日午後2時7分ごろ、鳥取県を中心に強い地震が発生し、同県倉吉市と湯梨浜(ゆりはま)町、北栄町で震度6弱を観測した。鳥取市や岡山県鏡野町などで震度5強、近畿や四国地方でも震度4を観測し、広い範囲で強い揺れに見舞われた。気象庁によると、震源は鳥取県中部で、震源の深さは11キロ。地震の規模を示すマグニチュード(M)は6.6と推測される。鳥取県三朝(みささ)町では86歳男性が行方不明になった。鳥取県のまとめでは、県内で16人が重軽傷。岡山、兵庫、大阪の3府県と合わせると、重軽傷者は約20人にのぼる。

【写真特集】鳥取で震度6弱 テント内で夜を明かす女性も

 北栄町によると、町内で住宅2棟を含む計7棟の建物が全壊し、約10棟が半壊した。倉吉市や湯梨浜町でも建物の損壊を確認。鳥取県各地に避難所が設置され、約3000人が避難しているとみられる。境港市では小学3年生の男児が避難途中に転倒して、右手の指を亀裂骨折し重傷。

 同県は倉吉市、湯梨浜町、北栄町に災害救助法適用を決めた。倉吉市では市役所庁舎が損壊したため職員らが屋外へ避難。市内の同県中部総合事務所に市の災害対策本部を置いた。三朝町で行方不明の男性は、「竹を切りに行く」と言って地震前に家を出たまま帰宅していないという。同県伯耆(ほうき)町によると、町内の県道で土砂崩れが発生したが、車などは巻き込まれていないとみられる。

 岡山市東区では地震が起きた際、机の下に潜り込もうとした女性(74)が転倒して右脚を骨折、兵庫県加古川市の女性(78)が転倒してかかとを骨折するなど、いずれも重傷だった。

 警察庁は21日午後、警備局長をトップとする災害警備本部を設置。鳥取県倉吉市に岡山県警や島根県警による広域緊急援助隊を派遣した。

 気象庁によると、震源の近くに明瞭な活断層は確認されていない。内陸で起きたため、津波はなかった。この地震後、鳥取県中部では22日午前0時までに震度1以上の地震を103回観測し、うち6回は震度4を観測した。

 鳥取県では1943年に最大震度6を観測した「鳥取地震」(M7.2)、2000年に震度6強を観測し1府8県で計182人の重軽傷者が出た「鳥取県西部地震」(M7.3)などが起きている。鳥取地震の約半年前にはM6.2の地震が2日続いて発生したことがあった。こうした経緯を踏まえ、同庁地震津波監視課の青木元課長は記者会見で「揺れの強かった地域では同規模の地震が続く可能性もある。建物が倒壊しやすくなっている危険性があり、十分注意してほしい」としている。


年金計算!

2016-10-22 07:52:15 | 日記

年金試算、不適切な計算式を使用 塩崎厚労相が認める

 厚生労働省が年金の試算で不適切な計算方式を使い、現役世代の平均的な収入に対する年金額の割合(所得代替率)が高く算出されるようになっていた。塩崎恭久厚労相が21日の衆院厚労委員会で明らかにした。政府は厚生年金の所得代替率について「50%以上を維持」と公約しているが、将来的に割り込む可能性が高くなった。

 年金の試算は5年に1度、時々の経済情勢に応じて年金制度を見直す財政検証で行う。厚労省は所得代替率を計算する際に、分母となる現役世代の収入は税や社会保険料を除いた手取りとし、分子の高齢者の年金は税や社会保険料を含めた収入としていた。

21日の衆院厚労委では、民進党の長妻昭氏の質問に対し、塩崎氏は年金の試算について「役割を果たしていないこともありうる」と述べ、不十分だと認めた。その上で「次期財政検証に向けて議論する」として、2019年度の財政検証の際に新しい計算方式を検討する考えを示した。

 会社員の夫と専業主婦の2人のモデルケースでは、13年度の厚生年金の所得代替率は62・6%とされている。厚労省によれば、仮にいずれも手取りで計算すれば53・9%に低下。いずれも税や社会保険料を含めると50・9%になるという。