ここあコテージⅡ

鳥撮り、ガーデニング、手作りした物などを紹介します。

休暇中の鳥見⑦水鳥たち

2021-03-29 06:36:26 | 

休暇中はあちらこちらの海岸、川、池や沼に行きました。

その時に見た水鳥たちをアップします。

 

 

コガモ。

オスとメスの大群があちこちで見られました。

私の地域では結構多く、増え続けているように思えます。

川、池、湖の淡水に多いですね。

時々は海辺でも見られます。

 

 

夏羽のカンムリカイツブリ。

(カイツブリ目カイツブリ科)

繁殖羽となって、色が茶系で濃くなりました。

頭に冠のように冠羽が付いていて、

メスと会うと、冠を立ててアピールします。

オスとメスの求愛ダンスが面白くて、

交互に首を上下に振ったり、横に振ったり・・・。

まねっこしているような感じです。

この時期は雌雄両方そろった所を撮りたくなります。

この日も2羽いたのですが、近寄ってすぐに離れてしまいました。

こちらでは繁殖しています。幼鳥はシマシマ模様です。

 

 

 

冬鳥のミコアイサ(通称/パンダガモ。カモ目カモ科)

ご覧の通りの独特の風貌。顔が一見怖そうですが、

パンダのような目は、よく見ると丸くてかわいいのです。

まるでサングラスをかけたおっさん風ですが、

実はとても警戒心が強くて、

少しの足音や気配でも、飛んでいってしまうので、

撮影には慎重さを要します。

 

 

左がメスですが、全然違いますよね。

今回も距離がかなりありましたが、

物音を立てないようにと気をつけました。

 

別の個体です。

メスはよく見ると、オスのような怖さはなく、

地味ですが、喉の白さで、

フォルムは遠くからでもミコアイサとわかりやすいです。

 

ミコアイサは「巫女」の白装束のようなので、

そんな名前が付けられましたが、

白いのは男の子ですよね。笑

 

ミコアイサは私の地域では多くないですが、

それでもここ数年は池などで数組見られます。

また秋に戻って来てほしいです。

 

 

***

 

 

おまけの写真は、

津軽富士見湖(「鶴の舞橋」のある)で出会った場面を。

 

 

ある晴れた午後の湖に、

突如として現れた猛禽のオジロワシ。

それも一気に4羽も!

たくさんいるのはオナガガモたちです。

どうなるかしばらく見ていました。

 

 

オジロガモは、何回か水中めがけて飛び込みますが、

カモたちも必死です。

(よく見ると、何か咥えていました。魚?

 

それにしても一度に4羽のオジロワシでは、

オナガガモたちもたまったものではありません。

ワシが狩りを失敗するのを見て、

「ああ、良かった!」と胸をなで下ろすのですが、

ワシもまた必死なんですよね。

 

オジロワシがたまにこの湖に来るのは知っていましたが、

まさか4羽も、しかもどれも若鳥のようです。

親から独立して、自力で獲物を獲得するのに、

ここは最適な訓練の場なのでしょう。

 

(カモが捕らえられた写真もありますが、

掲載は控えました。これが野生の現実です。)

 

野生の現実と言えば、最近公園を散歩中に、

羽が無惨にも抜き取られ、散らかっている場面に出くわします。

何回か見つかった中で、先日は大きめの羽も

散らかっていて、少し先には骨らしきモノもありました。

おそらくカモの仲間が猛禽に食べられたのでしょう。

カルガモかマガモのメスあたりと思われます。

 

食うか食われるかの厳しい世界ですが、

それもまた生態系には必要な事で、

うまく循環してこその、この世界なんですよね。

でも、それを直視するのは、やはり辛いです。

すべての生き物に感謝を忘れてはいけないですね。