桜が開花したばかりの近所の公園で出会ったのは、
今季初のアオジでした。
目の周囲が黒いのはオスです。
チッチッチッ・・・と鳴いています。
羽だけ見ると、スズメのような感じに見えますね。
お腹は黄色で、焦げ茶色の縦斑があります。
枯れ葉の斜面に降りると、同化してわかりませんね。
追いかけていきましたが、このあと飛んでいきました。
アオジは、こちらでは留鳥ではなく、
冬は国内の南に移動している漂鳥扱いかと思います。
10月末くらいまで見かけ、春には戻ってきて、
初夏には里山や雑木林で繁殖しています。
今後はどんどん増えると思います。
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アトリは、こちらでも冬鳥ですが、
まだまだたくさん残留しています。
アトリのメス。
夏羽でも顔が薄いので、オスとの違いはわかります。
近くには大きな松の木があって、
そこと地面とを行き来していました。
この群は全部で10羽くらいでしたが、
ほとんどがメスでしたよ。
オスはどこに行ってしまったのでしょうね??
メスのお顔は優しいですね。
松ぼっくりから実を取り出して食べたのかな。
もうしばらくはいてくれそうな気がします。
5月には渡るかな?
公園の植物も段々増えてきました。
ヒメオドリコソウです。
ピンクでかわいいですが、有毒なので注意です。
数日前まで固かったつぼみも、ようやく開いてくれました。
これは八重の椿だと思いますが、
一重の椿のような黄色いしべは見えませんね。
それに、花首から落ちるのが椿ですが、
下を見たら、数枚の花びらが散っていました。
ということは、これは椿ではなくて、サザンカなのでしょうか??
椿の事についてはよくわかりません。(^^;)
さて、いつも鳥見をしている園内の雑木林ですが、
昨年も紹介したように、オオウバユリがたくさん生えています。
先日、雑木林に行くと、看板が出ていました。
初めて立てられた看板2本。
もしかして、ここをオオウバユリ園にでもする予定?
最近、ここは随分古木が伐採され、
少し明るくなりました。
オウバユリは日陰を好むので、半日陰は良い環境です。
オオウバユリの新しい葉です。
中央の太い茎は、昨年のオオウバユリの茎。
今年も楽しめそうですが、ここにオオウバユリ園ができたら、
小鳥たちは人に驚いて、来なくなりそうな気がします。
オオウバユリは好きですが、鳥が来なくなるのは嫌です。
複雑な心境です。(;;)
(この雑木林には、ミソサザイ、フクロウ、カワセミ、
ウグイス、キセキレイ、数年前にはコマドリも来たのですよ。)
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今日から弘前公園の「準まつり体制」になり、
お店も開店しています。
準まつり体制は1週間早く開催します。
(桜が早く開花しているので、早めに行うのです。)
せめて露店は中止にしてほしかったです。
(県内は5つのクラスターが発生しています。
収束どころか、増加し続けています。)
観光客の方々に、是非ルールを守って下さるように
お願いする以外ないですね。
宜しくお願い致します。